DVDで鑑賞。
黒塗りボディでボンネットにはスカルペイントと銀のアヒルちゃん、スタント用にカスタムした不気味な車で、目をつけた女の子をひたすら追い回し手にかける変質者!
背中に
ICY HOT(コッチで有名な湿布メーカー)のロゴが輝く激ダサなジャケット姿、本人はニヒルで危険なつもりでも決して男前キャラになってないせいか、いくら見た目が不気味でやることがサイコでも、どっか笑えてしまう。
そんなキモい役を引き受けるカート・ラッセルもすごいなと思ったけど、これ本人はどうもノリノリで演じているような気がしてならないw
そのスタントマン・マイク、しょっぱなからバーでナンパした女の子を助手席で(自分自身は指一本も触れることなく)ボコボコのぐちゃぐちゃにしてしまったりして、早速エグさを発揮。タイトル『デス・プルーフ(耐死仕様)』の意味がここでわかるようになっている。
この後に続く待ち伏せ襲撃シーンも、かなりグロいバイオレンス!
助手席の被害者はローズ・マッゴーワン、それから女の子たち(の残骸)が搬送される病院でも、『Planet Terror』のキャラもちらっと出てたりして、両方観た人には「おっ」と思える演出も。
そしてスタントマン・マイクは次の標的へ。
前半でたっぷり彼の残虐さを見せつけておいて、後半狙われるこの子たちも同じような末路を辿るのか……と思いきや、しかしこれがガラッと正反対の展開に。
やられても泣き寝入りしない、私らナメるとはいい度胸じゃねーか地の果てまでも追いかけてこらしめてやるぜ(#゚Д゚)ゴルァアアア!な三人組が、ものすごく逞しくてカッコよくてツボ!
そして強い。わあわあ泣きながら急速にヘタレ化していくスタントマン・マイクに、いっそ同情すら覚えてしまうほどに強い。
ラストの爽快なタコ殴りシーンはもう笑うしかない。
とどめの踵落としがすげええええええw
マイ評価:★★★★☆
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