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カタギリ17:鬼畜・スカあり(part7 687-691)
「カタギリ、フラッグはまだ完成しないのか!?」

無理を言っているのは紛れもなく自分だ。
しかし、これではあまりにも遅すぎる。
私は先々週からパイロットスーツを着てうろうろしているというのに、
フラッグが完成しないままカタギリの腕が完治してしまうくらいの日数が過ぎてしまったではないか。
苛立ちを隠せないまま、カタギリを思わず睨みつけてしまった。
自分の瞳の鋭さに気付き、慌ててフラッグに視線を戻す。
この瞳は、友人に向けるには相応しくないものだ。

「フラッグはもう少しだけどね、長年コツコツ研究していたものがようやく完成したんだ」
意気揚々と、満面の笑みで隣の友人は言った。
どうやら先程の私の無礼に気付いていないようだ。ほっと息を吐く。
「ほう、それは喜ばしいな!長年というと…」
「君と知り合って、仲良くなったくらいからかな」
それはまた随分長い。
友人の喜びは自分にとっても嬉しいものだ。
常に穏やかに笑みを浮かべているカタギリだが、今日は一段と朗らかに笑っている。
私も思わず笑顔になってしまうくらいだ。
「そこで君にまあ、言い方は悪いかもだけど実験に付き合って欲しいんだけど」
「その旨を(ry フラッグの追加装備にでもなるのか?」
「いいや、それとは少し用途が違うかな?まあ、ついてきて」
カタギリの部屋に入ると、電気をつけない薄暗い部屋のまま服を脱いで欲しいと言われた。
人前で服を脱ぐことは、度重なる精密検査や性能テスト等の経験から抵抗はない。
言われるままに下着を残してパイロットスーツを脱ぐ。

「さあ、この椅子に座って」
座ると、すぐにロープで手足を縛られた。
しかしこれも実験に必要な過程なのだろう。と思い、特に抗いもせずされるがままになっていた。

目隠しをされ、下着を脱がされるまでは。

「ま、待て、カタギリ」
あらぬ部分にひんやりとした外気があたる。
「カタギリ…これは本当に実験に必要なことなのか!?」
いや、それ以前に。何の実験なのだ?何のための?
「こんな…ことが必要な実験などと、聞いていないぞ!」
「聞かないまま了承したのは君だろう?」
「な……」

確かに、確かにそうなのだが…。
そう絶句していると、今度は冷たい液体をペニスにかけられた。
ぬめりを持ったその液体は、ゆったりと滑るようにペニスと太腿の隙間を伝っていく。

「っ……この液体が、実験の…?」
「うん、どんな感じだい?具体的に感想を聞かせて欲しいんだけど」
「う…ぁあ…」
ぶるりと体が震えた。同時に、自分のペニスが熱を持ち始めていることに気付く。
「な、ぁあ…あつ、いぃ……ッ!!」
じわじわと内側から火照るように、そして徐々に焼けるような熱がそこを襲う。
未知の感覚から逃れようと足に力を入れるが、爪先が虚しくびくびくと動くだけだった。
「はあ、ぁあ、カタギリ…ッ、ど、どうにかしてくれ…あ、あああ」
「我ながら凄いなあ…垂らしただけでこうなるのか、ふむ」
「ひぃぃぃッッッ!!」
ペニスを掴まれ、先にその液体を塗りたくられる。
何か細い、金属のようなもので、尿道に至るまで。
そこまでされて、ようやく自分を襲っているこの感覚が快感であることを理解した。
しかし、実験とはいえ、これが友人に対する仕打ちなのか!?
そう、既にギリギリの状態の理性で叫ぼうとしても、漏れるのは間の抜けた甲高い声だけだった。
カタギリはぐりぐりと、更に尿道近くを責め立てる。
痛みを持つはずのそこは全く萎えず、開けっ放しの唇から唾液が垂れていった。

「んあ、ぁ、あっ、あっ、もう、あぁ」
「ん?もしかして、イきそうなのかい?いやはや、凄いねえこの薬」
「あっ、ああ、ああっ!で、出る、ぅ、ぁあ」
「出していいよ、グラハム。」
そう言いながら、カタギリは先程からペニスの先端を弄くっていたそれを引き抜いた。
「そう、じゃ、な…ぁ、出して、しま……う、ぁあ……ッ!!」

びゅる、と、勢いよく吐精し、体が更にびくびくと震えた。
そうして感嘆するカタギリをよそに精液を出し終えた後で、体を更なる震えが襲う。
「あ……でちゃ、ああ……」
「ちょ、ちょっとグラハム…」
しゃあああ、と、堪えきれなかった尿が漏れていった。
羞恥心とパニックで混乱し、気付かないまま私は粗相をした子供のように泣きじゃくっていた。
カタギリが次に何と言うのか、そればかり気にしながら。

