血の香り。
 叫び声は、断末魔の悲鳴なのか、鬨の声を上げているのか、アルヴィンには分からなかった。
 耳を塞いでも、目を強く瞑っても、逃れ得る事など出来はしない。
 これが時代。
 これが、アルヴィンの生まれた世界。
 人の世には尽きぬ事だ。

 夢、なのだろう。
 まだ濡れ濡れとした血に穢れた草原に素足で立っている。
 夢にしては、やけに感触が現実的だった。
 知らぬ光景ではない。薄曇りの空、見渡す限りの平野。遠くから響く剣戟の音。
 氏族単位での争いの尽きぬ土地。

 アルヴィンはこの地の、ある一氏族の族長の息子として生を受けた。
 父は野心の強い男だった。
 野卑ではなかったし、表だって優しさを見せる事は少ない不器用な男だったが、少なくとも息子を愛してはいたと信じている。
 ただ時勢柄、強く猛々しい事、武器を上手く扱える事を息子に強く求めていた。
 物心付く前から、アルヴィンはそんな野営地の中にいた。
 母は優しく温和しい人で、族長である夫の息子に対する躾に心を痛めていた。
 母の心配は杞憂に終わり、アルヴィンは内向的で温和しい、けれど利発な子に育った。
 それは同時に、父と母の、そして父とアルヴィンの溝も深める事になった。
 アルヴィンは武器の仕掛けや作りには才能を示したが、扱う事にはさして興味も示さなかった。
 そんなまだ十にもならぬ息子を戦いに於いて役に立たぬと、父はアルヴィンを見限った。
 そして……。

 一人の男が、父の下を訪ねてきた。
 白金髪に、冷たくさえ見える氷青色の瞳。白皙の美貌。
 整った顔立ちは、この世のものとも思えなかった。
 アルヴィンは、男の容貌について、それだけの事しか覚えては居ない。色合いと、顔容の整っていた事。その他、細かい顔立ちまでは朧気にしか思い出せない。
 男はアルヴィンと引き替えに、氏族の永久の勝利を族長に持ちかけ、族長……父は、それに応じた。
 男に手を引かれ、振り返り振り返り村を後にした、その時に見た父母の姿が、アルヴィンの生まれ育った世界の最後の記憶だった。

 リシャールの姿や態度は、その男を何処か彷彿とさせる。
 もっと冷たくて厳しかった様にも思うけれども、遙か彼方の時空に霞む男の印象は、リシャールのそれと酷似している様だった。
 だから夢に見るのだろう。
 リシャールの腕の中で、リシャールに抱かれながら、こんな厭な夢を見る。
 ノウラだって居てくれる。
 リシャールの腕が心地よくないわけでもない。
 だというのに、確実に、この不愉快な夢はこの状況が齎しているのだと確信できた。

 足の裏にまとわりつく様な草と血の感触。
 気付けば、自分の全身も血に染まっている様だった。
 そうだ。
 何から目を背けようと言うのだろう。
 自分はこんなに真っ赤だ。男の……そしてリシャールの好む色を笑えるだろうか。
 戦いは珍しい事ではない。
 望む望まないには関わらず、アルヴィンも巻き込まれてきた。
 掌に血の滑りを感じて、アルヴィンは眉を顰めた。
 こんなにも穢れている。
 この夢の中の姿をリシャールに見せつけてやりたかった。
 抱かないで欲しい。
 この身体も、自分への幻想も、何もかも。
 現実だけではなく、夢の世界でだって、自分はこの程度の存在だ。
 リシャールの美しい夢の世界には、住めない。
 黄金色の花畑が広がっている、リシャールの世界の住人にはなれないのだ。


 辺りがひどく騒がしい。
 ここに来て一週間。夜毎にリシャールに抱かれ疲弊し過ぎ、またもともと出歩くのが好きな質でもないアルヴィンが部屋から出る事は滅多になかったが、怒声や罵声が聞こえては気にもなる。
 不快な夢の後にこの様では、不機嫌も倍増した。
「何、あの声……」
 微かに、聞くに堪えない様な単語まで耳に入ってくる。
 露骨に眉を顰めながら、隣で微睡む男を揺り動かす。
「ん……何事だろうな……まあ、問題があれば誰か知らせに来るだろう」
 もう一眠りを決め込もうとするリシャールの腕からするりと抜け出て、アルヴィンは寝台を降りた。
「何か……気になる。ちょっと見て来ます」
「……珍しいな。君がそう積極的に動くなど」
「何かが……引っ掛かってて……」
 神経がざわめいている気がする。厭な気はしないが落ち着かない。
「ノウラ、分かるかい?」
──不思議な子が来ている、そんな感じね……──
「…………あの子、かな。……まさかね。早過ぎるし……」

