グラハム・エ—カ—という男を犯す行為は、この男にずっと強いコンプレックスを持っていた自分にとって、そのコンプレックスをいとも簡単に解消し、征服欲でさえも満たしてくれる、お手軽なストレスのはけ口のようなものだった。
そして、いつまでも上官面をしているこの男を組み敷いて思いのままに蹂躙する事は、俺にとって何よりの至福だった。
気づかなければ、今でも虚栄心を満たしてくれるその行為に溺れていたのかもしれない。
何度目かにこの男を抱いた時、俺を睨み続ける上官の瞳が強い光を放っている事に、俺は気づいてしまった。
俺がどんなに荒くこの男の体を蹂躙しようとも、グラハム・エ—カ—という頑固な男の瞳は決して光を失おうとはしない。
肉体的に汚される事を許しはしても、その精神までは汚させはしないとする、そんな誇り高い上級大尉の気高き精神が、俺をまた酷く苛つかせる。
この男をボロボロにして、そして、その全てを屈服させてやりたいという歪んだ思いがいつしか俺の中で芽生え始めていった。
続き▽
そして、いつまでも上官面をしているこの男を組み敷いて思いのままに蹂躙する事は、俺にとって何よりの至福だった。
気づかなければ、今でも虚栄心を満たしてくれるその行為に溺れていたのかもしれない。
何度目かにこの男を抱いた時、俺を睨み続ける上官の瞳が強い光を放っている事に、俺は気づいてしまった。
俺がどんなに荒くこの男の体を蹂躙しようとも、グラハム・エ—カ—という頑固な男の瞳は決して光を失おうとはしない。
肉体的に汚される事を許しはしても、その精神までは汚させはしないとする、そんな誇り高い上級大尉の気高き精神が、俺をまた酷く苛つかせる。
この男をボロボロにして、そして、その全てを屈服させてやりたいという歪んだ思いがいつしか俺の中で芽生え始めていった。
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| ジョシュア::16 | 2008,03,02, Sunday 02:43 PM