こんなん観ました

忘れっぽい自分のための、備忘録的な観賞記録。
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Botched

2009.01.07 Wednesday | 映画作品 > コメディ

botched(2007年)
スティーヴン・ドーフ演じる泥棒の主人公が、失敗した任務の埋め合わせとして、とある貴重な十字架を盗むためにロシアへと送られる……
普通にホラーか犯罪スリラーものかなーなんて思って観始めたら、とんでもなかったw なんだこの映画!
泥棒3人組が人質をとってビルの地下に立てこもるまでは割と普通。
人質の一人が何者かにいきなり巨大鋏で首を落とされるあたりからホラー的様相を帯び、そしてだんだんとキャラたちの会話が妙になり、ギャグとしか思えない襲撃者が登場してから一気におかしな展開に。
いろんなギミックの仕込まれた舞台もシュールなら、キャラもさりげなく癖のある奴らばかり。ものすごくベタなギャグと意外な笑いが交互に襲ってきては、容赦ないスプラッタ描写との絶妙なコンビネーションを奏で……
ちょw待っww何それwwwとか、どうしてそこでそれが来るんだよ! といちいちツッコミたくなるネタが山盛り。途中、たたみかけるように連続して笑いのツボに入りまくるシーンがあったりして、思いっきり声出してワロタ。
特にガードマンのボリスがいろんな面でおいしすぎるw
Alpha male...Alpha male.....!(泣きながら)
あーおもしろい映画だった。これは絶対にまた観よう。

マイ評価:★★★★☆
author : 四葉 | - | -

Shutter

2009.01.04 Sunday | 映画作品 > ホラー

shutter(2008年)
心霊写真に対するイメージやそれから感じる怖さというのは、日本と外国(特に欧米)だと元々かなり違いがあるんじゃないかと思うけど、女性の怨念・執念という部分のおどろおどろしさは世界に共通してるものなのかw メインキャラは外国人・舞台は日本と文化がミックスされていながら、『怖さ』の焦点はぴたっと合っていて予想外におもしろかった。
奥菜恵、霊になってからよりも生前の姿のほうがジトーっとしていて、「ああ……いるよねこういう女……(;´Д`)」的な生々しさが不気味!
しかし服毒自殺でそのまま放置の死体が、発見時あんな状態ってのはないよなぁ。死体は衣服もそのままにほぼミイラ化、腐臭はなさげなのにハエがわんさか湧いてて、だけど椅子や床はキレイなままって。本当なら特別清掃必要なレベルだろうに……まぁそこまでリアルに描写したくはなかったのか。
そして『Heroes』のアンドウ君がこんなとこにも出ていたとはw
やっぱり日本語は微妙だから英語要員だったのね(・∀・)

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

biohazard DEGENERATION

2009.01.01 Thursday | 映画作品 > アクション/アドベンチャー

degeneration(2008年)
ブルーレイで購入。画質の高さは異常! (*゚∀゚)=3
キャラの肌の質感が特にスゴイ。アップになると、顔のシワやたるみや毛穴やホクロまで見える。同じCGでもFFあたりはやたら完璧で作り物めいたイケメソばかりなのに対して、こっちはゲームらしさも残しつつ、かなりリアルな描写に近い。
ストーリーはゲーム版4の後という設定、2でも一緒だったレオンとクレアが7年の歳月を経て再び顔合わせ。初対面シーンをなぞるかのような再会シーンが、ゲームファンへのサービス的な感じで思わずニヤリ。
2での過去を振り返る回想シーンも、あの当時の二人を今のハイクオリティな画像で拝めてなにげに嬉しかった。でも7年前なんだから、もう少し表情なんかが幼くてもよかったな……顔がまったく同じw
そういやレオンの顔が4と比べてずいぶんキツイような、というか目の辺りとか妙に吊り上がってないか?という感じなのがチト気になった。4の後にまた「……なけるぜ」的なことがいろいろあって苦労したんだろうかw

既存の設定を生かし、そこにバイオテロなどの要素を盛り込むことで、現実に起こり得るかもしれない生々しいパニック・ホラー/スリラー作品に仕上がっている。
元のゲームシリーズを知っている人ならではの楽しみ方ができるような小ネタが仕込まれていたりもして、これはこれで独立した作品として楽しめながら、元のゲームシリーズともきちんと密接に繋がっているところが上手い。
レオンとクレアのダブル主役というより、むしろメインになるのはレオンと新キャラのアンジェラ。見せ場もこの二人がほとんど占めている。
というか、美味しいところはすべてレオン様がもっていきましたw

