TVで鑑賞。
HBOをつけたらたまたま始まってたので、暇つぶしついでにそのまま観てみたら、これが意外にもおもしろくてラストまで見届けてしまった。
ブルース・ウィリス演じるジャックの枯れ具合がいい。
命を狙われている証人を無事に送り届けるという役目なのだから、本当はジャックが『守る側』なのだけど、『何があっても死ななそうな強くて頼れるタフガイ』みたいなのとはまったく正反対。
なのでドキドキハラハラのアクション満載といっても、その実態はむしろ「おいおい大丈夫かおっさん!(;´Д`)」と心配したくなる種類のハラハラw
実際、守られてる側の証人エディに助けられる場面もあったりしたし。
立場は違うけれどそれぞれに弱者であるジャックとエディが、成り行き上とはいえ一緒に逃げることになり協力していくうち、お互いのもっと深い部分、人間的な部分でも助け合っていく。
状況的にはどんどん切羽詰っていき、一般人を巻き込んでバスジャックまで引き起こす事態になってしまっているんだけど、二人の間にいつのまにか生まれている友情や思いやりや信頼に、大騒ぎの最中ながらもしんみりとさせられた。
ラストで誕生日ケーキと写真を前にしたジャックの笑顔とか、よかったなぁ。
ただ映画を観ていて終始気になったのが、エディ役のモス・デフの声。
喋りがこもっているというか鼻声というか……w
何なんだろう、たまに台詞がすごく聞き取りづらかったよ。
マイ評価:★★★☆☆
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