こんなん観ました

忘れっぽい自分のための、備忘録的な観賞記録。
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Inside

2009.10.22 Thursday | 映画作品 > ホラー

inside(2007年)
原題:『À l'intérieur』
フランス製スプラッタ・ホラー。
グロいよとは聞いてたけど、いやーここまでとは。
観たのがゴハン食べた後でよかった! と実感w
グロやスプラッタにはそこそこ耐性あるほうだと思ってたけど、それでもけっこうキツイ場面がチラホラ。
スプラッタの派手さだけならアメリカ映画にも似たようなのが転がってるけど、こっちはなんというか、自分の体をさすりながら「ぎゃー!」とジタバタしたくなるような生々しい痛々しさがもう別格w
特に、出てきてはバタバタ死んでいく登場人物が、脇の下だとか膝の裏だとか股間だとか、「お願いだからそこだけはやめて!(;´Д`)」と懇願したくなるような場所ばっか攻撃されるのが見ていてほんと痛そう。
主人公の妊婦もかなりヒドイ目に遭う。というか、最初から最後まで一番悲惨かも。襲撃者にとっては“腹の中の子”だけが目的なので、その外側の母親の肉体は単に邪魔なものとして扱ってるのが、容赦なくて怖さ倍増。
この帝王切開出産見ちゃった後だと、もうしばらく血糊はおなかいっぱいかもw

ところで襲撃者、顔と声からこれ最後は絶対『実は男でした』な種明かしが待ってんだろなと勝手に予想してたら、ちゃんと女だったことにびっくりしたwww

マイ評価:★★★☆☆
author : 四葉 | - | -

I Love You, Man

2009.10.21 Wednesday | 映画作品 > コメディ

I love you man(2009年)
婚約者との結婚を間近に控えたピーターは、式でベストマンを務めてくれる男友達が自分にはいないことに遅ればせながら気づく。これはイカンと、慌てて“友達作り”を始めるが……
だけどそもそも友達って、そんな手っ取り早く一日二日で作れるもんじゃないよなあw
ゲイの弟にアドバイスをもらいつつ頑張るものの、ピーターの友達探しはしょっぱなから難航。飲み会に参加しても溶け込めなかったり、“野郎デート”に出かけたはいいけれど、勘違いされて思いっきり舌入りでキスされてしまったり……(ここらへんは笑いながらも少し萌えたw)
そんな中、仕事中に出会ったシドニーに「これは!」と手ごたえを感じるピーター。
そこから近づいて友達になるべく誘いをかけるんだけど、超ぎこちなかったりそわそわ挙動不審になったりしてる、そんなピーターの様子はどうみても“一目惚れの相手にドキドキアタ〜ック!”ですww
最初はちょっと引き気味だったシドニーもだんだんピーターにベッタリになっていくし、婚約者はさんで微妙に仲がこじれたりするし、お互いのことを思って切なくなってみたりみなかったり、いやもう結婚はおいといていっそおまえらがくっつけばいいじゃない的な、つうかなんだこの萌え映画……(*´Д`)
ストーリーはまあまあだったけど、萌えのレベルで楽しめたので★ひとつサービスw

マイ評価:★★★☆☆
author : 四葉 | - | -

Zombieland

2009.10.17 Saturday | 映画作品 > コメディ

Zombieland(2009年)
もうね、しょっぱなからからノックアウトですわ(ノ∀`)
メタリカの曲『For Whom the Bell Tolls』に合わせ、ゾンビvs人間のスプラッタな(しかし笑える)画面が展開するイカスOPに始まり、本編も最初から最後までビシバシとツボに入りっぱなしのゾンビ映画だった。期待以上の満足度!!!

人が人を襲い爆発的な勢いで拡がったウィルス感染により、タイトル通りのゾンビランドと化した世界。荒れ果てた町でひとりサバイバル生活をしていた主人公(通称:コロンバス。ちなみにこのキャラ/俳優、マイケル・セラに雰囲気が激似w)が、道中知り合った生き残り――ゾンビ狩りの名手タラハシー、狡猾な姉妹ウィチタとリトルロック――と、行動を共にすることに。
カテゴリーとしては、果てしなくコメディ寄りのホラー&アクション。グロとバイオレンスと笑いの配分の絶妙さ、軽快なノリ、定番ネタをおさえつつも独自のテイストを盛り込んだ斬新さは、同じくゾンビコメディの傑作『Shaun of the Dead』にも通じるものがあるなと思った。
遊園地を舞台にゾンビと戦うシーンなんかは、それこそゾンビものクラシック『Dawn of the Dead』のモール場面を髣髴させるオマージュと取れなくもない。