「…っ、す、すまな…い、こんな……こんな」
「グラハム…僕の方こそすまなかったよ。まさかこんなにこの薬が強いなんて」
カタギリの唇が私の頬を滑り、大きな手が汚れた私のペニスに触れる。
まだ冷めやらないそこは、すぐに熱がぶり返した。
細い指で巧みに弄られ、あっという間に勃ち上がり、
それが浅ましく快楽を求めているようで、羞恥に全身が熱くなった。
「グラハム、まだ実験は終わっていないよ」

「っ……!?」
何かがペニスにぴたりと当たる。
「あ、な、なんだ…これは、ぁ」
そのままそれは、私のペニスを、まるで呑み込むように内部へおさめてしまった。
ぎゅうぎゅうと締め付けてくるのに、揉み上げられるような絶妙な強弱がとても心地良い。
「どうだい?グラハム」
「す、すご…い、ぃっ、うっ」
「そうだろう?君のアナルを再現してみたんだ」
「な……ッ!?」
どうやって私のアナルの構造を、いや、そもそも何のために!

そう反論する間もなく、カタギリの手によってソレがピストンされる。
それがまるでペニスを吸い上げるような動きで、たまらず悲鳴をあげた。
まだ先程の液体の影響が残っているペニスに、この動きは。

「グラハム、凄い汗だね…さっき君が漏らしたやつの臭いも凄いよ」
「あ、ぁあ…す、すまな…ぃ、あぁ」
「涎も鼻水も垂れてるよ?ユニオンのエースがこんなにあちこち垂れ流しで恥ずかしくないのかい?」
「ぅ……ん、ぁ、…す、すま…ない…ッ、ああ……」
「腰を振って、本当に何もかも我慢弱いね。まさかこっちからも漏らすんじゃないだろうね?」

カタギリの指が、浮いた腰の隙間からアナルを撫で上げた。

「そ、そんなこと……は、っ」
「どうも信用できないな。折角だから、実験がてらこれで栓をしてしまおうね」
「は…、……?」

足首に結ばれていた縄が解かれ、両足を大きく開いたまま持ち上げられた。
秘所を晒すような格好に、抵抗をしようとしても、体に力が入らない。
目隠しをされたままで、カタギリが次に何をしようとしているのかわからない不安と、
ペニスに与えられ続ける快感が混ざり、何も考えられなくなっていた。
そのまま、腰にベルトのようなものを巻かれる。
「か、カタギリ…これ、は…、ぁ、あああああ」
アナルの奥深くまで、太いものが挿れられた。
すっかり弛緩しきった体は、抵抗することもなくそれを受け入れる。
「教授の生前に一緒に開発していたカスタムバイブだよ。
 これね、凄いんだ。先端は回転して、根元からぐねぐね動くんだよ
 イボもついてるし、文句なしでしょう」
「ひ、へ……や、め…ッんぅううう!!!」

カタギリの手によってスイッチが入り、凄まじい振動と快感がアナルを伝い全身を襲った。

「あぁぁぁぁッッ!!!そ、そこ、ぉ、い、いぁ、ひぁああ……ッ!!!」
「固定ベルトがあるからね、動くと余計に奥にいっちゃうよ」
じたばたと動く私の足を、再びカタギリは椅子に縛り付けた。
「こ、こんな、あぁ、ああっ!じ、じっけ、ん…うそ…っだ、あぁ」
「そう、嘘だよ。ようやく気付いたのかい?」
「……っ、え、ぁ」
「君が余りにも煩いものだから、流石の僕も少しイラっときてね。
 暫くここで大人しくしていて貰うよ」
「ん、んう、ぅ……ッ!!」
硬い球形のものを咥えさせられ、それもまた頭の後ろでベルトによって固定された。
「これだけじゃあちょっと優しすぎるかな?」

そう言い、今度はぬるりとした…恐らく先程の液体をつけた手で、私の胸を揉み始める。
「ん、ぅう…ぅ、ううー……」
首を横に振るが、逃げ場などない。無意識に腰を振りながらカタギリの行為を受け入れる。
乳首を集中的に弄られ、あまりの快感にびくんびくんと体が痙攣した。
先程から締め付けを与え続けられているペニスが二度目の射精をした。
それでも、ペニスの器具も、アナルの器具も、カタギリの指も止まらない。
涙を流して、情けない呻きを上げながら首を振った。
「よし、十分勃ったね」
カタギリの指がようやく離れる。
少しの間を置いて、激しい痛みが先程までカタギリが触れていた胸の突起に圧し掛かった。
「ん!んんーーー!!!んう、ぅううーー!!」
「どうしたんだい、12Gもものともしないのに。ここをクリップで留めたくらいで」
だが、すぐにその痛みも快感と混ぜこぜになっていった。
「んっ、ぅう…んぅう…んん…」
「うん、ようやく静かになったね。じゃあ、僕は作業に戻るから、いい子で待ってるんだよ」
「んん……ッ、ぅ……」

ま、待ってくれ。
まさか、このまま……?

「じゃあね、グラハム」

無情にも扉は閉められ、キーロックの電子音が聞こえた。

| カタギリ::17 | 2008,03,26, Wednesday 03:40 PM

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