こんなん観ました

忘れっぽい自分のための、備忘録的な観賞記録。
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True Blood

2008.09.07 Sunday | TVシリーズ

true_blood(2008年〜)
人工血液飲料『トゥルーブラッド』の登場のおかげで、人間とヴァンパイアの共存が現実に可能なものとなった現代。
あちこちでヴァンパイアたちの姿を見かけることも珍しくはなくなったが、未だ差別や偏見は根強く、ヴァンパイアと人間の間での争いや殺人なども後を絶たない。
血なまぐさい事件の起こり始めたルイジアナのとある田舎町で、テレパシー能力をもつウエイトレスのスーキーと、ミステリアスな陰のあるヴァンパイアのビルが出会った……
author : 四葉 | - | -

猫の恩返し

2008.09.05 Friday | 映画作品 > キッズ/ファミリー

cat_returns(2002年)
ジブリ作品は好きだし、猫はもっと大好き。
なので期待して観たんだけど、なんだか拍子抜けでガッカリだった……
猫を助けたことで恩返しという名のトラブルに巻き込まれる、というストーリー自体はおもしろいと思うんだけど。キャラたちも決して悪くはなかったし、日常世界から非日常世界への変化の、なめらかに溶け込むような描かれ方もよかったし。
でもなんかこう、のめり込めるほどのおもしろさには欠けているというか、全体的にトーンが控えめすぎて淡白な感じだった。
バロンの紳士っぷりは文句なしによかったけどw

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

City of Men

2008.09.02 Tuesday | 映画作品 > ドラマ

City_of_Men(2007年)
少年ギャング抗争と暴力の蔓延する日常を必死に生き抜こうとする、親友同士の二人の少年の姿を描いた作品。
『City of God』にも出ていた二人が、すっかり大きくなっている。
かたや、会ったことのない父との触れ合いと繋がりを求める孤児の少年と、かたや若い父親としての責任感への漠然とした恐怖から抜け出せずにいる少年。息子、父親、夫、タイトルとテーマにはいろいろな『男』の顔が含まれていると思う。
いつ命を落とすともわからない過酷な環境の中で生き延びながら、それぞれが少年から大人の男へと成長を遂げ、友情と言う絆もかたく確認しあって、新たな一歩を逞しく踏み出していく。そんな二人の姿がとてもよかった。

マイ評価:★★★★☆
author : 四葉 | - | -

The Last Winter

2008.08.24 Sunday | 映画作品 > ホラー

The _Last_Winter(2006年)
極寒の地アラスカ、石油掘削会社の派遣チームを見えざる敵が襲う。
大げさな効果や派手なCGや過剰なグロ要素、ホラーにありがちなそういうものを極力省いたような淡々とした世界はいっそ地味ですらあるのに、じわじわとした恐怖が味わえた。真っ白な雪景色のせいばかりではない肌寒さを感じる。
雪と夜の中にいる『何か』の存在、憑りつかれたようになり異常な死に方をしていくクルー、絶たれた脱出手段。クルーの命を奪うものが果たして人なのかそれ以外のものなのか、正体のわからない怖さもさることながら、閉ざされ追い詰められた環境で精神的に参っていく恐怖も嫌すぎる!
環境破壊問題へのメッセージも含んだ、普通のホラーとは一風違った味わいのホラー。

