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中の人日記・疲れる夢編

 先日、寄生獣みたいなのと戦う夢を見て疲れた。

 寄生獣はリアルタイム連載時に読んだっきりで、昨今のアニメとか復刻とか見てないので、細かいこと(寄生獣のビジュアルとか)なんかすっかり忘れていたのだが、検索してみたら夢で見たのは割とそのまんまだった。
 記憶が「思い出せない」現象というのは、思い出すための引き出しとか糸口を見失っているだけで、情報自体は脳に残ったまんま消えていない、という話を思い出して「あーこういうことかー‥‥」としみじみした。

 しかし夢自体は前述の通り超疲れた。
 夢の中の自分は相変わらずリアル自分ではなく、例の如く二十代半ばの青年。<家族構成とか全く違う。いつもこんな映画を見てるような夢。
 夢の中の自宅には、ちょっと前から大学教授の父と大学生の兄弟(多分遠い親戚)が居候している。
 両親は細かい事情を語らないが、多分噂の寄生獣騒ぎで避難してきたんだろうな、と主人公は思っている。
 しかしその一家が、ある時不意に帰ってこなくなる。
 もしかしてこの街にもあの寄生獣が紛れ込んでいて、そいつらにやられてしまったのでは‥‥と皆が心配するものの真偽は解らず。
(夢の中の世界では、寄生獣の存在はまだ噂だけで、実在のものとは報道されていない。<そこら辺原作っぽい)

 そして主人公がどっかに出掛けるため電車に乗ったらば、そこに寄生者が数人紛れ込んでいて、寄生されていない乗客を殺し始めたので、逆ギレした主人公+数人で撃退。
 夢の中の寄生獣は原作のように頭に融合している訳ではなく、体内に潜んでいるだけらしい。
 なので、口とか目からにゅるっと本体をのぞかせたところを引っ張り出してしまうと、あとは踏み潰したり切り刻んだりで割と勝てる。
(ただし寄生されていた人間は助からない。寄生獣が引っ張り出された時点で死ぬ)

 それで戦っているうちに駅を乗り越し、「ここドコ‥‥」な遠くの駅に辿り着いてしまう。<下手すると県外。
 帰ろうにもその騒ぎで電車は止まり、知らない街に足留めを食らってしまった状態。
 仕方なく一緒に戦った人達と街中をウロウロして情報を集めると、一見平和っぽいそこの街も、やはり寄生獣が秘かに侵略を進めつつあるらしい。
 そこの寄生獣の親玉(ポジション的にはゲームで言うところの中ボスくらいの感じ)は、柳原可奈子似の、すっげえ太ってるけど化粧とか身なりとか派手なギャルっぽい女で、太いのに動きが速くて超強かった。
 しかし皆で何とか頑張って、そいつの手足を折るとかで行動不能に陥らせ、再生の隙を与えないよう、倒れたところですかさず背中を踏み、金属製のスコップで後ろからガツッと首を切断!
 切断面から寄生獣がにゅるっと出てきたが、寄生者の首を落とされると中身もダメージを受けるので反撃は不可能。やがて動かなくなる寄生獣と首無し寄生者。やった勝った!
 しかしここがこんな状態ということは、他の街もかなりこいつらにやられてるんじゃ‥‥俺達これからどうするべ。やっぱ戦うしかねーか?
 ‥‥というところで目が覚めた。

 この前の吸血ゾンビといい、何でこんな夢ばっか見てるんだ俺‥‥
 なんかもしかして俺、眠る度に毎回どっかの異世界に召喚されて戦ってるんじゃねーだろーなエレコーゼか!と思わず突っ込んだりなんかして。
 でもあるいは、いつも夢で行く同じ街が、秘かに何か(複数種類)に侵略されつつあるんだとしても嫌だよな‥‥
(夢の中の街はいつも同じ街のあちこち違う場所で、それなりに時間経過がある。建物や店がなくなってたり新しくなってたり、電車の路線が新しく増えてたり。だからそういう事件が起きてても不思議ではない)

