NEWEST /   

アリー5(part8 490-494,632,634-642)
迂闊だった。
ガンダムの件で重大な極秘情報の提供者がいると言われ、促されるまま車に同乗した。
仲介者が同盟国AEUの少尉であったため、信頼性は比較的高いと判断したのだが、最初から全てが罠だったのだ。
待ち合わせ場所だという廃屋には、人の気配は全くない。
「情報提供者というのは?」
辺りの様子を伺いながら同行の少尉に尋ねると、僅かな沈黙の後、彼は意味ありげな薄笑いを浮かべた。
「何を言ってるんです?いるじゃないですか。貴方の目の前に。」
本能的に危険を察知し、腰の拳銃に手を伸ばしたが、相手の方が一瞬早かった。

続き▽

| その他名ありキャラ::13:アリー5 | 2008,04,15, Tuesday 07:19 AM

NEWEST / PAGE TOP /   


ARCHIVES

<前 2024年12月 次>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31     

CATEGORIES

LINK

POWERED BY

BLOGNPLUS(ぶろぐん+)