マイ評価:★★★☆☆
author : 四葉 | - | -

Hamlet 2

2008.08.23 Saturday | 映画作品 > コメディ

hamlet2(2008年)
高校教師がおちこぼれの生徒たちとひとつになって何かをやり遂げる、そんなありがち感動ドラマ映画をパロディしまくった作品。おもしろかったしそれなりに笑えたんだけど、予告で観て想像していたよりも、全体的にけっこうおとなしめだった感じ。でも、
先生:「ハムレット続編やるぞ!( ゚Д゚)」
生徒:「え、でもハムレットって登場人物最後に死……」
先生:「タ イ ム マ シ ン だ!」
うっかり薬でラリった頭の産物とはいえ、この発想はすごいと思ったwww
一番の見どころも、やっぱりクライマックスの『ハムレット2』公演。
タイムトラベルで時代を自在に行き来するジーザスが、ときにローブ姿・ときにジーンズ姿で、ミュージカル仕立ての舞台で歌う! 踊る! 舞う! ケータイも駆使する!w
ここ観ててなんとなく、聖☆おにいさんのイエスを思い出した(*´∀`)
『Rock Me Sexy Jesus』は間違いなく頭に残る名曲。
セクシーなジーザスはスイマー体型らしいw

マイ評価:★★★☆☆
author : 四葉 | - | -

Sicko

2008.08.19 Tuesday | 映画作品 > ドキュメンタリー

sicko(2007年)
毎度鋭い視点で容赦なく問題に切り込む、マイケル・ムーアのドキュメンタリー作品。
アメリカの保険制度や医療システムに焦点を当てた今作は、私も現在(それとたぶん今後も)アメリカ在住なだけに、他人事でなくマジメに考えさせられた……つか、こええええええ!!!!(((( ;゚Д゚))
切断事故で落とした指を繋ぐのに一本数千ドル超え。払えないなら指は諦めろ。保険会社は申告漏れや小さなミスやこじつけスレスレの理由をつけて、利用者の申請を突っぱねるのに必死。人命を救うはずの病院でさえも、医療費が払えなければ病人や老人も平気で道端へ、文字通りゴミ同然に放り出す。
一方で、本当に国民のことを考えたシステムがスムーズに機能している他国(カナダ、キューバなど)の様子も見せるので、それに比べていかにこの『先進国』のシステムがひどいものかが嫌でもわかる。
自国で月に何百ドルという高い金を払って入手していた薬が、よその国では約5セントという信じられないような値段で買える。そんな事実を知ったら、「自分の国のシステムはどっかおかしい」と危機感や疑問を抱いて当然。日本も状況はアメリカとかなり近いのではないだろうか……
他人の命を足蹴にしても金儲けをしたいと思う人間や組織が存在する以上、一度根付いてしまったシステムを根本から変えていくのは、悲しいことにとても難しい。
観終わった後、もう将来はアメリカでも日本でもなくどこか他所の(医療と老後の心配のない)国へ移住したほうがいいような気がすると、本気で思った(´;ω;`)

マイ評価:★★★★☆
author : 四葉 | - | -

Tropic Thunder

2008.08.15 Friday | 映画作品 > コメディ

tropic_thnder(2008年)
いやー爆笑した爆笑した。楽しい映画だったw
戦争映画を製作中のクルーが、演技にリアリティを持たせるために主演俳優たちをジャングルへ投入。しかしそこは武装した麻薬集団が拠点を構える危険な場所だった……
しょっぱなから監督が地雷で吹っ飛んだりしてるのに、自分たちが本格的にヤバくなるまで「これも撮影の一部」だと思い込んでいる、俳優達のおバカっぷりが笑える。ハリウッド製戦争映画のお約束や映画業界なんかも上手いことおちょくってたりして。
あともうとにかく、ロバート・ダウニー・Jr最高だったw
本気で「誰!?」ってくらいの変身っぷりだし、役柄を超えてすっかり別の人種になりきっちゃってるキャラの滑稽さだとか、ほんと絶妙。
本編前のウソ映画CMの、禁断の愛に目覚める神父役も個人的にかなりツボだったし……ていうかむしろあの映画、全力で製作希望なんだけど!(ちなみにこれの相手役がさりげなくトビー・マグワイアで噴いた。たった数分のネタになんて豪華なw)
人種・ゲイ・ハンディキャップと、多方面でいろいろスレスレのギャグに挑戦しているのも、映画にダークな笑いを添えていておもしろかった。実際どっかの団体から抗議がいってCM一部自粛になったりもしたそうだけど、クリーンなだけの笑いばかりじゃつまらんでしょうよ……だいたい、映画を観たら抗議のほうが的外れだとわかるようなもの。
特殊メイクで登場のトム・クルーズは、「こんな役もやっちゃうよ!」アピールは結構なんだけど、ちょっとばかり出張りすぎた感があるのは否めなかった。
キャラは決して悪くなかっただけに残念。控えめにしてこそ光るんじゃないのか、カメオ出演ってのは。

