こんなん観ました

忘れっぽい自分のための、備忘録的な観賞記録。
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The Brave One

2008.10.13 Monday | 映画作品 > スリラー/ミステリー

brave_one(2007年)
主演のジョディ・フォスターがいろいろと痛々しい映画。
理不尽な暴力を受け彼氏を殺され自らもボロボロに……という境遇は不憫だし同情もするけれど、だからといってその報復として相手の命を奪うことは果たして許されることなのか。
個人的報復としての殺人は、社会としてはもちろん許されない。だけど主人公エリカと関わる刑事マーサーのように、「個人的には目をつぶってしまうかもしれない」という気持ちもわからなくはない。
復讐を果たしても決して爽快な結末にはならず、重く苦い後味の残る映画。

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

Mr. Magorium's Wonder Emporium

2008.10.06 Monday | 映画作品 > SF/ファンタジー

mr_magorium(2007年)
子供みたいに無邪気で尚且つ謎に包まれたキャラクター、ミスター・マゴリアムを演じるダスティン・ホフマンが役にぴったりで絶妙。
ショートヘアにカラフルで遊び心のある服をさりげなく着こなしている、モリー役のナタリー・ポートマンもすごく可愛い(*´Д`)
ミスター・マゴリアムの不思議なおもちゃ屋、その明るくポップで賑やかな店内は見ているだけで楽しい。スイッチを回すと行き先が変わるドアは、ハウルとまんま同じ。やっぱりああいう「どこでもドア」的なものは万人共通の夢なんだろうかw
夢を持ちながらも自分に自信のもてないモリー、大人びた視点をもつ孤独な帽子好き少年エリック、堅物のヘンリー(通称ミュータント)。それぞれが互いの心に働きかけながら成長し、あるいは大事なものを思い出す。
「魔法は起こすのはそれを信じる自分の心」というピュアなメッセージが、いろいろ諦めてすれまくった汚い大人の心にしみるようです先生(´д⊂)

マイ評価:★★★☆☆
author : 四葉 | - | -

Devil May Cry

2008.10.04 Saturday | TVシリーズ

DMC(2007年)
CAPCOMの人気ゲーム、Devil May Cryのアニメ版TVシリーズ。
ダンテにレディにトリッシュとおなじみの顔ぶれは、ゲームとそれほど大きな違いもなく見ていて違和感はなし。
しょっぱなの事件で助けられたのをきっかけに、ダンテのところへ自称助手として勝手に居候を決め込んだ少女パティを始め、ダンテに仕事を持ってくる仲介人モリソン、いかにも怪しげな風体で意味ありげにちょっかいを出してくる下級悪魔のシドなど、ゲームには出てこないオリジナルキャラも多数登場。モリソンの飄々としていながら隙のなさげな雰囲気、ときにユーモアまじりにダンテをいなす落ち着いた物腰がツボ(*´Д`)
ストーリーもまぁそこそこ面白いんだけど、スタイリッシュかどうかは疑問。わざとそういう演出なのかどうかは知らないけど、中途半端にレトロな空気なのがどうも気になるw
自分としてはやっぱりゲームのほうがいいな、というのが正直な感想。

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

Star Wars: The Clone Wars

2008.10.03 Friday | TVシリーズ

clone_wars_tv(2008年〜)
Cartoon Networkで放映中!
劇場版はDVD待ちでまだ観てないので、新キャラのアソーカにはこのTVシリーズで初めて対面。
可愛い。そして元気があってよろしい(*´Д`)
跳ねっかえりだったり暴走しがちだったり自信家だったり、無茶やってピンチになっても持ち前のカンと運の良さでうまいこと切り抜けられたり、そういうところはやっぱりマスターのアナキンとそっくりw
ジェダイ組はもちろん、クローントルーパーたちの活躍や個性も丁寧に描かれているのが見所。
どうせ自分たちは使い捨ての兵士だからと、己の運命を淡々と受け入れているクローンたちに、確かに外見は同じかもしれないがフォースは一人一人違う、と説くプロ・クーンの温かみと重みのある言葉がしみじみとツボだった……(´д⊂)
そして私の愛するR2-D2は、あのフォルムなだけにCG映えしまくり!
絡みも見せ場もたっぷりだし、もう画面に出てくるとそれだけで嬉しくなる。
毎週30分があっという間。今後もますます楽しみ。

マイ評価:★★★★☆
author : 四葉 | - | -

Evan Almighty

2008.10.03 Friday | 映画作品 > コメディ

almighty(2007年)
主演のスティーヴ・カレル、『The 40 Year Old Virgin』では面白かったんだけど、映画自体ファミリー層向けで毒気が控えめになってるせいか、ここではあまり魅力が発揮されず。
というか全体的にギャグもcheesyでちょっとシラケ気味に観た。
むかーし聖書を読んだとき、子供心にもノアの境遇を「なんて理不尽なんだ」と可哀想に思った記憶があるけど、ノアと同様に方舟を作らされながらキャリアや生活を台無しにされていく主人公も、描かれ方はコミカルながらなかなかに不憫。