マイ評価:★★★★☆
author : 四葉 | - | -

2008年のまとめ

2009.01.01 Thursday | その他(お知らせなど)

2008年に観たもの
 映画作品: 83本
 TVシリーズ: 8本

個人的ベスト作品
 映画作品:
  『Juno』
  『The Orphanage』
  『Sweeney Todd: The Demon Barber of Fleet Street』
 TVシリーズ:
  『True Blood』

ドラマは迷わず選べたけど、映画は……
よかった作品が複数、しかも同じくらい高レベルなので、はっきりいってどれが一番と決めるのが不可能!
なので、最後まで迷った3本を全部挙げてしまったw
この他にも「あぁ、これもよかったなぁ」「あれもよかった」って作品がいっぱい。
あと『七人の侍』は特別枠、これはいつの時代も傑作だから別格。


さてさて、2009年もまた地道に記録をつけていこうと思います。
今年もたくさんのいい作品に出会えますように!!!
author : 四葉 | - | -

Jumper

2008.12.27 Saturday | 映画作品 > アクション/アドベンチャー

jumper(2008年)
なんかドラマの『HEROES』にでも出てきそうな第一印象。
でも見たことない場所でも飛べる上、空間だけじゃなくタイムトラベルもできる分、ヒロのほうが能力としては若干上か?w
ヘイデン・クリステンセンとサミュエル・L・ジャクソン、Star Warsでも一緒だった2人の再度の共演に「アナキンvsメイスの対決か!」とワクワクする暇もなく、まずサミュエルの頭に度肝を抜かれるwww
話自体はスピード感もありアクションもふんだん、ジャンパー達の能力をいかした場面転換の多さで、観ていて飽きさせない面白さがある。
ただ自己中な主人公デイヴィッドには、正直あまり共感も同情もできない。
普通でない能力を手にすると人が変わってしまうのは仕方ないのかもしれないけど、自分の欲のためにしか力を使わない、気分で行動してその結果いろんな人をトラブルに巻き込む……。金はいつか必ず返します、なんて強盗した銀行に置手紙しておきながら、そんな律儀さやピュアさもすっかり失っちゃってるし。もう金返す気なんてないんだろw
そんなデイヴィッドの傲慢さや軽率さをみていると、パラディン達に目をつけられてしまうのも当然の成り行き。そのとばっちりを食う形になったミリーとグリフィンはかなり気の毒。どっちも住居ごとめちゃくちゃにされとるしな……
むしろグリフィンのほうにスポット当てたら、それはそれで面白い話になりそう。(『ビリー・エリオット』であんな可愛かった少年が、8年でこんなに成長してしまうとは!)
それにしても、「あー日本帰りたい」がすっかり口癖の私には、いつでも無料で好きなだけ帰国できる彼らのあの能力は非常に羨ましい。

マイ評価:★★★☆☆
author : 四葉 | - | -

You Don't Mess with the Zohan

2008.12.18 Thursday | 映画作品 > コメディ

zohan(2008年)
予告ではかなり面白そうに見えたのに、期待したほどでもなくて少しばかり肩透かし……(´・ω・`)
うーん、なんかちょっとワンパタな下ネタに走りすぎてないか?
女性客に行きすぎ接客をするヘアスタイリストってのは、実際TVのヘアサロンメイクオーバー番組でリアルに存在するのを見たことがあるけど、あれはキモい以外のナニモノでもなかった! あんなサロン絶対行きたくないw
人種や国をコメディのネタにもってくるのは、弄り方が絶妙だと大ウケだけど、同時にデリケートでもあり難しい。ステレオタイプジョークの連発だけだとつまらないどころか不快にもなるし、一方だけを持ち上げるような偏った視点が透けて見えると一気に萎える。この映画はそこらへんのさじ加減は上手かったと思う。どの人種もまんべんなく平等におちょくっているというか(それがいいか悪いかはさておきw)
アダム・サンドラーの顔の広さを表すように、共演者やちょこっと顔出し程度の脇役がさりげなく無駄に豪華。だけどいくらなんでもマライア・キャリーはさすがにそっくりさん使ってるんだろ? と思ったら、これも本人で驚いた!

