こんなん観ました

忘れっぽい自分のための、備忘録的な観賞記録。
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Role Models

2009.07.13 Monday | 映画作品 > コメディ

role_models(2008年)
ナマイキ通り越してひねくれまくり、口も態度も悪い母子家庭の少年。
普段の生活では閉鎖的、リアルRPGファンタジー世界にしか興味も己の価値も見出せない少年。
現代ではたいして珍しい存在でもなくなっているそんな子供たち、彼らを「問題児」にしているのは実のところ、本人がどうとかよりもまわりの大人や社会なんだろうなあ。
裁判所命令で最初は嫌々ながら適当に少年達の相手をしていた主人公2人が、彼らとの交流を通じ自分の問題とも向き合って、同じ目線に立つことで理解しあい共に成長していく。
……と書くとクサそうな話なんだけど、実際は独特の温度とテンポで織り成すギャグやエロネタの応酬で、かなり笑える映画でもあり。山場の王座争奪戦RPGバトルなんて、くだらなさ炸裂なのにどうしようもなく燃える!
あと、おっぱいウォッチャーの心得は非常に勉強になりましたw

マイ評価:★★★☆☆
author : 四葉 | - | -

Fanboys

2009.07.05 Sunday | 映画作品 > コメディ

Fanboys(2008年)
いやこれもうとりあえず名作だろ。

マジで 最 高 としかいいようがない……!!!(*´Д`)

Star WarsファンのStar Warsファンによる、Star WarsファンのためのStar Warsファン必見映画!
ガンで余命いくばくもないことが判明した友人のために、かつてつるんでいたSWファン仲間が結束。
SWファンの聖地ともいえるジョージ・ルーカスのスカイウォーカー・ランチへ侵入し、公開前の『エピソード・1』のコピーを手に入れてやろう! という、あまりに無謀でムチャクチャすぎる計画を実行に移す。愛すべきおバカさんたちに私も混ざりたいw
SWラブ! が全編に溢れているだけあって、もちろんSWサーガからのパロディや小ネタも山盛り仕込まれていて、SW好きにはほんっとたまらない。
改造ヴァンのミレニアム・ファルコン号(ルーフにR2-D2つき)めっちゃ欲しすぎるwwワープつきとか懲り方がハンパないwww
彼らが道中出会う人々にも、見知った顔の俳優がいっぱい登場。その上カメオ出演がえっらい豪華。あの人やこの人がまさかの出演!
宿敵として『Star Trek』好きのトレッキーたちをさんざんからかってみたり対決してみたり、挙げ句悪者ポジションにしておきながら、そのくせ主人公達を助ける重要なキーパーソンとしてSTおなじみの“あの人”を持ってくるあたりが実に憎い演出……
とにかく笑いっぱなしだけど、最後はちょっぴりしんみり感動。
観た後で、「あー、自分SW好きでほんとよかったなあぁぁ!」と心の底から思える映画。
問答無用で★5つに決まってるだろう!

マイ評価:★★★★★
author : 四葉 | - | -

Transformers: Revenge of the Fallen

2009.07.03 Friday | 映画作品 > SF/ファンタジー

transformer2(2009年)
なんだかやたら長いばかりの印象だった。
時間にしたら実際はそんなでもないのかもしれないけど、長すぎじゃないのと思わせる冗長さやダラダラ感があったのは事実。
内容はそこそこ面白かったものの、主要キャラもほぼ同じならアクションも前作と似たような繰り返しなので、ぶっちゃけ「前とあんまり変わらん」感じ。見どころはロボアクションなんだからいいんだ! と言ってしまえばそれまでだけど、そう割り切って観るにしてもアクションだけであの長時間もたせるのはキツイ。
新ロボットも、あまりに人種ステレオタイプ的なキャラづけはウケ狙いがわざとらしすぎて個人的に好きじゃない。というか、それ人種差別ギリギリじゃないの、大丈夫なの? とツッコミたくなるようなのがいたりして微妙だった。サムに近づくセクシーおねえちゃんロボットも、新タイプには違いないけどなんかターミネーターのパチもんみたいだったし。
もしこんな調子で3作目も作るんだとしたら、次は思いっきりテコ入れしていろいろ変えてかないと「またこれかよ!」な結果になりそう。
グラフィックだけはいいんだけどねぇ……になるのはもったいないな。

