DVDで鑑賞。
こんなネズミが自分ちにもマジで一匹ほしい……!
と、この映画を観た人のほとんどが思うんじゃないだろかw
大鍋で煮込むスープやシンプルなオムレツ、タイトルになっているラタトゥーユ(邦題はまたゼンゼン違うみたいだけど)まで、レミーの作る料理はどれもほんとに美味しそう。
匂いまで漂ってきそうで、見ているだけでヨダレを誘い食欲をそそる(*´д`)
……ただしキッチンにネズミという絵は、ちゃんと手を洗ってようが何だろうが、やっぱりどうしたって不衛生に見えてしょうがないんだけど!
やつらが運んでいるであろう黴菌やら病原菌やらのこととか、そういうリアルな部分はなるべく考えないようにして観ないといけないとはいえw
そういう意味では、クライマックスで厨房にネズミが大集合の部分でも、意地悪な料理長はともかく普通に調査しに来ただけの衛生局の人まで縛られちゃってるのはなにげに理不尽だなぁ。彼はただ自分の仕事をしに来ただけなのに!
リングイニが帽子の下にレミーを隠し、二人三脚で料理をする様子はいちいち危なっかしくてコミカルでおもしろかった。
見た目はまんま「巨大ロボに搭乗して操作するネズミの図」だし、お互いに協力してるというよりは、リングイニのほうがレミーに一方的に操られてるのに限りなく近いんだけどw
全体的に大きな驚きや奇をてらったどんでん返しもない、お約束どおりに進むストーリーながら、賑やかによく動くキャラたちやほのぼのとした笑いを楽しみつつ、安心して観ていられる話だった。
ラストもめでたしめでたし。
……でもネズミの寿命を考えると、レミーも料理のかたわら恋愛方面にもちゃんと精を出して、自分の「シェフ遺伝子」をもった後継者をつくることを考えておいたほうがいいかもしれんよ。
と、元ハムスター飼いの自分は思ったのでしたw
マイ評価:★★★☆☆
<<続きを畳む