 いやー疲れました。
 どうせなら、夢の中では「あの店のパンは美味しい」と解っているのに、食べるシーンを一度も見たことがないパンを実際に食う夢とか見たいです‥‥


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 ここら辺は寒いせいか、ザリガニを見たことが一度もありません。お城の堀にはいるという噂なのですが「ザリガニ釣り禁止」という看板が昔からあるため、釣ったことがあるという話をついぞ聞かず。まあ泥臭かろうがジャリジャリしてようが、ソードは気にせず食うだろうなあ‥‥とは思います(笑)<鶏レバー食った時も「昔食った肉食ヒルに似てるけどもっとうめえな!」とか言っていたからな‥‥

デビ小ネタ・日本と魔界とフランス料理編

 ある日の夜。
『ニホンザリガニとアメリカザリガニ・外来種の脅威と絶滅危惧種』的な番組を見ていたソードが、傍らの双魔(魂)にふと問うた。
「なぁ、よォ、あれって食えるのか?」
「んー、フランスとかの外国では食べるらしいけど、日本では食べないね」
「エビとかカニとかの仲間じゃねーのか? 何で食わないんだ」
「ニホンザリガニは絶滅危惧種だから、そんじょそこらにはいないんだよ」
「あっちのでっかい奴はウジャウジャいるんだろ?」
「アメリカザリガニの方? あれはちょっと、日本で獲れるのはいまいち不味いっていうか‥‥」
「でも食えるんだな?」
「でも全っ然美味しくはないよ? 養殖してるようなのは解らないけど、そこらにいるような野生のやつはそもそも棲んでる水が汚いから、生臭いっていうか泥臭いっていうか―――」
 そのやりとりを傍らで聞いていた神無が、そこで一言。
「‥‥待て。そのやたらと具体的な情報はどこからだ?‥‥」
「‥‥‥‥‥‥」
「あ? 何だ、食ったことあんのかよ双魔」
「‥‥あるんだな‥‥」
「‥‥子供の頃、オタク的好奇心と探究心に負けて、つい‥‥」
「何でそんな妙なところだけ、無謀な勇気を発揮するんだお前は‥‥」
「ていうか、だったら何でサイクロプス食わねーで残したんだよ! もったいねーだろ!」
「いやあのソードさん、ザリガニとサイクロプスを同列で語るのはちょっと‥‥」

(この後は、「だって似てるじゃねーか」「ザリガニは人間を襲ってこないよ!」という話題でしばし紛糾します)


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 二名様のパチに感謝! 調子悪いのか元気出せ!的な感じ? 「イグアナ回路の不調」とひとまとめにしてますが、内実は、1.単にネタがない。 2.ネタはあるが忙しくて纏めている余裕がなかった。 3.体調が悪くてそれどころじゃない。 の3パターンがあります。でもそんなこと言っても言い訳がましいし面白くないし、爬虫類の事情など閲覧者のヒトには知ったこっちゃないので、何となく面白げな言い方をしてごまかしているのでした。
 別に更新なんか好きな時にすればいいんだけども、そうやってだらだらしていると果てしなくサボり続けるのが目に見えているもんで(ナチュラルボーン怠け者だから)、何となく自分に規律を課しているのです。本音は常にだらだらしていたい低温爬虫類です。

イグアナ回路の不調に負ける

 という訳で、本日はイグアナ回路の不調に負け越し、恒例6のつく日更新をお休みさせて頂きます。
 すまぬ。

 そういえば、これ説明してたっけ?と思ったので、今さらですがちょろりと解説をば。

 近年の、デビページの方からだけご覧の方はご存じないかも知れませんが、そもそも更新は通常時、里の方が優先(という前提)なのね。
 昨今はデビページばっかネタ更新してますが、基本的には6のつく日に里をメインで更新し、デビページはその隙間に(だから飛び飛びの6のつく日になる)、というのが基本な訳ですよ。