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

The Reader

2009.07.01 Wednesday | 映画作品 > ドラマ

the_reader(2008年)
15歳の少年マイケルと36歳の年上女性ハンナ、21の年の差カップルが過ごした濃くも淡いひと夏……そんな始まりから、後半まさかの展開にびっくり。
別れも告げずある日突然自分の前から消えたハンナと、法学部の学生になったマイケルが年月を経て思わぬ再会を果たしたのは、ハンナが裁判にかけられている法廷の中だった。
ハンナと密接な時を過ごしたマイケルだけが気づいた「ある事実」は、裁判の行方を左右しかねないほどの情報。だがその情報公開は、それを隠したがっているハンナを深く傷つけることになる……
ハンナに対する、愛情なのか何なのか自分でも判断がつかない複雑な想い。過去にずっととらわれ続けてきたマイケルの戸惑いが、朗読テープを送り続けながらも手紙の返信や面会は拒否したというところによく現れていて、切なく痛々しい。ラストもしんみりとした。
ところでケイト・ウィンズレットの腋毛にも地味にびっくりだった。
役作りとはいえ、野放し状態はやっぱ一見ギョッとするなw

マイ評価:★★★★☆
author : 四葉 | - | -

Bolt

2009.06.27 Saturday | 映画作品 > キッズ/ファミリー

Bolt(2008年)
ドラマ撮影セットの中だけを「現実」と信じ込まされてきたタレント犬・ボルト、この設定は言うまでもなく「Truman Show」を彷彿させる。演技にリアリティをもたせるため……という制作側の都合で、自分にとっての現実世界を勝手に決められてしまうのは可哀相だなぁ。撮影で使っていた「スーパーパワー」を実際に使えるもんだと信じて疑わないってのも、笑えるよりむしろ切ない。
そんなボルトが初めて外の世界に飛び出していき、道中で猫やハムスターを仲間に加えつつ、悪者に攫われた(とボルトは思い込んでいる)飼い主の少女の救出に向かう。
まぁだいたい予想通りの展開で、コミカルな要素やドタバタや感動シーンも交えつつ、最後はみんな幸せハッピーエンド。全体的に可もなく不可もなく……という感じ。
超ハイパーなおでぶハムスターがキモ可愛かったw

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

Underworld: Rise of the Lycans

2009.06.22 Monday | 映画作品 > SF/ファンタジー

underworld(2009年)
ストーリーの時間軸は大幅に遡り、ライカン族の誕生、そして1作目でも触れられていたルシアンとソーニャの悲恋がメインに。
ソーニャを演じるローナ・ミトラ、「Doomsday」のときも思ったけど、ほんとケイト・ベッキンセールに激似!
ケイトが演じたセリーヌの、「ヴィクターの娘ソーニャに似ている」という設定にまったく無理がない。実際、ここまで似ている女優を持ってこられたのは奇跡じゃないだろかw
ヴァンパイアによって作られ隷属させられていたライカンたちの逆襲劇、種族を越えた禁断の切ないラブ・ストーリーと、内容のバランスもよかった感じ。これを観た後だと、今までの2作品もライカン寄りになって見解がガラッと変わりそう。

マイ評価:★★★☆☆
author : 四葉 | - | -

There Will Be Blood

2009.06.19 Friday | 映画作品 > ドラマ

there_will_be_blood(2007年)
かなりの時間をほぼセリフ無しで見せる冒頭から、この映画の不思議な世界に引き込まれていく。ストーリーもキャラも一見普通に見えて、実はものすごく変わっているというかクセがあるというか。
演じる俳優陣も実力派揃いですばらしい。
それと、音楽の使い方がとても独特。画面に動きがないときでも音楽だけで見事に緊張感を盛り上げたり、わざとのように映像と不似合いな音楽効果で不安感を煽ったり。
油田採掘でのし上がる男と、野心を胸に秘めた若い神父との確執と対立。
とうとう決着のつくラストでは、思わず「……えっ?」と笑ってしまった。