マイ評価:★★★★☆
author : 四葉 | - | -

The Ruins

2008.08.09 Saturday | 映画作品 > ホラー

ruins(2008年)
見るからにヤバげな遺跡に危機感ゼロでざくざく踏み込んでいく、いかにも軽くてオツムの弱そうなメインキャラ4人を見ただけで、もう何が起きるのか簡単に予想できようというものw
お約束通り、一人また一人とやられていくキャラたち。彼らを襲うのは奇妙な『声』と自在に動く無数のツタをもつ、遺跡に生えた肉食植物……
(;´Д`)
はっきりいってつまらん。事前にチラ見していた予告ではもうちょっと面白いものを期待していただけに、正直ガッカリだった。
負傷した足を生きたまま植物に食われるだとか、傷口から入り込んだツタが皮下を這い回る描写、それをナイフで取り除こうとするシーンなんかはけっこうグロいんだけど、ほんとにただグロいだけという感じ。キャラたちにも別に同情はしないし、唯一可哀想だったのは、とばっちりで射殺された現地の少年くらいのもんだ。

マイ評価:★☆☆☆☆
author : 四葉 | - | -

The Dark Knight

2008.08.08 Friday | 映画作品 > アクション/アドベンチャー

 Dark_Knight (2008年)
素晴らしい才能と期待された未来がありながら、惜しくも急逝したヒース・レジャーの遺作となったこの作品。やっぱり大きな見所のひとつは、彼が演じたジョーカー。
……とにかく、圧倒された。
冷酷さ、いやらしさ、不気味さ、可笑しさ、哀しさ。ジョーカーの道化の顔にふさわしく、多面性のあるクセたっぷりのキャラを見事にものにしきっていて、悪役なのにぐいぐいと魅了された。
そんなジョーカーに、対峙するバットマンもかなり翻弄され手こずらされるわけだけど、それは存在感の面でも同じで、主役のバットマンをほとんど食うような勢いだった。
それにスカート姿のナースコスプレもなにげに萌えだったし……w
その影に隠れてしまいがちだけど、トゥー・フェイスのインパクトもかなりのもの。まさかそういうビジュアルでくるとは思わなかった!
彼を人々に必要な英雄として遺しておくために、その罪をすべて引き受け自ら『ダーク・ナイト』となるバットマン。渋カッコよすぎだろ……(´д⊂)

マイ評価:★★★★☆
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Casino Royale

2008.08.05 Tuesday | 映画作品 > アクション/アドベンチャー

CasinoRoyale(2006年)
007誕生。エージェントとしてまだ新米のジェームス・ボンドの無鉄砲さや青さが新鮮な魅力。
ハチャメチャな勢いで大胆に大暴れ、ときには無用心や詰めの甘さから命を落としそうになってヒヤヒヤしたりも……その危なっかしさのおかげで終始緊張感があってハラハラ、というかこれは「あーあー気をつけてー」と心配しながら見守るオカンの気持ち?w
そんな感じで未熟なところもあるけれど、とはいえやっぱり決めるべきところはスマートに決めててカッコいい。
というかもうね、ダニエル・クレイグに惚れそう。いやむしろ既に惚れた。
あの信じられないほどキレイなブルーアイズときたら!(*´Д`)
……という感じで、ストーリーそのものより「ボンドの魅力を楽しむ」映画かもしれないw
とりあえずダニエル・クレイグはボンドに適役だと思った。
秋に公開予定の次回作も楽しみ。

マイ評価:★★★☆☆
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