新キューティーハニー
魔王
ディープなファンが多い、新ハニーの登場です。キューティーハニー自体は、説明の必要もないほどに
有名な永井キャラですが、幾多のシリーズで、それぞれのハニーになっています。今回取り上げたのは、
1994〜1995年に渡って発表されたOVAシリーズの「新・キューティーハニー」になります。多くの方は、
1973年にTVシリーズとなった初代ハニーの記憶をお持ちでしょう。新ハニーは初代ハニーの続編という
形式になっていました。実際、ハニー自体のデザインも、73年版は中高生のようで、おしゃまな女の子と
いうイメージでしたが、新ハニーの方は文字通り一新。バストもヒップも、盛り上がるだけ盛り上がっている
超絶グラマーになっております。初代を思い出し、「あのハニーが、よくもここまで成長したもんだ」と、しみ
じみすること請け合いです。筆者としては、この新ハニーのデザインが見事にツボでして、中身を見ない
うちに書くことを決めてしまったくらいです。
それほどに気に入った元ネタではありますが、反省点も多数あります。書くにあたり、もちろん何度も
DVDを見ましたが、それでもまだ未消化な部分がいくつも残ってしまいました。まだ書くには煮込みが足り
なかったかなと反省しております。それと、この話はビデオシリーズ4話(つまりドルメック編の最終話)を、
そのまま使っています。だからビデオを見ていた人は入っていけると思いますが、未見の方には、やはり
わけがわからないかも知れません。申し訳ないです。もうひとつ、ハニーを凌辱するということに腐心し過ぎ
てしまい、他が疎かになってしまいました。つまり、新ハニーを知らない人には、よくわからない作品になっ
ているということです。本来なら、もっと設定を書き込むつもりだったんですが、出来ませんでした。実は今回
のドルメック編の前に、前振りとも言うべきお話が2編入る予定だったんですが、とにかく早いとこドルメック
に犯させたくって、飛ばしてしまいました。その2編で、新ハニーの世界観や設定等を説明するつもりだった
ので、どうにもなりませんでした。ハニー自体の解説や、例の空中元素固定装置について自分なりに考えた
ことなどは入れましたが、それだけでけっこうな量の説明になってしまい、これ以上説明を入れるのは長く
なりすぎるし、読む方も疲れてしまうだろうという判断です。いずれにしても悔恨です。
今回のドルメック編は、ハニーを犯すことだけを主眼に置いており、それ以外はありません。そういう意味
では、けっこう仮面の夏綿先生編に似ています。人気が出たけっこう仮面のように、ハニーの方も好評であ
れば、続編とも言えるパンサークロー(闇の軍団)編も、陽の目を見るかも知れません。
終焉