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

Bee Movie

2008.10.01 Wednesday | 映画作品 > キッズ/ファミリー

bee_movie(2007年)
TVショウ『Seinfeld』は好きだったし、ジェリー・サインフェルド本人も別に嫌いじゃないんだけど、あの高めの声とテンションでずっとベラベラまくしたてられるのは果てしなくウザかった。
そもそもなんだって、この人を声優に起用しようと決めたんだろう……
でもストーリーは面白かったし、CGアニメーションも普通によかった。
自分勝手にハチミツを搾取しまくる人間もひどいけど、ハチがまったく働かなくなってもそれは(世界と、そしてハチ自身も)困る。何事もほどほどが一番。自分のことだけ考えるのではなく、まわりとの調和が大事。
それにしても、こういう風にCG映画でメッセージ色濃い目のストーリーをやるのって、なんだかすっかり定番化してきてるなぁ。

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

Everything Is Illuminated

2008.09.29 Monday | 映画作品 > ドラマ

Illuminated(2005年)
第二次世界大戦中に祖父を助けてくれた女性を探してウクライナの村を訪れる、妙な収集癖を持つユダヤ系アメリカ人の青年ジョナサン。
通訳兼ガイドの地元の青年アレックス、運転手を務める自称盲目のアレックスの祖父、その祖父の盲導犬だというサミー・デイビス・Jr・Jr……3人と1匹の珍道中を、前半はコミカルに、後半はシリアスに描いている。
登場キャラの個性は強烈。ハチャメチャだったりチグハグだったりするやり取りに笑ったり切なくなったりしながら旅は進み、そして後半、ついに目的地に到達してからは、明らかにされていく事実とあいまってグッと重い雰囲気に。最後は悲しい展開も待っているんだけど、でも痛みや切なさよりもじんわりとしたあたたかさの残る、いい映画だった。物語の終点でタイトルの意味を考えると深い。
ジョナサンを「ジョンファン」と終始間違って呼んでいたアレックスが、最後の最後にきちんと正しい発音で「ジョナサン」と呼びかけるのが好き。

マイ評価:★★★★☆
author : 四葉 | - | -

Vantage Point

2008.09.27 Saturday | 映画作品 > スリラー/ミステリー

vantage_point(2008年)
スペインで行われた国際サミットの最中、公衆の面前で米大統領が何者かの銃弾に倒れる。そして続けて起きた大爆発で、街は大パニックに。犯人を負うシークレット・サービスのトーマスの視点を中心に、目撃者や不審者、様々の人間の目を通していろいろな角度から事件に焦点を当てる。
それはいいんだけど、見せ方がイマイチ惜しかったというか。何度も巻き戻して同じ場面ばかりを見せられるのが続き、多少飽きてくるのも事実。そのくせ場面展開はめまぐるしくて、主人公のトーマスにも感情移入がしにくい。
ただ、単純なテロに見えて実はかなり多数の人間を使った巧妙な計画だった、という事件の真相は予想を裏切る驚きの展開もあったりしてよかった。弟を人質に取られて動かされてたあんちゃんは可哀想だったな……(´;ω;)
あと個人的感想になるけど、フォレスト・ウィテカーがなんだかやたらキモかった。

マイ評価:★★☆☆☆
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The Invasion

2008.09.20 Saturday | 映画作品 > スリラー/ミステリー

The_Invasion(2007年)
『Invasion of the Body Snatchers』を下敷きにリメイクしたSFホラー。
オリジナルが既にいい映画はあまり弄らないほうがいいのに……と不安半分で観たけど、なかなかどうしていい仕上がりになっていて、いい意味で驚いた。
宇宙から地球に持ち込まれた謎の生物により、寝ている間に人間が『書き換え』られていき、見た目と記憶はそのまま持ちながら、中身は感情の抜け落ちた別人になってしまう。
まわりの人間が次々に乗っ取られていく恐怖。寝てはいけない、感情を見せてはいけないという緊張感。元作品のよさを残しつつ新しさも吹き込んだ感じで、色のトーンを抑え冷たさと不気味さを強調した画面描写も、映画の雰囲気にぴったりだった。
あとダニエル・クレイグ萌え(*´Д`)
あ、でもラストはオリジナルのほうが好き。

マイ評価:★★★☆☆
author : 四葉 | - | -

The Bucket List

2008.09.15 Monday | 映画作品 > ドラマ

bucket_list(2007年)
自分の余命があとわずかと知ったら、残された限りある時間をいったいどう過ごすか。何もせずただ病院のベッドでお迎えのときを待つか、それとも文字通り最後の花を派手に咲かせるか。
相部屋をきっかけに知り合った末期がん患者の初老の男二人が、「死ぬまでにやってみたかったことリスト」を手に病室を飛び出していく。
何が起きてどうなるのかは最初からだいたい予測できるし、ストーリーも実際その通りに進んでいく。なので大きなサプライズや奇をてらった展開はないけれど、だからこそ物語のテーマが丁寧に描かれている感じでよかった。
それにしても二人とも、死期の迫ったがん患者という役作りのためもあるんだろうけど……老けたなあ!(;´Д`)

マイ評価:★★★☆☆
author : 四葉 | - | -