仮面ライダーはアギトと龍騎と555が好きだったなあ。
剣をラスト近くまで観たところで渡米したので、その後のシリーズはさっぱり。
この映画は龍騎で仮面ライダーライア(手塚海之)役だった高野八誠が出てるということで、一応興味はあった。それで実際借りてみたけど……
なんというか、とにかくツッコミどころが多かったw
本郷猛サイドのストーリーは悪くないし、演じた黄川田将也も、マジメで凛々しい、ちょっと古風な中身と外見がキャラに合っていて適役だったと思う。
高野八誠もタイプの違う2役を演じ分けていて、特に一文字隼人のありえないキザさとかナルシシスト的なキャラ、カッコつけたがりっぷりや派手な外見、地味でストイックな本郷との対比が、笑っちゃうほど胡散臭くていいw 服装もいちいち強烈だし……
なんかときどき京本政樹っぽく見えてしょうがなかったw
ただ、緑川あすかに最初から最後まで共感も好感も持てないままだったのと、病気の少年と少女の話がどうにもクサすぎたのが個人的にダメなポイントだった。
コブラのウエンツ瑛士、スーアクさんとの体格差があまりにも違いすぎて、変身前と後じゃ思いっきり別人すぎだし(変身後は萌え)。
あとスネークのわざとらしすぎる舌なめずり、ありゃないわw
ライダーの自分の意思でマスクを被って変身完了というのは、「変身!」の掛け声と決めポーズがすっかりデフォルトになっていただけに、なんだか新鮮だった。というか渋くていいな。
ショッカー戦闘員の皆さんの徹底した雑魚っぷりもスバラシイw
なにげに最高だったのは、板尾さんのタクシー運転手/スパイダー。
マイ評価:★★☆☆☆
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