迂闊だった。
ガンダムの件で重大な極秘情報の提供者がいると言われ、促されるまま車に同乗した。
仲介者が同盟国AEUの少尉であったため、信頼性は比較的高いと判断したのだが、最初から全てが罠だったのだ。
待ち合わせ場所だという廃屋には、人の気配は全くない。
「情報提供者というのは?」
辺りの様子を伺いながら同行の少尉に尋ねると、僅かな沈黙の後、彼は意味ありげな薄笑いを浮かべた。
「何を言ってるんです?いるじゃないですか。貴方の目の前に。」
本能的に危険を察知し、腰の拳銃に手を伸ばしたが、相手の方が一瞬早かった。
続き▽
ガンダムの件で重大な極秘情報の提供者がいると言われ、促されるまま車に同乗した。
仲介者が同盟国AEUの少尉であったため、信頼性は比較的高いと判断したのだが、最初から全てが罠だったのだ。
待ち合わせ場所だという廃屋には、人の気配は全くない。
「情報提供者というのは?」
辺りの様子を伺いながら同行の少尉に尋ねると、僅かな沈黙の後、彼は意味ありげな薄笑いを浮かべた。
「何を言ってるんです?いるじゃないですか。貴方の目の前に。」
本能的に危険を察知し、腰の拳銃に手を伸ばしたが、相手の方が一瞬早かった。
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| その他名ありキャラ::13:アリー5 | 2008,04,15, Tuesday 07:19 AM