こんなん観ました

忘れっぽい自分のための、備忘録的な観賞記録。
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Step Brothers

2009.02.26 Thursday | 映画作品 > コメディ

step_brothers(2008年)
まさかウィル・フェレルのタマ袋をあんなにもアップでじっくり見せつけられるなんて……!(;´Д`)
いやもちろん作り物なのはわかってるけど、やたら凝ったディテールでリアルにできてて、しかもドラムセットになすりつける様を無駄に丁寧に見せてくるので嫌すぎた。他の部分でもタマ関係のセリフが多かったりして、そのタマへの妙なコダワリは何なのかとwww
30代独身パラサイトニートのダメ男2人が、親の再婚をきっかけに義兄弟に。いろいろありつつも、最後は自分達なりに成功をおさめてメデタシ、というストーリーはまぁこの手の映画のお約束か。
似たようなスペックの人間は実際ごまんといそうだけど、でもこんな映画みたいにはうまくいかないというのが現実の怖さだよな……

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

Taking Chance

2009.02.22 Sunday | 映画作品 > ドラマ

chance(2009年)
HBO Original Films作品。
ケビン・ベーコン演じる海兵隊中佐が、イラクで戦死した海兵隊員の遺体をエスコートする任務に志願し、若きチャンス・フェルプスの棺を彼の故郷ワイオミングの家族の元へと送り届ける。
特に大きな出来事も事件も起こらない、ただ「ある兵士の物言わぬ帰還」を追ったそれだけの話なのだけど、収容された遺体が清められ棺に納められ飛行機や車で搬送され家族の待つ故郷へ帰る、その旅に関わった様々の人々と彼らの思いを見せることで、静かな感動ものに仕上がっている。
実話に基づいているというこの話、正直「イラク戦争で散った米軍兵士を讃え美化する」系等の映画やドキュメンタリーに内心ちょっと辟易気味の私も、ラストで本人の写真が出てきたところではやっぱり少しグッとくるものがあった。残される家族はいつでも一番辛い。

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

Hancock

2009.02.18 Wednesday | 映画作品 > アクション/アドベンチャー

hancock(2008年)
怠惰で飲んだくれで乱暴、人助けに出れば逆に何倍もの迷惑をかけ甚大な被害を及ぼす、ダメダメスーパーヒーローのハンコック。
どんだけホームレス並みに小汚くてガラが悪かろうとも、しかしウィル・スミスはやっぱりウィル・スミスなんだよなぁ……
やっぱり根っからの「いい子ちゃん」キャラというか。すれた感じがまったく似合わないので、悪ぶってる様子も板についてないし見ていてどうにも落ち着かない。途中いいもんのヒーローになってから、ようやくしっくりきて安心した。対するシャーリーズ・セロンのほうはホント、役柄によって毎度すごい化けっぷりを披露してくれるんだけどなw
ストーリーは進むにしたがって正直どんどんつまらなくなっていった。いろいろひっぱっておいて、山場が実は壮大な痴話喧嘩でしたというのはどうなのか。

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

The Happening

2009.02.12 Thursday | 映画作品 > スリラー/ミステリー

happening(2008年)
それまで普通だった人々が、何かのきっかけで突然おかしくなり暴力的な異常行動に走るという部分は、スティーヴン・キング著の『Cell』を彷彿させた。キング作品の場合は暴力のベクトルが他者に向かっていたけど、この映画のようにそれが自己に向き次々自殺する人々というのも、うすら寒い感じと異常性をより強調していて新しい怖さがある。
M・ナイト・シャマランの手がけた作品だと他に『The Sixth Sense』や『Signs』、『Lady in the Water』なんかが有名で、どれも語り口や雰囲気に独特な味があると思う。この『The Happening』も系統的には似ていて、おもしろいことはおもしろいんだけどなんかこう微妙にがっかりで惜しい……という点もそれらと同じ。目の付け所やテーマは興味深いしストーリーの盛り上がりも途中まではいい感じ、なのに後半あたりから奇妙に失速、ラストを観終えたときに「……で?」みたいな物足りなさに近い後味が残る。
決してつまらなくはないのになんでだろう? そこが残念。


マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ

2009.02.09 Monday | 映画作品 > アクション/アドベンチャー

django(2007年)
源氏と平家の争いがモチーフで舞台はウエスタン、登場キャラの9割方が日本人俳優ながら話すセリフはみな英語。ジャンルも時代もごちゃ混ぜのいろんなテイストを一緒の鍋にぶち込んだ、まさに「スキヤキでウエスタン」な映画。
俳優は若手イケメソも個性派もベテランも揃え、ファッションは斬新でスタイリッシュ、弾丸と刀が乱れ飛ぶアクションで見せ場もあって、それなりにおもしろかった……はず……なんだけど……
なんだろう、観た後に残るこの微妙にしょっぱい気持ちw
古典的ウエスタン映画や黒澤映画『用心棒』、その他いろんなところから引っぱってきたネタを盛り込みつつ個性的な作品に仕立てているのはいいんだけど、保安官の指輪物語ゴレム的キャラ付けだとかタランティーノのアニヲタ発言、「なんじゃこりゃぁぁあああ!」とかは、個人的にはあんまり笑えないというかいっそ興醒めだった。そういうパロ要素はむしろないほうがよかったな。
そんなわけでちょっと低めの辛口評価。気持ち的には★2.5くらい。
伊藤英明は本人が大のウエスタン好きだそうで、ガンマンっぷりはさすが板についてる感じ。渋めのキャラとあわせてやたらカッコよかった。
あと伊勢谷友介の義経に不意打ち萌えきた。刀キャラには弱いんだ……!

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

Deception

2009.02.05 Thursday | 映画作品 > スリラー/ミステリー

deception(2008年)
生真面目な会計士ジョナサン役のユアン、メガネに7:3分けの髪に地味なスーツ、とどめに下着は白ブリーフと、全身思いっきり冴えない男を演じているんだけど、やっぱり素材がいいのでそのダサさやドンくささすらもむしろ可愛い(*´Д`)
そしてヒュー・ジャックマンは悪役でもやっぱカッコいい。
秘密セックスクラブの妖しい匂いをからめたスリラー仕立てのストーリーは、ミステリアスで危険な雰囲気はあるものの筋書きや謎解き自体は単純で、先もオチも読めてしまう。なのでそういうところは二の次にしておいて、ユアンとヒューを愛でるのが萌え的には正しい楽しみ方。

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -