こんなん観ました

忘れっぽい自分のための、備忘録的な観賞記録。
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Hancock

2009.02.18 Wednesday | 映画作品 > アクション/アドベンチャー

hancock(2008年)
怠惰で飲んだくれで乱暴、人助けに出れば逆に何倍もの迷惑をかけ甚大な被害を及ぼす、ダメダメスーパーヒーローのハンコック。
どんだけホームレス並みに小汚くてガラが悪かろうとも、しかしウィル・スミスはやっぱりウィル・スミスなんだよなぁ……
やっぱり根っからの「いい子ちゃん」キャラというか。すれた感じがまったく似合わないので、悪ぶってる様子も板についてないし見ていてどうにも落ち着かない。途中いいもんのヒーローになってから、ようやくしっくりきて安心した。対するシャーリーズ・セロンのほうはホント、役柄によって毎度すごい化けっぷりを披露してくれるんだけどなw
ストーリーは進むにしたがって正直どんどんつまらなくなっていった。いろいろひっぱっておいて、山場が実は壮大な痴話喧嘩でしたというのはどうなのか。

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

The Happening

2009.02.12 Thursday | 映画作品 > スリラー/ミステリー

happening(2008年)
それまで普通だった人々が、何かのきっかけで突然おかしくなり暴力的な異常行動に走るという部分は、スティーヴン・キング著の『Cell』を彷彿させた。キング作品の場合は暴力のベクトルが他者に向かっていたけど、この映画のようにそれが自己に向き次々自殺する人々というのも、うすら寒い感じと異常性をより強調していて新しい怖さがある。
M・ナイト・シャマランの手がけた作品だと他に『The Sixth Sense』や『Signs』、『Lady in the Water』なんかが有名で、どれも語り口や雰囲気に独特な味があると思う。この『The Happening』も系統的には似ていて、おもしろいことはおもしろいんだけどなんかこう微妙にがっかりで惜しい……という点もそれらと同じ。目の付け所やテーマは興味深いしストーリーの盛り上がりも途中まではいい感じ、なのに後半あたりから奇妙に失速、ラストを観終えたときに「……で?」みたいな物足りなさに近い後味が残る。
決してつまらなくはないのになんでだろう? そこが残念。


マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ

2009.02.09 Monday | 映画作品 > アクション/アドベンチャー

django(2007年)
源氏と平家の争いがモチーフで舞台はウエスタン、登場キャラの9割方が日本人俳優ながら話すセリフはみな英語。ジャンルも時代もごちゃ混ぜのいろんなテイストを一緒の鍋にぶち込んだ、まさに「スキヤキでウエスタン」な映画。
俳優は若手イケメソも個性派もベテランも揃え、ファッションは斬新でスタイリッシュ、弾丸と刀が乱れ飛ぶアクションで見せ場もあって、それなりにおもしろかった……はず……なんだけど……
なんだろう、観た後に残るこの微妙にしょっぱい気持ちw
古典的ウエスタン映画や黒澤映画『用心棒』、その他いろんなところから引っぱってきたネタを盛り込みつつ個性的な作品に仕立てているのはいいんだけど、保安官の指輪物語ゴレム的キャラ付けだとかタランティーノのアニヲタ発言、「なんじゃこりゃぁぁあああ!」とかは、個人的にはあんまり笑えないというかいっそ興醒めだった。そういうパロ要素はむしろないほうがよかったな。
そんなわけでちょっと低めの辛口評価。気持ち的には★2.5くらい。
伊藤英明は本人が大のウエスタン好きだそうで、ガンマンっぷりはさすが板についてる感じ。渋めのキャラとあわせてやたらカッコよかった。
あと伊勢谷友介の義経に不意打ち萌えきた。刀キャラには弱いんだ……!

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

Deception

2009.02.05 Thursday | 映画作品 > スリラー/ミステリー

deception(2008年)
生真面目な会計士ジョナサン役のユアン、メガネに7:3分けの髪に地味なスーツ、とどめに下着は白ブリーフと、全身思いっきり冴えない男を演じているんだけど、やっぱり素材がいいのでそのダサさやドンくささすらもむしろ可愛い(*´Д`)
そしてヒュー・ジャックマンは悪役でもやっぱカッコいい。
秘密セックスクラブの妖しい匂いをからめたスリラー仕立てのストーリーは、ミステリアスで危険な雰囲気はあるものの筋書きや謎解き自体は単純で、先もオチも読めてしまう。なのでそういうところは二の次にしておいて、ユアンとヒューを愛でるのが萌え的には正しい楽しみ方。

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

The Incredible Hulk

2009.01.29 Thursday | 映画作品 > アクション/アドベンチャー

hulk(2008年)
映像技術の進歩は留まるところを知らんですな。
実写キャラとの間にあまり違和感を感じさせないハルクの姿に、うおおCGすげえなーと感心しつつ、単純なストーリーや豪快なアクションはいい意味で普通に楽しめた。
エドワード・ノートンやティム・ロス、どっちかというと演技派でシリアスな俳優がこの手の映画でこの手のキャラを演じるというのが、なんだかちょっと意外な感じで新鮮。まぁだからこそ、ドラマ部分の演技なんかは安心して観ていられるんだけど。特にティム・ロスはもともと好きな俳優なので、クセのある役で登場していて嬉しかった。
それと最後にチラッとトニー・スターク(Iron Man)の姿が!
思わずメインキャラ以上に奴にときめいたw

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

The Diving Bell and the Butterfly

2009.01.26 Monday | 映画作品 > ドラマ

diving_bell(2007年)
脳梗塞で倒れ身体のほとんどが麻痺、自分の意思で動かせるのは左瞼のみになってしまった、世界的ファッション誌『ELLE』の編集長ジャン=ドミニック・ボービー。リハビリを続け、時間と手間のかかる伝達方法を用いて根気強く、20万回以上の瞬きで彼が綴った自伝。
いやー感動した。わざとらしい感動物語やお涙ちょうだいモノとは違う、むしろそういう類からは外れた淡々としたドライさがいい。
詩的に響くフランス語でときに真面目に、ときに茶目っ気たっぷりに、ときに声を荒げて語られるモノローグ。左瞼しか動かすことができなくとも、ジャンの心の声はとても表情豊か。どんなときでも女のことを考えるのは忘れない、フランス男らしい(?)その筋金入りのスケベ根じょ……いや、ロマンス気質には本当に感服するw
イマジネーション(想像力)とメモリー(記憶)だけはいつでも自由。
その言葉通り、幻想的だったりビビッドだったりと様々に、制限を受けず描かれるジャンの空想世界や過去の思い出など、映像も美しく素晴らしかった。

マイ評価:★★★★☆
author : 四葉 | - | -

Rescue Dawn

2009.01.19 Monday | 映画作品 > ドラマ

rescue_dawn(2006年)
ベトナム戦争を舞台に、事実に基づいて作られた作品。
海軍パイロット、ディーターの操縦する戦闘機がラオスのジャングルに墜落。捕虜となった彼の、過酷なサバイバル生活と命がけの脱出を描いている。
痛々しくやるせない話だけど、とてもいい映画だった。
クリスチャン・ベールがとにかくすごい。
出発前は仲間とジョークを飛ばし、いかにも健康そうな体躯にお気楽な明るい笑顔を乗せていたのに……捕虜となってからは、体は痩せこけ頬は削げ全身ボロボロ、目にはギラギラと狂気じみたものが宿り、その変貌ぶりはまさに別人のよう。
しかし、生ける屍のように捕虜生活を送っていた他の面々と違い、過酷な環境で長期にわたって拘束されながらも、決して諦めず「ここで終わってたまるか」という不屈の精神を保っていたディーター。脱走してからのジャングルでのサバイバル生活は、捕虜生活よりも更に過酷。そんな中で彼を生き延びさせ自由へと導いたのは、信じる心や希望などというものではなく、むしろもっと生々しく本能的な「生きたい」という欲求、生への意地だったのだと思う。
ディーターを信じて頼り、脱走後も行動を共にしていたドゥエインもすごく好きだった。
一緒に助かって欲しいと願っていただけに、あの最期は悲しすぎる……(´д⊂)