マイ評価:★★★★☆
author : 四葉 | - | -

Up

2009.06.18 Thursday | 映画作品 > キッズ/ファミリー

up(2009年)
3DでPixarアニメーションでこの可愛らしい絵柄ときたら、きっといかにも子供向けの話なんだろうなと高をくくっていたら……
まんまと2回くらい泣かされた(´д⊂)
無口で無愛想だけど誠実な夫、昔からおてんばで元気で明るい妻。
この老夫婦のラブリーさがもう反則。子供の頃の出会いから結婚して共に暮らし年をとり、そして妻が先に天へ召されるまでを冒頭で見せていくんだけど、まずここでもう涙。
こんなしょっぱなから泣かされるなんて! ……と思いつつ、視界が滲む。

独りぼっちになってしまった夫が、妻の遺したアルバムのメッセージに背中を押され、新たな人生の旅に出る。ひょんなことから旅のお供になるのは、少年と犬と巨大鳥、移動手段は無数の風船につないだ空飛ぶ家。
ストーリーもいいけどキャラもいい!
子供も犬もよくありがちな変な媚びがないし、犬に至っては特別な首輪のおかげで人語が話せるという突飛な設定にもかかわらず、なんだか話してるのが当たり前みたいな、妙に自然な説得力がw
あと、ヨレヨレで危なっかしいのに迫力があってしかも笑える、ジジイvsジジイファイトが最高だった。同時に腰が逝きそうになるとことか……www

話もキャラも魅力的、画面作りや表現も3D技術だけに頼らず、きっと2Dで観てもおもしろさは変わらないであろう高クオリティ作品。
はっきりいって減点ポイントがまったく見当たらないので、★満点。

マイ評価:★★★★★
author : 四葉 | - | -

Body Of Lies

2009.06.04 Thursday | 映画作品 > スリラー/ミステリー

body_of_lies(2008年)
片や明日には命がどうなるかも知れない環境で、常に危険にさらされながら任務に臨み。片や平和な場所で日常生活をこなしながら、その合間に電話で指示を送り……
緊迫した空気を身に纏い、隙がなく渋く傷だらけのレオナルド・ディカプリオと、でっぷり緩んだ体に飄々とした態度のラッセル・クロウの対比が、二人の立場の違いを見た目にもはっきり表している。
つかラッセル、貫禄出すぎw
嘘のつき合い、騙し合い、文字通り命がけの駆け引き。
こんな世界で暮らせといわれたら私なんて一日と精神がもたんな!
途切れぬ緊張感を保ったストーリーも、最後まで飽きさせなかった。

マイ評価:★★★☆☆
author : 四葉 | - | -

Drag Me to Hell

2009.05.30 Saturday | 映画作品 > ホラー

drag_me_to_hell(2009年)
サム・ライミらしい笑いとグロがたっぷり詰まった、おもしろホラー映画!
ジプシーの老女に呪いをかけられた主人公が災いに見舞われるんだけど、怖いというよりむしろグロい目にあいまくり。老女の唾液やら目玉やら死体処理用液体やらハエやらウジやら、とにかくいろんなものを(顔面メインに)浴びる姿はすさまじいもんがあるw
呪われた相手の魂を奪いにくる悪魔ラミアも、おどろおどろしいだけじゃなく妙なコミカルさがあったりして、ヤギにとりついて喋ったり猫を吐いたり人間について踊ってみたりと、これまた笑いを提供してくれる存在だったw
最後まで救われない主人公。でも何の罪もない可愛い子猫タンにあんなことをしたんだから、苦しむのも当然といえば当然の報いというもの!

マイ評価:★★★★☆
author : 四葉 | - | -