 そもそもデビページは当初里ページのおまけというか、オフライン情報を年2~3回更新すればいいや、というスタンスだったもんで‥‥
(だから最初は再録とかSSのページとかは存在しなかった)
(まあ里ページの方自体も、公開する予定は当初なかったんだけど、とあるアクシデントで公開を余儀なくされてしまい、今に至っているのだが‥‥)

 まあそんな訳なので、コンテンツの親子関係として「里>デビ」であり、デビページの更新がない時のお知らせはないけど、里もデビもお休みの時は里にお知らせを書く、ということになるのでした。

 早期回復で次の更新を目指したいと思っています、ハイ。


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 二名様にパチって頂いた! 感謝! シャンプーをパックスナチュロンに戻したところ、二回ほどで頭皮のかさぶたはなくなりました。あれは一体何なんだ。何故出来るんだろう、血のかさぶた‥‥謎。アレルギー・呼吸器科の先生にも「やっぱり石鹸シャンプーが一番いいんだよねえ」と念押しされてしまったですよ。いたたまれない。
 そういえばハイキューにも謎が‥‥あんな大ジャンルなのに、唯一のジャンルサーチが閉鎖したばっかりとかでびっくりしたですよ。しかもそこ一個しかなかったのか?!と二度びっくり。ジャンル大きいとサーチ乱立とかしないか普通。カプ別とか、A受とB受でサーチが別とか、他のジャンルではよく見たもんだが‥‥謎深い‥‥

中の人日記・ふと絶望する瞬間編

◇絶望その一

 久々に合成シャンプー使ったら、頭皮に血のかさぶたがごっそり出来た。

 わたくし普段は石鹸シャンプーであるパックスナチュロンを愛用しているのです。
 しかし秋風吹きすさぶ昨今、頭皮の乾燥に悩んでおりまして。
 ふと出来心で、イグ母用の合成シャンプー(合成だが、成分がいい方であるという噂)の「牛乳石鹸 カウブランド無添加シャンプー」を使ってみたのです。
 そしたらば。
 おお、これは無香料のせいか咳が出ない!と、いっとき感動したのですが、気付くと頭皮にぼつぼつと、滲み出た血が固まったような、赤黒いかさぶたが出来ているではありませんか‥‥
 痛くも痒くもないんだけども、頭皮マッサージをしていると「ぼそっ」とした手触りがあり、カリカリ引っかいて取ってみると乾いた血のかたまり!っていう‥‥ど、どういうこと?

 そんな訳で、また元通りパックスナチュロンに回帰。
 頭皮の乾燥は、シャンプー後のまだ濡れてるうちに、濡れ手に広げたスクワランオイル二滴をすり込むことで対応。
 にしても、評判のいいカウ無添加ですら駄目なのか俺‥‥と、微妙に絶望したのでした。
 がっかり。


◇絶望その二

 昨今ポロポロ書いている通り、アニメ化以来、ハイキューにハマリ倒しているのです。
 どうせこの萌えもデビ原稿が始まるまでだ!と解っているので(※)、勢いのままに二次作品を読み漁っていたのです。
 が。

 ざっと見た限り、カプ的に多数派なのはやはり主役コンビの影山×日向っぽい。
 しかし原作での立ち位置イメージのせいか、あんまりベタベタの恋愛沙汰になってる作品は好みではなく。
 そして俺、どんなジャンルであっても、受の人がやたら小っちゃ可愛く内股で、常に顔赤くしてるような乙女キャラに魔改造されてるのも好きではなく。
 そのそもスポーツものだから、受け攻め問わずキャラは思いっきり体育会系だし、しかも原作でそんなべったり仲いいコンビでもないし、その距離感で信頼関係があるのが萌えじゃんかよ、とか思いつつ人様の作品を読んでいて、ふと気付く。
 ‥‥それ、うちのイオソのキャラ観・カプ観と一緒のパターンじゃん‥‥

