こんなん観ました

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Bolt

2009.06.27 Saturday | 映画作品 > キッズ/ファミリー

Bolt(2008年)
ドラマ撮影セットの中だけを「現実」と信じ込まされてきたタレント犬・ボルト、この設定は言うまでもなく「Truman Show」を彷彿させる。演技にリアリティをもたせるため……という制作側の都合で、自分にとっての現実世界を勝手に決められてしまうのは可哀相だなぁ。撮影で使っていた「スーパーパワー」を実際に使えるもんだと信じて疑わないってのも、笑えるよりむしろ切ない。
そんなボルトが初めて外の世界に飛び出していき、道中で猫やハムスターを仲間に加えつつ、悪者に攫われた(とボルトは思い込んでいる)飼い主の少女の救出に向かう。
まぁだいたい予想通りの展開で、コミカルな要素やドタバタや感動シーンも交えつつ、最後はみんな幸せハッピーエンド。全体的に可もなく不可もなく……という感じ。
超ハイパーなおでぶハムスターがキモ可愛かったw

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

Underworld: Rise of the Lycans

2009.06.22 Monday | 映画作品 > SF/ファンタジー

underworld(2009年)
ストーリーの時間軸は大幅に遡り、ライカン族の誕生、そして1作目でも触れられていたルシアンとソーニャの悲恋がメインに。
ソーニャを演じるローナ・ミトラ、「Doomsday」のときも思ったけど、ほんとケイト・ベッキンセールに激似!
ケイトが演じたセリーヌの、「ヴィクターの娘ソーニャに似ている」という設定にまったく無理がない。実際、ここまで似ている女優を持ってこられたのは奇跡じゃないだろかw
ヴァンパイアによって作られ隷属させられていたライカンたちの逆襲劇、種族を越えた禁断の切ないラブ・ストーリーと、内容のバランスもよかった感じ。これを観た後だと、今までの2作品もライカン寄りになって見解がガラッと変わりそう。

マイ評価:★★★☆☆
author : 四葉 | - | -

There Will Be Blood

2009.06.19 Friday | 映画作品 > ドラマ

there_will_be_blood(2007年)
かなりの時間をほぼセリフ無しで見せる冒頭から、この映画の不思議な世界に引き込まれていく。ストーリーもキャラも一見普通に見えて、実はものすごく変わっているというかクセがあるというか。
演じる俳優陣も実力派揃いですばらしい。
それと、音楽の使い方がとても独特。画面に動きがないときでも音楽だけで見事に緊張感を盛り上げたり、わざとのように映像と不似合いな音楽効果で不安感を煽ったり。
油田採掘でのし上がる男と、野心を胸に秘めた若い神父との確執と対立。
とうとう決着のつくラストでは、思わず「……えっ?」と笑ってしまった。

マイ評価:★★★★☆
author : 四葉 | - | -

Up

2009.06.18 Thursday | 映画作品 > キッズ/ファミリー

up(2009年)
3DでPixarアニメーションでこの可愛らしい絵柄ときたら、きっといかにも子供向けの話なんだろうなと高をくくっていたら……
まんまと2回くらい泣かされた(´д⊂)
無口で無愛想だけど誠実な夫、昔からおてんばで元気で明るい妻。
この老夫婦のラブリーさがもう反則。子供の頃の出会いから結婚して共に暮らし年をとり、そして妻が先に天へ召されるまでを冒頭で見せていくんだけど、まずここでもう涙。
こんなしょっぱなから泣かされるなんて! ……と思いつつ、視界が滲む。

独りぼっちになってしまった夫が、妻の遺したアルバムのメッセージに背中を押され、新たな人生の旅に出る。ひょんなことから旅のお供になるのは、少年と犬と巨大鳥、移動手段は無数の風船につないだ空飛ぶ家。
ストーリーもいいけどキャラもいい!
子供も犬もよくありがちな変な媚びがないし、犬に至っては特別な首輪のおかげで人語が話せるという突飛な設定にもかかわらず、なんだか話してるのが当たり前みたいな、妙に自然な説得力がw
あと、ヨレヨレで危なっかしいのに迫力があってしかも笑える、ジジイvsジジイファイトが最高だった。同時に腰が逝きそうになるとことか……www

話もキャラも魅力的、画面作りや表現も3D技術だけに頼らず、きっと2Dで観てもおもしろさは変わらないであろう高クオリティ作品。
はっきりいって減点ポイントがまったく見当たらないので、★満点。

マイ評価:★★★★★
author : 四葉 | - | -

Body Of Lies

2009.06.04 Thursday | 映画作品 > スリラー/ミステリー

body_of_lies(2008年)
片や明日には命がどうなるかも知れない環境で、常に危険にさらされながら任務に臨み。片や平和な場所で日常生活をこなしながら、その合間に電話で指示を送り……
緊迫した空気を身に纏い、隙がなく渋く傷だらけのレオナルド・ディカプリオと、でっぷり緩んだ体に飄々とした態度のラッセル・クロウの対比が、二人の立場の違いを見た目にもはっきり表している。
つかラッセル、貫禄出すぎw
嘘のつき合い、騙し合い、文字通り命がけの駆け引き。
こんな世界で暮らせといわれたら私なんて一日と精神がもたんな!
途切れぬ緊張感を保ったストーリーも、最後まで飽きさせなかった。

マイ評価:★★★☆☆
author : 四葉 | - | -