こんなん観ました

忘れっぽい自分のための、備忘録的な観賞記録。
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Nick and Norah's Infinite Playlist

2009.04.28 Tuesday | 映画作品 > コメディ

nick_norah(2008年)
マイケル・セラ主演。だからというわけじゃないけど、音楽がらみのところも含めて『Juno』にほんのり通じるところのある、コメディタッチの可愛いラブ・ストーリーだった。
女の子の酔っ払いの友達、それと主人公ニックのバンド仲間、ゲイの2人がいい味出してる。バンド名をめぐってああだこうだとバカ言い合ってるシーンはとにかく笑ったw
東洋系のトムのほうは『Disturbia』にも出てた子か!
可愛くてちょっと気になってるので今後も活躍が楽しみ(*´∀`)
ところで劇中で話題になっている神バンド、これ女子2人がコンビニのレジでチラッと会話する奴らがそうなんじゃないかと踏んでたんだけど、違うのかなあ。バンドの顔は見せないままだったけど、すっごくそんな気がするw

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

Journey to the Center of the Earth

2009.04.26 Sunday | 映画作品 > キッズ/ファミリー

journey(2008年)
劇場ではそれなりに迫力もあるのかもだけど、3D映画を普通に自宅TVで観ると、いきなりチャチくなるのは仕方ないことなんだろうか。
良くも悪くも、「あー、ここはいかにも3D専用なんだろうな」的な場面がすごくわかりやすいw
同じ3Dでも『Beowulf』なんかは、普通に観ていても映画としてちゃんと面白かったんだけどなぁ。ストーリーだけ見てみてもイマイチで、この作品は害もないけど面白みも少ない、所詮生ぬるい家族向け映画でしかない感じだった。
それはそうとブレンダン・フレイザー。以前はけっこう好きな俳優だったし、外見も好みだったのに……なんかだんだん魅力がなくなっていっちゃってるような気がして残念。
まぁ私の好みが変化しただけなのかもしれんけどw

マイ評価:★☆☆☆☆
author : 四葉 | - | -

Doomsday

2009.04.25 Saturday | 映画作品 > アクション/アドベンチャー

doomsday(2008年)
『Dog Soldiers』や『The Descent』も手がけたニール・マーシャル監督ということでそこそこ期待して観たけど、それを裏切らないおもしろ作品。
内容的にはぶっちゃけ「どっかで見たような設定」をあっちこっちから持ってきて全部混ぜちゃえ! したような感じなんだけどw
(例:BiohazardとかUnderworldとかMadmaxとかGradietorだとか。主人公キャラは攻殻の草薙素子を髣髴させる雰囲気でもあったり)
でもそれが単なる真似っこにならずいい方向に作用していて、ごちゃ混ぜなのに不思議とまとまってる独自の世界を作り上げ、一粒でいろんなジャンルの味が楽しめる美味しい映画に仕上がっている。
スピードにスリルにアクションも盛り沢山。さりげなくエグいグロ描写が多いところもこの監督ならではのスタイルが出ていて、燃えるし笑えるしでかなりツボだった!

マイ評価:★★★★☆
author : 四葉 | - | -

Slumdog Millionaire

2009.04.21 Tuesday | 映画作品 > ドラマ

slumdog(2008年)
『Who Wants to Be a Millionaire?』ってほんと世界的に有名なんだなあ。
このショウのインド版に出場し、出される問題に見事ズバズバと解答して勝ち進む青年ジャマール。だが、ただのお茶くみ雑用係がなぜそんなに知識豊富なのかと、不正を疑われ警察に尋問まがいの取調べまで受けることに。
その中でジャマールの事情や素性、生い立ちなどを見せていくのだけど、この過去がとにかく波乱万丈で凄まじくてびっくりする。幼少時代の悲惨さは特にすごい。身寄りのない子供を使ってあこぎな商売をする大人に、危うく利用されそうになったりだとか……こういうことが現実にあるのだろうかと思うと、吐き気がするしやるせなくなる。
タフにしたたかに生き延びるため悪の道に進む兄と、対照的にずっと素直さと真面目さを失わずにきたジャマール。その間には、いつも一人の少女の影。
幼い頃に出会った少女を、離れてからもずっと何年も思い続けるジャマールの一途さが胸を打つ。そして兄も切ない……(´д⊂)

始まりからラストまで飽きさせないおもしろさだった。今までになかったような魅力、ハリウッド映画とインド映画のいいとこ取り! したような作品。
ラストで見せる、インド映画お約束のダンスも最高w