 そんでもって、影日の他にこれも好きかなーと思ったカプを思い返せば、及川×影山(受攻は別に逆でもいい)。
 しかしこれも原作の立ち位置が(略)、あんまりべったり恋愛してる感じでは(略)、となると、影山の方が一方的に矢印向けてる感じの、過去の傷を引きずった不幸系悲恋ものの方が‥‥って、それはうちのシバ×ソードだろう!と(略)

 いや待て、これ逆に及川の方が矢印向けてて影山が全然気付いてない感じの、ちょっとヤンデレ入った及影(影及でもいい)も好きかも―――いやそれはうちのシバ×サタン(略)
 あとは緊急避難的な、及川さん引きずった影山と菅原(逆可)とか―――いやそれは何だかうちのイオス×双魔(略)

 あまりに特殊状況すぎる神双のパターンだけが見つからなかったのが幸いだが、何か俺はもう駄目だァッ!と絶望した。
 あんなド健全スポーツものの二次を読んでいても、結局デビでやってるパターンから逃れられないのか‥‥!
 なんかもう「この道はいつか来た道」どころじゃねえ。
 出口も入り口もない閉ざされた円環、ウロボロスの駅前ロータリーを永遠にぐるぐるし続けている感じだよ!

 世の中にはどのジャンルに行っても、ホモカプの結婚女体化妊娠出産オリキャラ子供の生涯&オリキャラ孫が生まれるまでを見届けて大往生する、ってパターンばかりを書き続ける人とかいて、「あーそれがこの作者本人の願望なのね‥‥」と遠くを見詰めてしまうことがあるのだが。
 デビとハイキューという、何の共通点もない作品にまで同じパターンを求めてしまう俺の深層心理&願望とは、一体如何なるものなのか‥‥!

 延々と考えても一向に全容が掴めぬ。
「いや解るよ! これだろ!」と看破した人は、是非こっそりと教えて下さい‥‥

(※‥‥毎度のことなのだが、コミケ受かって原稿を書き始める時期になると、読み専の他ジャンル萌えがすぱーんと消え失せる。理由は全く不明)


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 最終回つまんなかったのか元気出せ!的なパチに感謝! いくつかの特撮感想ブログも読みに行ったんだけど、やっぱ全体的に辛口でしたなあ‥‥現行戦隊の方も、全然駄目ではないにしろ、なんつか全面的に面白いとは言い難いし、しばし続く特撮の不作に途方に暮れています‥‥絶望のあまりファントムが生まれそうです(by仮面ライダーウィザード。でも前年のウィザードもいまいち面白くなかったんで、ずっと不作が続いているという)。何だかなあ。

イグアナ日記・やはり微妙な鎧武最終回編

 つらつらと録画を見ながら、
「あーこれ絶対虚淵脚本じゃねーな‥‥虚淵だとしたら、監督とか東映サイドが完膚なきまでに手を入れたな?‥‥」
 と思っていて、いざエンドクレジットを見たら案の定、脚本は鋼屋ジンでした。
 解りやすい。
 次回作のドライブが面白いといいなと思いつつも、何となくテンション低い俺。
 あまり期待しないで次週を待つ。


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 二名様にパチって頂いた! 感謝!
 里ネタはほんと、ネタだけてんこ盛りストックがあって、書く手が全く追いついていません‥‥例えば結界の儀式なんかも、現在はもうイグと幸猫の担当じゃなくなってるんだよね。
 里ページで「猫とイグアナが夜ごとドンチャカやってます」とか書いた少し後に、レッドがタイツ王を崩して一ヶ月くらい療養を余儀なくされたのね(この辺は「死期」の後のオムライス話の内容)。そんで「メンバー固定はやっぱきついから、当番決めて持ち回り制にするべ」ってことになって、今は色んな獣が順番にやっているという。そこら辺の話を書けるのはいつの日か‥‥血が暖まりにくくて行動が遅い変温動物なので、光陰矢の如しな時間の流れにいつもびっくりしているですよ‥‥

