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ハワード弟2(part8 587)
兄の話をしたいという彼の言葉を鵜呑みにし、のこのこと部屋まで来てしまったことをすでに後悔していた。
部屋に入った途端壁に押し付けられ噛み付くように激しく口付けられる。
抵抗しようにもハワードによく似たこの青年にグラハムは逆らうことが出来なかった。
むしろこれは自分が待ち望んでいるいつもの夢で、相手はハワードなのではないかと思うことにした。
だが彼と違い乱暴で粗雑な手の動きに身震いが走る。
「なあ、どうやって自分を慰めてたんだ?」
「なに、を…」
「こんな感じやすい体じゃ辛いだろ」
口を歪め欲を露わにした表情はハワードとは明らかに違うのに彼なのだと思い込む。
「誰か他の奴にしてもらってたのかよ」
「ちがう…そんなことは、しない」
自分でしてたのか?と耳元で言われ、否定できずにうなずいた。
「淫乱な隊長さんがオナニーしてるところ見せてくれよ」
ハワードの声で囁かれ、観念したグラハムは自らの手で半ば勃起したペニスを扱きだした。
「ん…、あっ、あぁ」
先走りでぬめる手がぐちゅぐちゅといやらしい水音をたてる。
彼に見られてると思うと、恥ずかしくて死にたくなる。
だが操られているように指を止めることが出来ない。

| 名無しの男(達)::10:ハワ弟2 | 2008,04,16, Wednesday 03:19 PM

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