クライヴ・オーウェン目当てに観賞。
シリアスにカッコいい映画なのかと思ってたらとんでもなかった……
タイトル通りとにかく撃ちまくれ！ がテーマ、派手な銃撃戦やありえない＆くだらないネタ炸裂の戦闘がメインの、あえてギャグ映画とよびたいアクション映画。
スミスとか適当な名前で済まされてることからもわかるように、キャラやストーリーの細かい部分なんかははっきりいってどうでもいい要素。細かくあれこれ追求しちゃいけない。
とにかくアクションだけが見所だから！ とわかりやすく焦点を絞ったつくりは、その思い切りっぷりが逆に清々しくて楽しいというか。
ニンジンをかじりながら、というか場合によってはニンジンをも凶器にして華麗に（笑）戦い、技を決めるたびにいちいちものすごくクサいキメ台詞を口にするスミス。
ニンジンを敵の口に突っ込んで（喉貫通）、「Eat your vegetable」とかね、もう……言うことなすことくだらなくてベタすぎて笑えるｗ
そのくせアクションはカッコいいし、グロ要素も容赦ないのがまたいい。
スミスも強いけど無敵ではないので、けっこう痛い目にあったりして。
そして銃撃戦にビビるどころかご満悦な赤ちゃんが可愛い(*´∀｀)
防弾ベストが産着がわりとか、シュールなのに似合ってる。
なりゆきでスミスと一緒に逃げることになった、授乳プレイが売りの売春婦DQ（甘味チェーン店でおなじみデイリー・クイーン。このネーミングは秀逸だと思うｗ）、演じてるモニカ・ベルッチも色っぽくて可愛くてよかった。
セックスしながら銃撃戦とか、スミスがまたありえないことしてるしな……
これで殺された刺客はものすごくいたたまれないと思うｗ
コミカルさとバイオレンスのバランスが絶妙でおもしろかった！
マイ評価：★★★☆☆
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（2007年）