イグアナ日記・更新編

 という訳で、久々に里の方更新いたしました。
 ずっとデビネタ更新が続いていたのでマジ久々。
 ネタ更新のバランスは、殺伐&萌え萌えしている時は中の人がデビネタを、ほのぼのボケボケしている時はレッドイグアナが里ネタを、という感じで、その時々で傾きが変わります。
 コントロールは全く不可能。内臓の不随意筋のような感じです。<違う?
 しかしボケボケしているうちに、すぐ冬コミ準備の季節がやってきてしまうので、多分そのうちまたデビモードに傾くかと思われます。
 相変わらず死ぬほど忙しくてマジ死にそうなので、冬コミに備え、魔王様には早めの電波送信をお願いしたい次第であります。


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 これは「何かそれ面白そうね!」なパチだったらいいな! イグは滅多にジャンプ系を読まないので(※)ハイキューも全くノーチェックでした。しかしアニメから入ったら超面白かったー! あれはいいアニメ化だった‥‥!
(※‥‥思い出した時にコミックスで続き読むのは、現在はトリコと暗殺教室くらい。しかも最近忙しいので途中で止まってて、最新刊まで読めてない)
 ラノベはぼちぼちですが、ログ・ホライズンの新刊とアニメ二期がそろそろですな。しかしログホラにはあまり期待していない‥‥アニメも原作も。面白ければ御の字って感じかなあ。気持ち的にはやや低温です。何でだろう。

中の人日記・読書編

◇ハイキュー!!

 アニメ版が終わってしまったのでぐったりしています。
 まあ原作はまだまだ続いているので、いいっちゃーいいんですが。
(結局コミックスを全巻揃えてしまったよ!)
 アニメ版面白かったなー。
 よく出来てたよなー。
 やっぱスポーツものだからさ、アニメで動いた時のスピード感とか解りやすさとかがすごくよかったんだよね。
 しかもほぼ「原作そのまんま」で、あの時間帯のアニメ化に付き物の変な改変とか捏造エピソードとかキャラの崩れとかなかったし。
(マギとかハガレンでよくやってた、突然二等身になって無駄なギャグ入れてくるノリがすっげえ嫌いだった。原作のストーリー展開を無駄にいじり回すところとかも)

 原作8巻分でアニメ2クール。
 コミックスは12巻まで出てるので、もうちょっと溜まれば二期あるかなあ。
 あってほしいなー、このままのクオリティで。
 このマンガ、基本的に嫌な奴が一人もいないし、薄ら暗い不愉快ネタもないので、スポーツにおける努力と才能のせめぎ合いを、毎回ハラハラドキドキと楽しく見ていられたですよ。

 そういえば、昔デビと同じ時期にサンデーで連載してたバレー漫画の「リベロ革命(レボリューション)!」も好きだったなあ、と思い出したり。
 あの時期のサンデーは名作揃いだったんだけど、今に至る編集部問題が既に始まってた時期だったので、リベロもちょっとダルい回り道展開の末(アレは何かのてこ入れだったのだろうか)、明らかに打ち切りな終わり方だったんだよなあ。
 ハイキューはジャンプだから、引き延ばされるか打ち切られるかの二択なんじゃないかと思うけど、とりあえずは原作の続きを楽しみに待っています。


◇はたらく魔王さま! 0巻

 過去編が出たのはいいんだけど、買っただけでまだ読んでない。
 前にも書いた通り、エンテイスラ編辺りからなんか面白くなくて絶賛盛り下がり中(イグの購読意欲として)。


◇ハコニワフールズ ―精霊、火炎放射魔、古い顔― (佐々山プラス 著)

 電撃文庫の新刊。
 ハーレムものとか異世界ナントカではなく、結構正統派の、いい意味でラノベらしいラノベだと思う。
 細かいことを知りたい人は、電撃公式の紹介ページを見てもらうとして、