マイ評価:★★★★☆
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Fear

2009.01.11 Sunday | 映画作品 > スリラー/ミステリー

fear(1996年)
夜中にTV流してたらブチ当たったんで観てみたんだけど、
うわぁぁぁあ……( ´Д`)
なんつーか90年代初期の匂いがプンプンしてて、グランジ全盛期がモロ青春時代だった自分としては懐かしいというかこっぱずかしいというか居たたまれなくてくすぐったいというか、非常にしょっぱい気分になってしまったwww
一見ウホッいいイケメソでも中身はとんでもないサイコなことがあるから気をつけましょう、なストーリーは正直ショボいのでさておき。
いやぁ、マーク・ウォルバーグもリース・ウィザースプーンも若いわー。
リースは年とともにどんどん顎の「しゃくれ度」(尖り度?)も進化しているように見えて怖いんだけど、こんときはまだふっくらピチピチで可愛いすなあ。

マイ評価:★☆☆☆☆
author : 四葉 | - | -

Hitman

2009.01.10 Saturday | 映画作品 > アクション/アドベンチャー

hitman(2007年)
ゲームのほうは名前しか知らないので元ネタと比べてどうなのかとかはわからないけど、アクション映画としてごく普通に楽しめた。
つうかもう、主人公のエージェントNo.47がカッコ可愛い(*´Д`)
人を殺すのには何の躊躇もないくせして、女に迫られるとタジタジ。
ストイックすぎてそっち方面に耐性がなさすぎるのが、唯一にして最大の弱点。ヒロインのニカに押し倒されて乗っかられて迫られて、どうしていいのかわかんなくてアワアワ焦りまくった挙げ句、仕事用の薬打って眠らせちゃうのは笑ったwwそりゃやりすぎだろwww
劇中に実際のゲームの『HITMAN』のプレイ画面がチラッと出てきたけど、元ネタのほうもこんなキャラなんだろうか……だったらプレイしたいな。
そんなNo.47のピュアな可愛さを愛でる萌え映画でありつつ、彼自身を狙う別のヒットマン達との戦いやインターポール捜査官との追っかけっこなどなど、アクションやスリルもふんだんにあって面白かった。
それと彼のおかげで、「バーコードハゲ」という言葉に新たにスタイリッシュな意味が追加されることになった、といっても過言ではないはずw

マイ評価:★★★☆☆

映画としては★3つ、でもNo.47の萌え度は★5つ(*´ω`)
author : 四葉 | - | -

Star Wars: Clone Wars

2009.01.08 Thursday | 映画作品 > SF/ファンタジー

sw_clone_movie(2008年)
SWといったら、そらやっぱりクラシック三部作だろ!(゚∀゚)
なSWファンながら、新しい手法のCGアニメーションでお目見えの今作、実際に観てみたら驚くほどすんなりと、違和感なく楽しめた。
完全CG作品ならではの魅力、CGだからこそできる表現がSWの世界とぴったりマッチ!
以前やっていたTVアニメシリーズのときと比べて、キャラのデフォルメ具合いもよりなめらか、アクが強すぎず受け入れやすくなっている感じ。
ストーリーも面白かったし、新キャラとして投入のアソーカも可愛い。
アナキンにパダワンをあてがうなんて無謀としか思えないんだけど、あえて踏み切るヨーダやオビ=ワンの余裕がさすがだ……つうか見守るふりして絶対楽しんでるだろうw
ある意味似たもの同士なところのあるアナキン・アソーカ師弟、アソーかが意外にしっかりさんっぷりを発揮するので、たまに師弟逆なんじゃないかと思うようなところも。互いに刺激しあって、ときにピンチを助け合って成長していく姿が微笑ましい(*´∀`)
ところで、潜入ミッションでアナキンとアソーカが四角いカバー被ってこそこそやってるとこ、MGSスネークの段ボールを意識してるとしか思えないんだけどwww
そんでジャバの息子、ちっちゃくてキモ可愛い! しかし臭いのか……

マイ評価:★★★★☆
author : 四葉 | - | -