マイ評価:★★★★★
author : 四葉 | - | -

Grey Gardens

2009.04.19 Sunday | 映画作品 > ドラマ

grey_gardens(2009年)
70年代に制作されたドキュメンタリーを基にした、HBO Films作品。
ドリュー・バリモアとジェシカ・ラング主演。
裕福だった若い頃と、没落後の老いた姿を交互に見せていくのだけど、2人の老人メイクがすごい!
ドリューのほうはやっぱり体つきなんかに若さが隠しきれてないんだけど、ジェシカ・ラングのほうはホントに老人みたいで違和感なかった(褒め言葉としちゃ微妙かもしれないw)。
かつてはセレブだった彼女たちの落ちぶれた後の生活ぶりは、痛々しいとか哀れだとかを通り越していて、なんというか淡々としているのに壮絶。倒壊寸前みたいなボロ屋と化した家は荒れ放題の汚れ放題、とても人間が住める環境じゃない。
それでも見栄とプライドだけは捨てない母娘は、過去の栄光や幸せだった時代の想い出にしがみつく姿が哀れでありながらも、どこか不思議と気高さも感じさせるようだった。

マイ評価:★★★☆☆
author : 四葉 | - | -

Quantum of Solace

2009.04.17 Friday | 映画作品 > アクション/アドベンチャー

Quantum(2008年)
アクションの派手さとダニエル・クレイグのカッコよさ、誰が誰と繋がってどう動いているのか? 的なスリルに、ヴェスパーを殺されたボンドの個人的恨み要素も絡めtて、スピードと緊張感に溢れたテンポのいいストーリー。
前作に引き続き今回もボンド大暴れ、車やボートや飛行機や建物を破壊しまくり(ついでに盗みもし放題w)、戦いまくりで人もバンバン死ぬ。敵はともかく、ミス・フィールズとマシスは不憫だったなぁ……
ヒロインのカミーユを演じるオルガ・キュリネンコ、『Hitman』のニカ役での生意気キュートな感じがすごく好みだったけど、今作での復讐に燃える強い女もなかなか。見た目はかなりセクシーながら、ボンドとイチャつく的な絡みはほとんどナシ。立場や目的は違えどそれぞれに同じ「復讐」を胸に抱いた同行者・パートナー的キャラとして、ボンドに頼るでも縋るでも媚びるでもなく、対等に隣に並んで立っている感じなのがよかった。
それと悪役グリーンのマチュー・アマルリック、『The Diving Bell and the Butterfly』での目ヂカラがかなりの印象だったけど、あれは演技でも特殊効果でもなく自前だったんですねw

マイ評価:★★★☆☆
author : 四葉 | - | -

Ghost Town

2009.04.13 Monday | 映画作品 > コメディ

ghost_town(2008年)
臨死体験をきっかけに霊視能力を得た主人公が、街中に溢れる幽霊たちに付きまとわれることになる。そんなストーリーから、さぞかしありがちなドタバタコメディになるのかと思いきや、これが意外とおとなしめ。人間嫌いの孤独でビターな歯科医が、恋を見つけ人間を見つめなおし次第に変わっていく、普通にいい話の恋愛&ドラマものだった。
主演のリッキー・ジャーヴェイスがイイ味出してる。この人が出ていたシリーズ『Extra』もまさにそうだったけど、ブリティッシュ・コメディアンってアメリカ人とは違った笑いのセンスがあるというか、独特のシニカルでドライなユーモアがピリッと効いててベタベタにならないのが好きだ。
ただ、映画全体としてはなんだかちょっと物足りないような印象。

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

Funny Games

2009.04.12 Sunday | 映画作品 > スリラー/ミステリー

funny_games(2007年)
リメイクらしいけど元作品のほうは未見。
別荘でバケーション中の家族が、見知らぬ青年2人に押し入られ監禁され、わけもわからぬまま恐怖に陥れられる。
侵入者たちの爽やか好青年風の外見に礼儀正しい物腰、そんな外面と中身の異常さとのギャップが薄気味悪く、特にリーダー格のポールのほうはかなりムカつくキャラ。そんな2人が、独自の勝手なルールで「監禁拷問ゲーム」を開始。
夫婦役のナオミ・ワッツとティム・ロスが終始痛めつけられっぱなしで最後の最後まで痛々しい上、こういうときは助かるお約束のはずの子供まで無残に殺され、そして悪者が制裁を受けるという結末にはならない、実に後味の悪い映画。
映画の中でいきなり一時停止や巻き戻し、不要なくらいに長回し多用といった作りが、ちょっと変わっている。

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

Otis

2009.04.11 Saturday | 映画作品 > コメディ

otis(2008年)
いつものレンタルサイトで、『Botched』が好きならこれもいいよ! とオススメされて&予告がわりとおもしろそうだったので、似たような系統なのかなーと期待して観てみた。
妙にあっけらかんとしたグロさとダークな笑いのホラーコメディ、という点では確かに『Botched』に通じるもんがあって、けっこうおもしろかった。
変態キモデブの連続誘拐・殺人犯に拉致された少女が自力で脱出を試みる部分もスリルがあったけど、後半で家族が個人的報復に立ち上がるあたりからの展開が最高ww特にカーチャン最強だwww
しかしながらオーティスに間違われてリンチされる兄はマジ不憫というか、運が悪いとしかいいようがないなこれ……成仏してくれよ(;´Д`)

