DVDで観賞。
「かなりいいらしい」というのと「やっぱりオリジナルのほうがいい」という意見と両方とも目にしていたけど、私自身は『インファナル・アフェア』のほうを観ていないまま、先にこっちを観賞。
おかげで最初から比較してかからずに楽しめたのはよかったかなーと。
メインキャラクターのビリーとコリン、『新人警官』という共通点以外はかなり対照的な役柄設定なのにもかかわらず、それぞれの立場をちゃんと把握するまでの間は「あれ、どっちがどっちだっけ」と何度か混乱しそうにw
ストーリーはかなりおもしろかった。
クイーナン、ディグナム、コステロ、マデリンと、共通の人物を何人も間に挟んでいながら、ビリーとコリンの当人同士だけがラスト近くまで互いの顔を知らないまま話が進み、そのうえお互いの正体を暴こうとしているので、二人の距離が縮まるたびにハラハラさせられた。
ラスト近くでキャラの素顔がどんどん明らかになり、同時にばんばん殺されまくる部分のスピード感がよかった。最後の最後まで気が抜けない。
映画を観終わったあと、そういやビリーが女医に渡したあの封筒はどうなったんだ! というのが気になって、ネットで検索してみたら同じこと気にしてる人が沢山いて笑ったw
これについての明確な説明はないみたいなので、「まぁ自分で考えて補完しとけや」という感じでいいのかも。
この映画はこの映画でおもしろかったけど、いったいオリジナルとはどのくらい違っているのか、『インファナル・アフェア』のほうも俄然チェックしてみたくなった。
マイ評価:★★★☆☆
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