「アルヴィンさんっっ!!」
「シリル!?」
 玄関口の広間に降りる大階段の上に姿を現したアルヴィンの耳に、思いがけない、けれども懐かしい声音が届く。
 階段の下にいたのは、紛れもなく家に残してきた同居人だった。
 シリル、と名を呼ばれ、少年は階上を仰いで満面に笑みを浮かべる。
 先触れもなく、忍び込もうとでもしたのだろう。捕らえようとする使用人達と格闘しつつ、階上のアルヴィンを見上げて嬉しげに大きく手を振ってみせる。
 その間にも手足が宙を舞い、使用人達を床へ叩き伏せていく。
 まだ若く高い声。歳はアルヴィンより僅かに上に見えたが、それでもまだまだ若い。
 肩の辺りで切り揃えた青みがかって見える黒髪に、瑠璃色の瞳をした綺麗な少年だった。
 険悪に吊り上がっていた切れ長の目が、アルヴィンを認めて一瞬にしてきらきらと輝き始めている。
 背丈も高くはなくどちらかというと小柄にも見えるが、大人達をものともしない程度の腕力はある様子だ。戦っていた余韻か、皓い頬に血が上って愛らしい程だった。
「どうしてここに……」
 階段を駈け降りる。
 アルヴィンの姿を見て、使用人達ははたと動きを止めた。
 アルヴィンに触れてはならぬとリシャールからきつく言い渡されている。アルヴィンの知り合いだというならば、シリルを傷つけるわけにもいかない。
 その間にもアルヴィンは広間まで降り、階下に待ち受けていたシリルの腕の中に飛び込むような形で抱き留められた。

 アルヴィンがリシャールに使いを頼んでから、まだそれ程経っていない。
 幾ら何でも早過ぎる。
 徒歩ではひと月以上かかるし、馬を使っても一週間では済まないだろう。とても託した手紙が届いていると思えない。
 ならば、何故今こんな所へ居るというのか。

「帰りがあんまり遅かったから、迎えに来ちゃいました」
 怪訝そうなアルヴィンに、シリルは花の綻ぶ様な笑みを浮かべてみせる。
 どちらかと言えば怜悧にさえ見える顔立ちの筈が、性格の熱さからか華やいで見えた。
「遅い、って言ったって……今日ここに着くには君、僕が家を出た一週間の間には、」
「貴方と一日だって離れているのが厭だったんです」
「だからって、こんな遠い所まで……」
「貴方のいる所になら、何処へだって駆け付けて見せますよ。まあ、ちょっと……この麓の街で見失っちゃったけど」
「リシャール様に拾われたからねぇ。……それはいいとして……これは可哀想だろう。シリルは強いんだから」
 床に伸びている幾人かの男達を眺めて眉を顰める。
「死んでませんから、大丈夫です」
 シリルは、得意げに笑って見せた。
 それに対して、アルヴィンはひどく複雑な表情を浮かべる。
 ここにこれ以上居続けても仕方がないとは分かっている。使用人達の視線も冷たい。下手を打つと、ノウラと同じ結末を迎えかねない。
 しかし、リシャールを放っては置けなかった。リシャールの孤独が、哀しみが、アルヴィンの心を捉えて離さない。
「帰りましょう」
「…………うん……僕も、そうしたいんだけどね」
「待ちたまえ!!」
 怒声が轟き、アルヴィンは弾かれた様に階下を見上げた。

 階段上の手摺りから身を乗り出す様にしてリシャールが睨んでいる。
「リシャール……」
 リシャールと目が合い、アルヴィンは視線を反らした。
 すぐさまリシャールも駈け降りてくる。
 そして、シリルの腕の中から強引にアルヴィンを奪おうとした。
 が。
 シリルのアルヴィンを抱き締める手は全く緩まない。
「離したまえ。アルヴィンは私のものだ」
「聞こえませんね。アルヴィンさんは僕と一緒に帰るんです」
 リシャールとシリルの間に火花が散ったように見えて、アルヴィンは身を竦ませた。
「あ、あの、二人とも」
「アルヴィンは生涯私と共に暮らすのだ」
「馬鹿馬鹿しい。アルヴィンさん、帰りますよ」
「待って、シリル」
 やんわりと、けれども抗い難い力でシリルの腕を解く。華奢で非力ながら、シリルはアルヴィンに逆らえない。
 シリルから離れたアルヴィンを、リシャールはすかさず抱き寄せた。
「アルヴィン、この少年は一体何なのだ?」
「待っている子がいると言った筈です」
「人だったとはな……それも、君より年嵩の。大体、君の言っていた家にはまだ使いの者も辿り着いていないと思うが?」
「猫か何かだと?……いや、僕も、この子が僕の後を追ってきてるとは思わなかったけど……」
 シリルの方を向き、小さく微笑む。
「大切な子です。とても……」
「ふん。…………君には何度も言っているが、この子もここで暮らせば良いのだよ。ならば万事問題ないではないか」
「これ以上……貴方の手を煩わせるわけにはいかない」
「なに、子供一人何とかなる。見れば、なかなか美しい子ではないか。歓迎するよ」
 値踏みするようにシリルをじっくり眺め、リシャールは微かに笑った。
 その表情が勘に障り、シリルの眉がきりきりと吊り上がる。
 端正な容姿に依らず、シリルはかなり短気だった。
「子供子供って……僕はもう十七ですよ!」
「これは失礼をした。その年なら、既に何処かに仕えているのか?」
「……いいえ」
「生まれも育ちも良さそうに見えるが?」
 どう見ても垢抜けて、農民の子には見えない。その程度の人を見る目くらいはあった。
 品はあるし、非常に理知的で利発そうに見える。……性格には少々難ありの様だが、リシャールはシリルに好感を持った。
「どうせ貴方みたいに身分もお金もありませんよ」
「なら丁度いいではないか。年齢からすれば少々遅いくらいだ。ここで仕えればいい。望む身分でいいよ。小姓でも、従者でも、従士でも。欲しいなら封土だって好きなだけ与えよう。ご両親は?」
 無遠慮なリシャールの問いに、シリルの表情が固まり青冷める。
 咄嗟にアルヴィンはリシャールの腕から抜け、二人の間に立ち塞がった。

