こんなん観ました

忘れっぽい自分のための、備忘録的な観賞記録。
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Watchmen

2009.03.31 Tuesday | 映画作品 > アクション/アドベンチャー

watchmen(2009年)
劇場で映画観たの久しぶりだー!
一部のレビューで「ファン向けに作られてるので原作を知らないとわかりづらい」、「不親切な部分がある」なんて言われてたのも見かけたりしたんで、原作未読のまま臨んだのがちょっと心配ではあったけど。
実際は、元ネタ知識がなくともちゃんとついていけたし充分楽しめた。
スーパーヒーローと一口にいえど、この作品のヒーローたちは必ずしも皆が「超人」というわけではないし、クリーンな正義の味方なんてのとはさらに程遠いキャラが多かったりもする。特に、コメディアンの下劣&鬼畜な最低野郎っぷりには「むしろおまえが最も要制裁人物だろうが!ヽ(`Д´)ノ」とツッコミたくなる。(なのに憎めないw)
ナイト・オウルやドクター・マンハッタンもいいけど、個人的に一番好きなのがロールシャッハ。キャラはもちろん演じている中の人も込みで、「disterbing」という表現がまさにぴったりの、痛々しくも不思議に魅力的でクセのありまくりな味わいがたまらない。

マイ評価:★★★★☆
author : 四葉 | - | -

Kung Fu Panda

2009.03.30 Monday | 映画作品 > キッズ/ファミリー

kung-fu_panda(2008年)
パンダのポー、声を担当したジャック・ブラックのキャラがハマりまくっていて絶妙だった。この人はコミカルな役になるとフルに本領発揮というか、ホントいきいきするなあ。
他キャラも声優陣が実はさりげなく豪華なのね……エンド・クレジットで見るまで気づかなかった!
動物キャラがカンフーで大暴れのアニメ作品、でも子供だけじゃなく大人もしっかり楽しめる。本当の「強さ」や己を磨くことの意味とは何なのか、そんなテーマを説教くさくならずにさらりと説いてるのもいい。というか穏やかに悟りきった亀のお師匠様がいいキャラしてるなー。

マイ評価:★★★☆☆
author : 四葉 | - | -

The Midnight Meat Train

2009.03.28 Saturday | 映画作品 > ホラー

meat_train(2008年)
かなり昔に読んだクライヴ・バーカー著の原作は、数ある短編の中でもけっこう気に入っている話のひとつ。
……それだけに、この映画化には正直ちとがっかり。
スタイリッシュな画面やクールなグロ描写のセンスは好みなんだけど、それだけで引っぱるには無理がある。もとの作品がキリッと無駄のないスタイルで書かれているので、それを映画一本分にしようとするとどうしてもストーリーがダレ気味になる感じ。原作の凝縮された怖さや緊張感などがいろいろと薄れてしまったというか。そこが肝なのに残念。

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

The Rocker

2009.03.19 Thursday | 映画作品 > コメディ

rocker(2008年)
やや健全すぎというかクリーンにまとまりすぎかなという感じで、正直自分の趣味的には物足りないんだけど、それでも笑える箇所は多数あったしそれなりにおもしろかった。大人俳優たちのチョイスがいいなw
ひょんなことから一緒にバンドを組むことになった、くたびれた冴えない(しかも汚い。そのわりに脱ぎすぎw)おっさんロッカーとティーンの少年たちの友情が可愛い。
あと、劇中で演奏する曲もなにげによかった。

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

Kings

2009.03.15 Sunday | TVシリーズ

kings(2009年〜)

『Heroes』と同じNBCでスタートした新シリーズ。
近未来の架空の国家という舞台設定ながら、現代のアメリカをモチーフにしているのは明らか。しょっぱなの戦争シーンだとか、まんまイラク戦争を連想させる感じだったし。
マット・デイモンに見えてしょうがない主人公よりも、むしろクセがあって興味深いキャラなのは国の頂点に立つキング。
割とおもしろそうなので、とりあえず観続けてみる予定。

現時点でのマイ評価:★★☆☆☆


追記:
惰性で追いかけつつ、なんだかだんだん勢いがなくなってつまらなくなってきたなーと思ってたら、どうやら1シーズンで打ち切り決定したらしい。
author : 四葉 | - | -

Eagle Eye

2009.03.11 Wednesday | 映画作品 > スリラー/ミステリー

eagle_eye(2008年)
『Jumper』ばりのスピード感、あちこち舞台を移動しながらめまぐるしく展開するストーリー、息つぐ暇もないアクション。
わけもわからないまま、分刻み・秒刻みで正体不明の誰かの一方的な指示を受け、それに従って動かなければ命の危険にさらされる。パニックに陥りながら全力疾走する巻き込まれ型の主人公を、すっかり人気俳優になってもういろんな映画で顔を見かける、シャイア・ラブーフが演じている。同じく巻き込まれる子持ちヒロインの相手役としては、見た目的にちょっと幼いような感じがしないでもないw
機械が意思をもち暴走するというネタ自体はありがちとしても、近い将来こうならないこともないのではと思わせるようなリアリティのあるアイディアが、デジタル時代の現代よりももっと昔に生み出されていたというのはおもしろい。