キャラが変にヒーローしてたりしないのもいい。
影は薄いながらも一番共感できる主人公、詐欺がお得意の二人姉妹もいいけど、特にウディ・ハレルソン演じるタラハシーが、主人公を食っちゃう勢いで美味しすぎ!
ゾンビ狩ってるときのイキイキした様だとか、乱暴なのに憎めないところとか、切ない事実を語る泣き顔とのギャップだとか…… 萌 え(*´Д`)
ラスト近くでの大量ゾンビバトルでは、完全に見せ場をかっさらっててカッコよさ独り占め。派手に暴れる姿が見ていて気持ちいい一方、今にも死亡フラグ立つんじゃないかとヒヤヒヤしながら見守ってしまったけどw
言うこともいちいちおかしくて笑える。「サヨナラは苦手なんだよな〜」って、だからって「That'll do, pig」はねえだろwwベイブwww

あと、豪華ゲスト的に本人役で出てきたビル・マーレイ。
ゾンビメイクなんてしてきた時点でもう、最期は絶対にそうなると思ったよ……w

マイ評価:★★★★★
author : 四葉 | - | -

Trick 'r Treat

2009.10.16 Friday | 映画作品 > ホラー

trick_or_treat(2008年)
一応ホラーカテゴリーにしたけど、ホラーと言うほど怖くもない。
ポスターの子供はスプーキーな雰囲気だし、なんとなくグロキモそうな予感でけっこうおもしろそうに見えたんだけどなぁ……
ハロウィンの晩に起こる複数のホラーストーリー。
時間を遡ったりしながらそれぞれの話をちょこちょこ追っていくんだけど、どうにも目まぐるしいというか繋ぎが微妙というか、ひとつひとつの話に集中しにくくてその分おもしろさも半減。それぞれのネタはそんなに悪くないんだから(まぁチープな三流テイストはあるもののw)、弄り方次第でもっと面白くなっただろうに。
話の中で好みだったのは、スクールバスのやつとウェアウルフ。
カボチャ小僧は期待はずれでガッカリだったけど、アンナ・パキンの赤ずきんが可愛かったので許す(*´Д`)

マイ評価:★☆☆☆☆
author : 四葉 | - | -

Coraline

2009.10.12 Monday | 映画作品 > SF/ファンタジー

coraline(2009年)
3D眼鏡つきブルーレイ版を買ったんだけど、ペラペラの紙眼鏡の質が悪く画面が見づらかったので、けっきょく普通に2Dバージョンを観た。3Dで観たいから買ったのに、損した気分……( ´_ゝ`)
それはさておき、映画はなかなかおもしろかった。
古い家に引っ越してきた主人公コララインが、壁に隠されていた不思議な扉を見つける。それが通じている先にあった世界は……と、ファンタジー的な始まりながら、展開される世界はややダークで不気味、ファンシーとはかけ離れた絵柄や雰囲気も私的に好み。
でもなんとなく『ナイトメア』っぽいなという印象があるのは否めないw
強情でツンツンしてるけど、異世界に捕らわれた子供たちの亡霊や両親を助けるために奮闘する、素直で勇敢な少女コラライン。
頼りないようで必要なときには駆けつけてくれるワイビー、実は重要なポジションにいる黒猫、風変わりなご近所さんなど、キャラにもそれぞれに個性と魅力が。扉の向こうの世界にいるもうひとつの家族、そしてボスキャラの不気味さもよかった。
映画の冒頭、人形を作りかえるアニメーションが実は一番好きだったりする。割かれて裏返しにされているのは人形なのに、妙に生々しくてそこはかとなくグロいところがw

マイ評価:★★★☆☆
author : 四葉 | - | -

Inglourious Basterds

2009.09.28 Monday | 映画作品 > アクション/アドベンチャー

inglourious(2009年)
クエンティン・タランティーノ監督、ブラッド・ピット主演。
舞台は第二次世界大戦中、ナチス・ドイツ占領下のフランス。
家族を虐殺され唯一生き延びたユダヤ人女性ショシャナと、ナチスと見れば血祭りにあげる連合軍特殊部隊『イングロリアス・バスターズ』。
それぞれが同時にパリの映画館で、ヒトラー始めナチス上官たちを一掃するための計画を実行に移す。

とりあえずこのランダ大佐 め っ さ 怖 え (((( ;゚Д゚)))
一見物腰柔らかで紳士的、穏やかに談笑しながらもその目の奥は笑ってないタイプ。しょっぱなの“ユダヤ狩り”シーンからその冷酷非情さが充分にわかる。
獲物に対する嗅覚が鋭く執拗で執念深い、まさに猟犬のような男。
……しかし、この地獄の大佐と対峙する、アルド率いるバスターズも負けちゃあいないw
ナチスをとっ捕まえて片っ端から頭の皮を剥いだり、ただの脅しかと思ったらほんとに言葉通りバットで撲殺したり、ナチスの額に鉤十字をナイフで刻んだり、やることが容赦ないwww
一方の重要な主人公ショシャナも、彼女は彼女で壮絶な復讐劇を繰り広げていて、こちらも緊張感満点のドラマ。
バスターズのような集団も武力ももたない、ただの非力な映画館の女支配人でしかないのに、胸に抱き続けた復讐の炎を一気に(文字通り劇場ごと)燃やし、自らもその中で散っていく。

タランティーノ作品のトレードマークともいえる独特のセリフまわし(セリフを強引に全部英語にするようなことはせず、外国語は外国語として喋らせ字幕にしてるのもいい)、自分好みに凝りまくったアクション、予測のつかない展開で最後まで画面に釘付け。
ショシャナ視点で観ると切なく激しくシリアスで哀しい、バスターズ視点で観るとハチャメチャバイオレンスで笑えて燃える。
そんな感じで、一度で二度美味しく楽しめる映画!