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866858-3/

 大雑把なあらすじ。
 ちょっとした事情から大金持ちな田舎の村は、フリーダムにも程があるわ!という状態。子供達が都会に憧れて出て行ってしまうのを防ぐため、その財力で子供が絶対退屈しない、特異な村社会を作り上げちまったのである。
 そのため子供達はもうやりたい放題。でっかい水鉄砲、というかサバゲー用みたいな電動ウォーターガンにエタノールを詰めてライターを仕込んだ、即席火炎放射器を打ちまくる”炎の魔法使い”通称兄(アニ)さんっつーヤバイ人までいる始末。
 そんな田舎に、「精霊族のリリネット・ブルーグラス」を名乗るコスプレ少女が紛れ込んできて―――という感じで話は始まる。

 リリネットはどっからどう見てもただのコスプレした家出少女で、しかも精霊がどうとかの設定も、聞けば聞くほど穴だらけ。
 でもここの住人(というかフリーダムな子供達)は、誰一人そこには突っ込まない。自分達がやりたい放題な分だけ、他人のやりたいことにも文句をつけない/全力で釣られてやるという風潮らしい。
 そんでリリネットを巡る争奪戦が始まり、山道を爆走するバンガーレースに突入することになるのだが、自動車レースなのに参加者は小学生・中学生・高校生だったりとなんか色々とヤバい。火炎瓶が飛び交ったり、消火器で煙幕張ったりとかものすさまじい。

 主人公は数年前に都会から越してきた人で、最初はこの村ヤベえ!って驚いたものの、そのうち「あの不自由な都会にはもう二度と戻りたくない」と思うようになった人。
 リリネットは正にその都会から逃げてきた女の子で、最初は面食らったこの村のノリにも段々と馴染んでいく。
 読む方にも、最初はこの村ヤベーと思わせておいて、実はそのフリーダムにはそれなりの自己主張とか、子供個人の自己責任で成り立ってるということが段々解ってくるのが面白い。
 最初はただの危険人物っぽく描かれる兄さんも、終盤頃には「うわー兄さん素敵!」って思える展開もまたよかったなあ。

 榊は感想とか書くのが下手なので、もうちょっと細かいことを知りたい人は、アマゾンレビュー(現在一件あり)を読んでみることをお勧め。解りやすくてよく纏まってます。
 ただし、表紙絵とか見返しのあらすじはもうちょっと頑張れ!と思った。
 あれじゃせっかくの内容がよく解らないよ。勿体ない。

 という訳で、この作者の次回作に期待。
 ハコニワの二巻目があるともっといいな!

イグアナ日記・ハイレベル骨密度編

 先日、病院へ行ったついでに、何となく骨密度を測ってもらいました。。
 去年はイグ母が一年で五回も骨折してしまい、イグももしや骨が弱いのでは?という不安に駆られたのです。

 医者は「いやーまだぜんぜん心配要らないんじゃね?」的なノリで、レッドの神経質っぷりをせせら笑われた感じだったのですが、それでも念のため計ってみたところ。
 測定室にはパソコンと連動した、橈骨(手首から肘までの骨)を計る方式の機械があり、数十秒足らずでスキャンは終了。
「じゃ、また診察室に戻ってお待ち下さいー」
 と看護師さんに言われ、戻ってそわそわわくわく待っていたら、医者が何やらすっげえ笑いながら、測定結果の紙を持って現れた。
 な、何がおかしいんだ、何笑ってるんだ、やんのかコラ!などと、タスマニアデビルの如くビビりながら(※)思っていたら、医者曰く。

「あなた超骨密度高いよ! こんな人あんまり見たことないよ」

 と言われて再び笑われた‥‥な、何だと?!
 用紙を見せられつつ説明を受けたところ、イグの骨密度数値は

>Zスコア(同じ年齢の人の平均値との比較)128%
>Tスコア(若年成人の平均値との比較)122%

 ‥‥えーと。
 帰ってネットでググってみたら、Zスコアは「80%以上あれば正常範囲内」だそうで。
 若年成人、というのは、どうも18歳~20歳くらいの人の平均数値だそうで。
 あと、どっかの回答ページで「18歳くらいなら130くらいじゃね」的な記述を発見。
 ‥‥なるほどイグアナハイレベル骨密度。
 年齢考えたら有り得ないレベルの高密度っぽい。
 しかし医者。そこまで笑うほどウケることか、これ‥‥

