DVDで鑑賞。
「Bourne」シリーズ三部作の完結編、ということで、今作でジェイソン・ボーンの過去や「すべての始まり」、黒幕的存在が明らかに。
……しかしこれ、過去の二作品をろくに復習しないまま観ちゃったのは失敗だったかも(;´Д`)
「トレッドストーンって何だっけ?」とか「このキャラ誰だっけw」とか、そういう基本的な情報がうろ覚えだったり穴あきだったり。途中で「あーハイハイ」と思い出しはするんだけど、これできれば一作目から全部通しで観たほうが、緊張感が途切れなくていいんだろうなぁw
相変わらず記憶が不完全なまま、『暗殺スキルを覚えたこの体が勝手に反応するぜ!』的アクションで、今作でも大暴れのジェイソン・ボーン。
しかし逃げたり追いかけたり戦ったりの見せ場シーンも、言い方は悪いけど毎回同じような感じ。さすがに三作目ともなれば新鮮味に欠けてしまうのは仕方がないのか……
あ、でも街中で家々の間を飛び回ってのおいかけっこはスピード感とスリルがあったし、ラスト近くで自分と同じ立場の暗殺者と対峙する場面なんかは、個人的にツボだったけど。
シリーズ通して、強い女性キャラばかりが出てくるのはいいところ。
組織に疑問を抱き、仲間の目を欺きながらジェイソンと個人的に接触するパメラがカッコよかった。こういう男前な女はいいなぁ。
途中で消されてしまうんじゃないかと、ヒヤヒヤしながら見守ってた!
「再出発、再生」を象徴するかのような水中でのラストシーン。
自分のアイデンティティーも取り戻し、悪人はしかるべきところへ突き出し、失ったものも多かったけどひとまずはめでたしということで、シリーズ作として丸くおさまった感じ。
しかしやっぱり、どうにも爽快感には欠けてるんだよなぁ……
恋人の死っていうのがあるからなんだろうけど。
マイ評価:★★★☆☆
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