マイ評価:★★★☆☆
author : 四葉 | - | -

The Strangers

2009.03.10 Tuesday | 映画作品 > ホラー

strangers(2008年)
夜の深い闇、森の中の一軒家、外部との連絡手段を断たれた状況。
そんな中、いったい何が起きているのかすらわからないまま、正体の見えない三人組の男女と思しき集団に一方的に襲われ、追い詰められ、精神も肉体もじわじわといたぶられていく。そんな恐怖を、襲われる側の視点や感覚を通して見せていて、終始緊張感が途切れず飽きさせなくてよかった。リヴ・タイラーの演技もいいし、『音』の使い方がとても効果的。
それにしても、「たまたまそこにいたから」というただそれだけの理由で襲われる主人公達、本当に運が悪いというか不憫すぎ。襲撃者達は金品目当てでもレイプ目的でもなく、暴力のための暴力をただ淡々と遂行していて、そのマスク姿と無口さも相まってものすごく不気味。実は怪物/幽霊/悪夢でしたというオチがあるわけでもない、主人公達が一矢報いて逆転劇を繰り広げるわけでもない、どころかこの先もまたどこかで誰かが犠牲になるよ的なエンディングなので、後味はかなり悪い。
これが事実に基づいて作られた話だというのが嫌だな。世の中、一見普通人の顔したキ○ガイが多すぎる。

マイ評価:★★★☆☆
author : 四葉 | - | -

Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull

2009.03.01 Sunday | 映画作品 > アクション/アドベンチャー

indiana_jones(2008年)
想像していたよりもずっと面白かった!
ハリソン・フォードは好きだけど今更またインディやるのってどうなの……と正直不安に思っていた部分もあったんだけど、これがどうして。
確かに見た目は老けたしアクションも若干きつそうだったりするけどw、でも「まだまだ現役だって充分イケる!」と文句なしに頷ける暴れっぷり。熟練の余裕と貫禄を見せつつ根っこの熱さも衰えてない的な感じで、息子をリードしつつも見せ場ではきっちり大活躍。
インディならではの冒険やアクションに大胆にエイリアンを絡めてきたストーリーも意外で、スケールがでかいものに仕上がっていてかなり楽しめた。
結婚して落ち着くと見せかけて、おぉっとまだ主役は譲らないぜ! なラストにも嬉しくなってしまう。次回作にもぜひ期待!

マイ評価:★★★☆☆
author : 四葉 | - | -

Step Brothers

2009.02.26 Thursday | 映画作品 > コメディ

step_brothers(2008年)
まさかウィル・フェレルのタマ袋をあんなにもアップでじっくり見せつけられるなんて……!(;´Д`)
いやもちろん作り物なのはわかってるけど、やたら凝ったディテールでリアルにできてて、しかもドラムセットになすりつける様を無駄に丁寧に見せてくるので嫌すぎた。他の部分でもタマ関係のセリフが多かったりして、そのタマへの妙なコダワリは何なのかとwww
30代独身パラサイトニートのダメ男2人が、親の再婚をきっかけに義兄弟に。いろいろありつつも、最後は自分達なりに成功をおさめてメデタシ、というストーリーはまぁこの手の映画のお約束か。
似たようなスペックの人間は実際ごまんといそうだけど、でもこんな映画みたいにはうまくいかないというのが現実の怖さだよな……

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

Taking Chance

2009.02.22 Sunday | 映画作品 > ドラマ

chance(2009年)
HBO Original Films作品。
ケビン・ベーコン演じる海兵隊中佐が、イラクで戦死した海兵隊員の遺体をエスコートする任務に志願し、若きチャンス・フェルプスの棺を彼の故郷ワイオミングの家族の元へと送り届ける。
特に大きな出来事も事件も起こらない、ただ「ある兵士の物言わぬ帰還」を追ったそれだけの話なのだけど、収容された遺体が清められ棺に納められ飛行機や車で搬送され家族の待つ故郷へ帰る、その旅に関わった様々の人々と彼らの思いを見せることで、静かな感動ものに仕上がっている。
実話に基づいているというこの話、正直「イラク戦争で散った米軍兵士を讃え美化する」系等の映画やドキュメンタリーに内心ちょっと辟易気味の私も、ラストで本人の写真が出てきたところではやっぱり少しグッとくるものがあった。残される家族はいつでも一番辛い。

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -