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ジョシュア1-1(part2 22,25,26,33,34)

視姦、自慰強制

グラハムはその白い肌を晒したまま、部下のされるがままに組み敷かれていた。
どうしてこんな事になったのかは覚えていない。
昇進祝いで勧められた酒を飲んだ気がする。床に引き倒された気もする。
だが、その記憶もその先の記憶も曖昧模糊としていて、確かな事は
現時点で、自分の体は薬を打たれたかのように弛緩して動かず、
部下の男に蹂躙されていると云う事実だけだった。

欲望をその体に叩きつけられても呻くことしか出来ず、
僅かに自由の利く両手も床を爪で欠くことしか出来ない。
これが絶望でなくて、なんなのだろうか。
力任せに揺さぶられ、明らかに快楽を得ている男の呻きを耳元で聞きながら、
グラハムは引き裂かれる痛みをやり過ごそうと、必死で唇を噛む。
意識が朦朧とし、どれだけの時間が経ったのか、血の味が滲む頃にそれは唐突に終わりを告げた。

「——よかったですよ、上級大尉殿」


続き▽

| ジョシュア::1 | 2008,01,24, Thursday 04:26 AM

ジョシュア1-2(part2 148-152)

視姦、強制自慰

「——随分と、頑張りますね。それとも、焦らされる方が興奮する性癖ですか?」
ジョシュアの声が聴こえたけれど、それに構っている余裕などもはやグラハムにはなかった。
自分自身の中に荒れ狂う感覚を受け止めきれず、息を荒げ、白い肌に汗の粒を浮かせている。
もはやそんな淫らな醜態を晒すしかないグラハムを、ジョシュアは満足げに見守っていた。

力の入りにくかった体は、いつの間にかまともな感覚を取り戻していた。
だが、そうやって意識がはっきりすればするほど、感じる昂ぶりは
いっそう鮮明になってグラハムをさいなむ。
「……っ、は、」
熱をやり過ごすため、寝返りを打ってシーツを掴むが、そのかすかな衣擦れさえ
濃厚な愛撫のように感じられ、びくんと震える体をどうししょうもない。
肌が疼いて気が狂いそうだ。
それから。それだけではなく。もうひとつの感覚が、しだいに頭を支配していく。

——先刻まで、強引に犯され苦痛を訴えていたはずの箇所が。
今、そのひりつく痛みが、熱っぽい快楽に変わろうとしている。
そこに残るあの感覚が、痺れるように火照りを帯び、下腹部から背中を駆け上がり、全身に満ちていく。
頬が熱い。うなじが熱い。体中が熱い。


続き▽

| ジョシュア::1 | 2008,01,26, Saturday 01:08 AM

ジョシュア1-3(part2 276-279)

おあずけ

そのまま腰を押さえ、ジョシュアは力任せに二度三度と抽送を繰り返す。
身勝手に動いたはずなのに、前立腺を刺激したのか、グラハムは抵抗する事なく快感に身を震わせていた。
達したばかりの筈のペニスも、とうに堅さを取り戻し始めている。

「あなたという人は、どれだけ感じれば気が済むんです。
尻に突っ込まれて、それでもまたおっ勃てて。本当は男のペニスが大好きなんですよね。
いい加減、素直に認めたらどうですか。事実、俺にこうされて感じているわけなんですから」

「っ、そんなことあるはずが……!」
「……まだ、ご自分の立場が分かっていないようですね。本当に強情だな。
どうすればあなたが壊れてくれるのか、試したくなる」
そう言ってジョシュアは、尻穴に埋もれていた自身のペニスを引き抜き、
——その感覚ですら、真実グラハムの体は悦んでいたのだが——再び、問うために口を開いた。

「さあ、どうします。全部あなたが悪いんですよ」

そう言ってジョシュアは、覆い被さっていたグラハムを突き飛ばすようにして身を起した。
「なッ、——」
グラハムの体は火照り、解放を求めている。そうしたのはジョシュアだ。——だと云うのに。
うろたえるばかりで続きは言葉にならない。
そうする間にもジョシュアは衣服を身につけ始めていた。
先ほどまで自分を嬲っていたとは思えないその態度、そして相手は本気なのだという戸惑いで、
グラハムの体はますますおかしくなり始めていた。

続き▽

| ジョシュア::1 | 2008,01,28, Monday 05:53 AM

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