 という訳で、結局有り得ないレベルの丈夫さを証明されて帰ってきたのでした。
 嬉しいようながっかりなような、名状し難い微妙な気持ち。


※タスマニアデビる/タスデビる‥‥里の獣弁で、「内心ビビりながらの喧嘩腰」あるいは単に「見かけ倒し」の意味で用いられる言い回しです。語源・詳細はそのうち里ネタとして更新したいと思います、はい。


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 更新確認!的なパチに感謝! 夏前からデビページの更新ばっかり続いていますが、そろそろ里ネタの方も進めたいと思っています。書きかけで止まってる小説も複数あるので、そこに電波が来るといいんだが‥‥しかしデビ小説ですら十年越しのネタがごっそりあるくらいの遅筆なので、なにとぞ気長にお待ち下さいませ。

中の人日記・更新編

(本日の日記はデビページの一言と共通ですよ)

 という訳で、小ネタSS三本収納いたしました(ペーパーのやつは大幅に加筆)。
 あと履歴には書いてないけど、前回ちょこっと書いた「ブラウザによるルビの表示の違い」を小説ページの注意書きに加筆とかもしました。
 なーんかいつの間にか、コミケ公式サイト(参加申し込みページ)の対応ブラウザがIEとChromeだけになっちゃってるんだけど、こんな問題を見つけると非常に釈然としない‥‥Firefoxは継続対応してくれよ‥‥スレイプニルみたいなコンポーネントブラウザ噛まさない限り、Chrome単独じゃ用が足りねーんだよ‥‥

 そういえば夏コミでは、スマホ使用の方に「サイトはこんな感じに見えますよー」と動作確認して頂いた。
 ぱっと見割と大丈夫そうだったが、もしかして違う機種だとまた見え方が違う!とかだったらどうしよう‥‥と無駄な不安に駆られています。
 何か見え方がおかしい!ってとこがあったら、パチパチから匿名で構わないので、どんどん教えて下さいまし。

―――

 そろそろ里の方更新したいなあ‥‥<ご無沙汰過ぎる。


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 突っ込みどころ超満載だな!な感じのパチに感謝! いやほんと、目が覚めて内容を思い出したら、あまりのアレさに茫然といたしました。もうちょっと辻褄を合わせろ!みたいな。元々映画っぽい夢をよく見る方なのですが、これはかなりB級というか駄作の部類でした(笑)<しかしそれだけにオチが気になる‥‥

中の人日記・既に詳細を書く気力もない編

 夕べ、夢の中で吸血ゾンビの団体と戦って疲れた。

 何故、場所がヨーロッパっぽいガラス張りの美術館(っぽくもあり、温室っぽくもあり。<ビッグサイト東館くらい広い)。
 何故、敵の吸血ゾンビが腐ってもいない見た目普通の、中世キリスト教の救世軍っぽい出で立ちの白人老若男女集団。
 何故、吸血ゾンビのくせに日光ノーダメージ。
(それで皆が避難してた建物に易々と進入された)
(ガラス張りなので、建物内のどこもかしこも灼熱の日照地獄だったのに)

 何故、ゾンビのくせに見た目幼稚園児のゾンビの王子様とやらを探しに来る。
 そして何故、その子供が避難民の中に混じってる。
(本人は自分の素性無自覚だった)
 ていうか何故、吸血鬼とゾンビが混じってる。
(キョンシーか!<しかし敵は全員白人っぽかったので多分違う)

 なんかもうどっから突っ込んでいいのか解らない夢だった。
 疲れた。
 どうせなら最後までオチをつけて下さい魔王様。
(途中で目が覚めちゃったので不完全燃焼感でいっぱい))