 シリルを庇う様にしながら、キッとリシャールを睨む。
「貴方にご両親のことを聞いてもいいですか?」
「………………失礼した。重ねての非礼を詫びよう。シリル君。済まなかった」
 アルヴィンの遠回しな非難に気付かぬ程頭の回転は悪くない。早々に察して、素直に頭を下げる。
「…………いえ」
 シリルにもそろそろ、尊大な割りに人の良いリシャールの性格が掴める様になって来ている。
 渋々ながら、シリルはリシャールの謝罪を受け取った。
「君はご両親の土地を継いでいるのかな?」
「……いいえ。そんなもの、ありませんよ」
「家は?」
「アルヴィンさんと一緒に」
「ならば何の問題もないな。君もここに住みたまえよ。仕えるのが厭なら、ずっと客人として持て成そう」
 握手を求めて差し出された手を一瞥し、シリルはリシャールを睨んだ。
「脳天気な人ですね」
「私は君のことも気に入ったのだよ。それが理由では納得してくれないのか?」
「貴方にとっての問題は、顔の美醜だけですか。下らない」
「そうではない。無論、顔立ちが良いに越したことはないが、それだけで人を判断などせんよ」
 差し出された手が更に前に出る。握手を促され、不請ながらシリルもその手を取った。

「シリル!」
 と、突然、咎める様な声がアルヴィンから発せられる。
 弾かれる様に、シリルは取った手を放した。
「シリル、駄目だよ」
「…………はい」
「アルヴィン……何故咎める」
「僕達は、ここに長期滞在をするわけにはいかない。僕と同じように、この子も、貴方の側にいるとは言わない」
「君が帰らねばならない理由はもうない筈だ」
「…………僕は……ノウラの二の舞は御免だ」
 絞り出す様に言われた台詞に、リシャールの面が色を失くす。
「…………二の轍は踏まんよ」
「何処の馬の骨とも知れない者を周りに置くだけで、リシャール様の近従の方々は快く思わない。その蟠りは必ず、恐ろしいうねりとなる」
 アルヴィンの言葉に声を失う。
 それは確かに正論だった。
「…………しかし、それでも…………私には、君を手放すことなど出来ない……何度も、言っているだろう。何故まだ了解してくれない」
「馬鹿なことを……僕達はたった一週間……共に過ごしただけだ。僕がいなくなっても、また前の生活に戻るだけです」
 何とか絞り出した言葉も、すげないアルヴィンの声に打ち砕かれる。しかし、言う内にアルヴィンの表情に微かな影が過ぎった。
 言わないという選択。
 シリルがここに来てしまった事で、アルヴィンの逃げ場が狭められていた。
 心の片隅で鳴り響く警鐘が辛うじてアルヴィンを踏み止まらせている。
 シリルは詳細はともあれアルヴィンの中の葛藤に気付いたが、リシャールは気が付かなかった。
「私には、既に君に出会う前の生活など思い出すことも出来ない」
「いいじゃないですか、アルヴィンさん」
「シリル!」
 鋭い視線でシリルを睨む。しかし、シリルは慣れているのか怯みもしなかった。
「貴方は僕が守ります。こんな人……思い知るのが関の山でしょう?」
 シリルは薄笑いを浮かべてリシャールを見遣った。
「ノウラさんは、ここに来てどれくらいで殺されたんです?」
「…………半年だ…………」
「僕達はひと月。それが限度でしょうね」
「シリル、でも、」
「貴方だって、まだ未練があるんでしょう?」
 ちらりとアルヴィンを見て微笑む。凄絶な色香があった。
 その台詞と表情に、アルヴィンははっとして項垂れる。
「僕は、貴方のことだったら何だって分かるんですから」
 シリルはアルヴィンを抱き寄せ、耳元で囁く。
 アルヴィンは暫くシリルに身体を預けていたが、やがて、小さく頷いた。
 リシャールはやきもきしながら二人を見守っていた。
「ここにいてくれるかね、二人とも」
「言わないと…………言った筈です…………」
「帰さないと私も言った筈だな」
「それでも……言わない。貴方の側には、居られない。ひと月経ったら…………どんな手段ででも、僕は帰らせて貰う。例え、ノウラが帰らないと言っても……シリルが許しても」
 シリルから僅かに離れ、アルヴィンは泣き出しそうな顔でリシャールを睨んだ。
「アルヴィン……!」
 リシャールの表情に光が差す。
 まだ捉えておく為の術を全て晒したわけではない。
 今すぐには帰らないなら、まだリシャールにとって期待はあった。
「すぐにシリル君の部屋も用意させる。暫く待っていたまえ!」
 俄然生き生きとして、リシャールは使用人に命じた。

