劇場で観賞。
公開前から「すげぇらしいよ!」とあちこちで話題になっていたこの作品、『Sin City』以来気になっていたフランク・ミラー原作ということもあり、わくわくしながら観に行ってきた。
……実際すごい迫力!
歴史+ドラマ+アクションに若干のファンタジー要素をプラスしたような内容、一口に「○○映画」とカテゴライズできない魅力がある。映像もまさにすばらしいの一言。
メインとなる戦闘シーンの数々はどれも圧巻。表現はかなり残酷だったりグロテスクだったりもするのに、それでも下品にならないのはやはり見せ方が上手いのだろうと思う。
生まれたときから鍛えられているといっても過言ではない、スパルタ人たちの肉体・精神両面での強靭さ。自国と民族への強い愛と誇り、決して他者に屈しない気高さを貫いた、その生き方と死に様はハンパなく厳しい。
さすが「スパルタ教育」の語源になってるのは伊達じゃない。
己にも他者にも『甘え』を許さない在り方ながら、でもその根底には妻や子供や仲間たちへの純粋で深い愛情や信頼もビシバシ感じられる。
命をかけて最後まで戦った一握りの兵士たちの勇敢さと誇り、それを受け継いだ人々が集結し雄叫びをあげるラストは、迫力がありつつ渋くカッコよかった。
「演説後ろまで届いてないよそれ!」というツッコミがどうでもよくなるほどにw
ところでスパルタ兵たちは、兜・マント・盾・手足の防具はがっちり装備してるくせになぜかボディは剥き出しなので、全編そりゃもうふんだんに半裸祭り&筋肉祭り状態でした。
役者さんたち皆、この映画のためにどれだけ体作り込んだんだろうか……!
惜しげもなく曝け出された上半身の完璧なまでの超筋肉美。
下に穿いてるのも一見レスラーのパンツっぽい腰巻(?)だけなので、なんていうかもうどこを見てもウホッでした。うーん目の保養。
マイ評価:★★★★☆
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