劇場で観賞。
博物館に飾られた恐竜の化石や動物の剥製、モアイ像に棺の中のミイラ、蝋人形やジオラマの世界のミニチュア人形たち。
……それらがもし動き出し、喋りだしたら!?
そんな『もしも』の世界が、美麗なグラフィックで本物さながらに展開されるのを見るのは、かなり楽しかった。
とはいえ恐竜の化石に追いかけられたり、ミニチュア人形たちに襲われて『ガリバー』状態になったり、ライオンに食われそうになったりして、主人公ラリーにとっては恐怖とパニックの連続、とんでもない“夜勤”になるわけだけどw
主演のベン・スティラーは文句なしに面白くてハマリ役。
ロビン・ウィリアムスも、この人はときどき色々とオーバーになりがちなのが個人的にちょっと鼻についたりもするので心配だったんだけど、この映画ではそんな持ち味もいい意味で抑え目になっててちょうどいい感じ。
ジオラマのカウボーイ役、ミニチュアサイズで出演のオーウェン・ウィルソンも、ローマのグラディエーターと絶妙なコンビで楽しい活躍を見せてくれてます。
ラリーにつまみ上げられて「あっ何すんだちくしょー、離せよデカブツめ!」とジタバタ暴れてる姿はちょっと可愛かった……(萌)
全編通して笑いがたっぷり、アクションと友情と愛情と感動もありの、まさに博物館の多彩な展示物のようにいろんな要素が詰め込まれたお話。
そんでとりあえず、
デクスター(猿)の鬼っぷりは最強
じゃないかと。
横っ面張られてもビクともしませんよあの猿! 怖っ!
つうか剥製なのにどっからオシッコが? というのはやっぱり抱いちゃいけない疑問なんだろうかw
マイ評価:★★★☆☆
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