マイ評価:★★★☆☆
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Let The Right One In

2009.04.06 Monday | 映画作品 > ホラー

let_the_right_one_in(2008年)
原題:『Lat den ratte komma in』スウェーデン映画。
グロ描写もさらりとこなす、けっこうゴアなヴァンパイアものながら、実際ホラーというよりはドラマ、むしろピュアなラブ・ストーリーだった。
いじめられっこの少年オスカーが、同アパートに越してきたミステリアスな少女エリと出会い、交流するうち次第にひかれていく。実は彼女が老いることのないヴァンパイアだということを知ってもそれは変わらず、他者に深入りしないはずだったエリにとって、オスカーもまた大事な存在になってゆく。
雪に覆われた静かで小さな町、しんと冷たい夜の中で展開されるストーリーには独特の雰囲気と不思議な魅力があって、一種幻想的なホラーを作り上げている。
ところで、招かれないと部屋に入れないというのはヴァンパイアの「決まりごと」の定番のひとつともいえるけど、それを守らずに入った場合どうなるのか、というのまで見せた映画はなかなかないんじゃないだろうか。全身からじわじわだらだら滲み出て流れる血はかなりの迫力だった……(;´Д`)

2010年公開予定でリメイクが決定しているらしいけど、どうなるのかな。
なんでもかんでも手を加えてリメイクすりゃいいってもんじゃないだろう、いい作品はいい作品のままそっとしときゃいいじゃないか、と思う派なので正直微妙。
この作品はもうこのまんまで完成してるし、変に手をつけなくてもいいと思う。

マイ評価:★★★★☆
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The No. 1 Ladies' Detective Agency

2009.04.05 Sunday | TVシリーズ

No.1Ladies(2009年〜)
HBOの新シリーズ!
予告から期待してたけど、第一話から早速引き込まれた。
舞台がアフリカというのも今までにない設定で新鮮だし、町で初の女性探偵事務所を立ち上げた主人公も、失礼ながら一見肝っ玉母ちゃん風だけど、元気で優しく強い可愛らしい女性で最初から好感度アップ。
あと、彼女はなにげにお洒落さん。着ている服、コーディネートされたヘッドバンドやアクセサリーが毎回やたらセンスよくて、そこをチェックするのも密かな楽しみ。
生真面目な秘書や気のいいゲイの美容師、主人公に恋心を抱くメカニックのおっちゃんなど、まわりのキャラも個性的かつラブリー。
もちろん探偵ものとしてのミステリーや謎解きもおもしろい。
今後の展開も楽しみだなぁ……次シーズン続きますように!

現時点でのマイ評価:★★★★☆
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Joshua

2009.04.05 Sunday | 映画作品 > スリラー/ミステリー

joshua(2007年)
妹が生まれて嫉妬した少年が危険な行動に走る、ただそれだけならまだ可愛げもあるんだろうけど、この主人公ジョシュアの場合、頭の中身がイッちゃってる上に妙に知恵もまわる。
冷静に淡々と、まわりの大人をじわじわと確実に追い詰めていく様子はまさに悪魔の子供! ダミアンといい勝負だよ(;´Д`)
が、計算し狡猾に動いているように見えて実は幼稚な面も。人間として大事な感情や良心がすっぽり抜け落ちているのにもかかわらず、「愛されたい」と強く渇望し、ただそれだけに執着しているのが不憫ながら不気味。
そんな感じでキャラはまぁよかったんだけど、ストーリーはイマイチだった。

マイ評価:★☆☆☆☆
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Spaced

2009.04.03 Friday | TVシリーズ

spaced(1999年)
こんないいものを見逃してたなんてバカバカバカ!ヽ(`Д´)ノ
……と、シリーズ通して一気にDVDで見終えた後、この作品の存在を知らずにいた当時の自分を責めたくなったw
監督エドガー・ライト、主演サイモン・ペッグ、ニック・フロスト、『Shaun of the Dead』や『Hot Fuzz』でおなじみのあの顔ぶれが手がけたTVドラマシリーズときたら、おもしろくないわけがない!
『Shaun...』にもチラッと出演しているジェシカ・スティーヴンソン演じるデイジーと、ペッグ演じるトムの2人が、住居探しのために結託しニセ夫婦としてとあるアパートメントに入居。そこで他の住人や友人達を巻き込んでドラマやドタバタが繰り広げられるのだけど、いい感じにグダグダ感のある、爆笑というよりじんわりと笑えるエピソードばかりで、ゆるい笑いが好きな自分にはピッタリだった。
ニック・フロストはトムの友人のミリヲタ役で登場。この頃はまだほんのちょっと痩せてる? いや、実はそうでもない?w
デイジーとトムは時々よさげな雰囲気を見せつつも、くっつきそうで結局くっつかないまま最終回を迎えたけど、変にカップルにして安易なハッピーエンドにしてしまわない終わり方は、むしろいいなと思った。この2人らしいというか。

マイ評価:★★★★☆
author : 四葉 | - | -