「……で、貴方は、あの人にどれだけのことを話したって言うんです?」
 与えられた部屋の瀟洒なベッドに身を投げ、シリルは冷めた視線でアルヴィンを流し見た。
 アルヴィンは傍らの椅子に座り、爪を噛んでいる。
 久々に会ったという事で、夜半まではリシャールの下ではなくシリルの側にいる事を許されていた。
 甘い。
 だが、わざわざその事を教えてやる義理もない。
「何も……言えるわけがないじゃないか。ノウラと……特定の人と特別な形で話せる事を知っただけだよ、あの人は」
「あの人、貴方がたとえ何であったとしても、貴方を愛すると思いますよ。……この僕がそうであるように」
「まさか。ノウラのことで、執心しているだけだ。さっき会っただけで、君に何が分かると言うんだい」
「だから貴方は鈍感だって言うんです」
 顔を寄せ、鼻先に口付ける。
「分かるんですよ。あの人も、僕や……その、ノウラさんに近い人でしょう? 貴方の住む世界に限りなく近い人だ。……こんな事なら、初めから一人で行かせるんじゃなかった」
「僕は子供じゃないよ」
「知ってます」
「君こそ危険はなかったのかい? 道々に治安の悪い所もあったと思うのに」
「大丈夫ですよ。僕だって、貴方が思う程子供じゃありません」
「子供だよ。……みんな」
 どちらからともなく指を絡め、唇を寄せ合う。互いの唾液を舐め合う様に舌が絡む。
「ん……」
 青白かったアルヴィンの頬や瞼に、僅かな赤みが差す。
「……ほら、無理してた。僕がいないと駄目でしょう? 何も知らない人からは、貴方はなかなか摂る事なんて出来ないから」
「……ん…………」
 シリルが注いだ唾液を嚥下したのか、微かに喉仏が上下する。
「言って下さい」
 口付けの余韻に茫洋としていたアルヴィンは、促されるままに口を開く。
「………………僕には、シリルがいなくちゃ…………駄目なんだ……」
「そうですよ。……そうでしょう? 僕の他に、誰が貴方にこうして……」
 もう一度、軽く唇を合わせる。
「貴方に温もりを分けてあげられるって言うんです」
「……うん……」
 濡れた口元を軽く手の甲で拭い、アルヴィンは立ち上がった。
 シリルの若々しく青臭い口付けの程で我を失くしたりはしない。ただ、この触れ合って伝えられる純粋さが心地よくあり、また心苦しくもあった。
「ありがとう、シリル」
「無理をしないでください。僕は、何時だって貴方の側にいてあげるんですから」
「分かってるよ。愛しい子」
 華奢な手がシリルの頬を包むように触れる。
 額に聖別するかの様な口付けを送り、アルヴィンは優しげに微笑んだ。
「それでも貴方は……眷属を求めないんですね」
「…………その話はなしだよ、シリル」
「……はい……」
「また……明日。ね」
「……あの人の所へ行くんですね。悔しいな」
 シリルの腕が難なくアルヴィンの腰を抱き止め引き寄せる。いかにも美少年然として華奢に見えるが、案外腕力は強い様だった。
 アルヴィンの腹部の辺りに額を押しつけながら、シリルは祈りを唸る。
「…………月の光が、貴方を幸福に導きますように」
「陽の光が、君を健やかに守りますように」
 神からは離れた祈りの言葉を互いに口にする。
 慈しむ様に掛け合ったその言葉の余韻が消え去る前に、アルヴィンの姿は扉の向こうに消えた。


作 水鏡透瀏

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