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

Stay

2008.12.14 Sunday | 映画作品 > スリラー/ミステリー

stay(2005年)
奇妙な患者ヘンリーと出会ったその日から、精神科医サムを取り巻く日常に不思議なことが起こり始める。サムは次第に翻弄されていき、やがて現実と非現実の境ですらもあやふやに……
謎めいたストーリーもさることながら、アート写真や絵画みたいに幻想的な画面の見せ方、どこか不気味で冷たいトーンの、非現実的な世界の表現にも目を奪われた。
ラストで一応種明かし的なオチは用意されているものの、最後まで「奇妙な世界」に取り込まれたままのような不思議な感じが残る。
現実(だと自分が思っている)世界にじわじわと非現実が染み出してきて、知らず侵食されていくような気持ちの悪さは、ゲーム『Silent Hill』シリーズをプレイしてるときの感覚になんとなく似ていると思った。だまし絵みたいなエフェクトや延々と続く階段、それまで普通にしていた人からいきなり血が滴り落ちてくる、みたいな部分は特に。
ところですっごくどうでもいいことなんだけど、ユアンのパンツの微妙な丈がずっと気になってしょうがなかったw

マイ評価:★★★★☆
author : 四葉 | - | -

Dead Silence

2008.12.07 Sunday | 映画作品 > ホラー

dead_silence(2007年)
大ヒットHBOドラマ『True Blood』で主人公の兄ジェイソン役を演じている、Ryan Kwanten主演。
妻にベタ惚れの新婚さん(妻はすぐに殺されるけど)、金持ちのボンボンという役柄のせいもあって、こっちだとちょっと繊細な優男風の印象。顎あたりのラインも少しふっくら気味?
映画自体は、ホラー映画としてはまあまあ……腹話術人形や人形術師の不気味さ、舌を引っこ抜かれる残酷さなんかは好み。特に主人公の父親の死体を使った腹話術人形、裏面がさりげなくグロかった!
展開もまとめ方もよかったと思うんだけど、全体的にどうしてもチープな感じが拭えず、怖さの演出が物足りなかったのが少し残念。

マイ評価:★★☆☆☆
author : 四葉 | - | -

The Darjeeling Limited

2008.12.02 Tuesday | 映画作品 > コメディ

darjeeling_limited(2007年)
最初タイトルの「ダージリン」だけ見て安直に、「この3人はきっとお茶っ葉商人か何かなのだろう」と勝手に予想していたので、ものの見事に裏切られた(当たり前だw)
それぞれにちょっと問題ありの3兄弟が、「スピリチュアルな旅」と称して列車旅行を共にする。オンボロだけど味のある列車、行く先々で出会う人々や彼ら自身のアクの強いキャラなどが、ストーリーとうまい具合に溶け合って、素朴で暖かくどこか不思議な世界を作り出している。
軽快にコミカルに進んでいたストーリーが、途中で列車を降りた後に思いもかけない出来事に関わってから、後半シリアスな様相を帯びてくるのもいい。ふたつの葬式がリンクすることで、観ている側もそこでようやく「ああ、そうだったのか……」と兄弟の内面に深く触れることができる。
所々くすっと笑えるコメディでありながら、重くならずにしみじみと感動させるドラマ。
個人的にはとてもツボな映画だった。
あとこれまた勝手な思い込みなんだけど、「冒頭のビル・マーリーが後々重要な役割として絡んでくるに違いない!」と今か今かと再登場を待ち受けていたので、結局のところ豪華な使い捨て脇役だったことにも驚かされたw

マイ評価:★★★★☆
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Wicked Little Things

2008.11.30 Sunday | 映画作品 > ホラー

wicked(2006年)
深夜にたまたまTVでやってたので(以下略)
夫亡き後、金のかかる都市生活を維持できず田舎の古い一軒家に越してきた母子3人。荒れ放題でお化け屋敷のような家、暗く奥深い森、奇妙な住人、その昔炭鉱で生き埋めになった子供達の言い伝え、そして闇を徘徊する何か……
お膳立てはバッチリだし子供のゾンビものってことで期待したものの、結局たいして怖くもなくグロくもなく、いまいち盛り上がらないまま終わってしまった。
幼い次女と仲良くなるゾンビ少女、村人や動物を襲って黙々と食らう子供たちの容赦のなさはよかったんだけど。

マイ評価:★☆☆☆☆
author : 四葉 | - | -