マイ評価:★★★★★
author : 四葉 | - | -

Trauma

2009.09.27 Sunday | TVシリーズ

公式サイト
(2009年〜)
NBCで新しく始まったTVシリーズ。
『HEROES』のすぐ後からなのでチャンネルそのままでなんとなく観たら、けっこうおもしろくてハマりそうな予感。
救急車やヘリコプターで出動する救急隊員たちの、現場での手に汗握る人命救助ドラマをメインにしつつ、オフでの人間ドラマにもスポットを当てた内容。
まだ始まったばかりだけど、今後キャラクターの個性や事情が詳しくわかってくるうちに、もっとおもしろくなってきそうだなと期待!
とりあえず、いつも皆に適当にあしらわれバカにされて(´・ω・`) ショボーン、頑張ってるのに半人前扱いの新人君がとっても不憫なので、彼の扱いを早急になんとかしてあげてくださいw

(現時点での)マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

9

2009.09.21 Monday | 映画作品 > SF/ファンタジー

9(2009年)
自らの作った機械により人間達が滅ぼされてしまった世界。そこでどうにか生き延びているのは、1〜9までのナンバーを名前に持つ小さな人形のようなキャラクターたち。
主人公の9を含め、サックでできたその外見はなんとなく『The Nightmare Before Christmas』のブギーっぽくもある。(まあコチラのほうがもっとスマートだし、中身に虫が詰まってもいないけどw)
うっかり起動させてしまった殺戮マシンを止めるため、団結して立ち上がる9たち。しかしサイズも強さも桁違いの敵にはなかなか歯も立たず、仲間が次々と犠牲に……
9たち人形は血も内臓もない体だけど、それでも捕まって生命を奪われたり、ぼろ雑巾のように投げ捨てられたりする場面はけっこう残酷。
特に、2や5がやられてしまうシーンは悲しかった……(´д⊂)
1のセリフじゃないけど、9がそもそも災厄を持ち込んだ原因で、9さえ起きなければこんなことにはならなかったのかなと思うと複雑な気持ちにはなるもののw、最後はきれいにまとまっていて、これはこれでひとつのハッピーエンド。
ダークでありながらピュアという不思議な魅力、オリジナル色に溢れた映画で、とてもおもしろかった。

マイ評価:★★★★☆
author : 四葉 | - | -

Bored To Death

2009.09.20 Sunday | TVシリーズ

公式サイト
(2009年〜)
小説を一冊出したきりスランプに陥って次の作品が書けず、私生活でも彼女にふられてしまい、冴えない日々を送っている作家のジョナサン。
ある日ふと思いつきでネットの掲示板に出した、「アマチュア私立探偵やります」の広告に反応が来たことから、彼の探偵としての新しいキャリアが幕を開けるが……

しかしやはりそこはアマチュア。ジョナサン本人はすっかりその気でも、所詮“探偵の真似事”の域を出ていないので、やることなすことすべてが危なっかしいw
手がける事件も浮気の調査やら子供のスケボー探しやら、あまり危険を伴わないミッションばかりで(とはいえジョナサンは常にドジを踏んだり、うっかりをやらかしたりするわけだがw)、始まったばかりの今シーズンではまだジョナサン他キャラクターたちの紹介がメインといった感じ。
このまま軽快でコミカルな探偵ごっこが続くのか、それとも今後何かしらの大事件が起こったりするのか、どんな方向に行くにせよこれからも展開が楽しみ。
次シーズンも続行になるといいなあ!!!

(現時点での)マイ評価:★★★★☆
author : 四葉 | - | -

Death Race

2009.09.08 Tuesday | 映画作品 > アクション/アドベンチャー

Death Race(2008年)
つまんなさそうな映画だよなー、実際つまんねーんだろうなーと思いながら、たまたまTVでやってたので流れで観てみたら、やっぱりすっごいつまんなかったwww
なんというかもう、設定からキャラからストーリーから何から何まで、中途半端でまったく魅力を感じない。殺るか殺られるかの命がけのカーレースが売りなんだろうけど、それすらも予想の範囲を超えないアクションなので( ´_ゝ`)フーンで終了。脇でちょこちょこいい役者は使ってんのに、それも勿体ないくらい全体的に残念な映画。

マイ評価:★☆☆☆☆
author : 四葉 | - | -