パワープレイ
部屋にはただシャワーの水音だけが響いていた。一度だけでいいと、明日死ぬかもしれない自分にただ一度だけ
抱かせてくださいと頼んだのだ。
いきなりの哀願に戸惑いを見せつつもあの人は確かに言った。
「おまえを死なせはしない、ダリル。生きて帰ったら…」
そして俺は生き残った。
ガラス越しにうっすらと見える隊長のシルエットさえ美しくて股間に血が集まるのが分かる。
緊張に耐えられなくなった俺はドアノブに手をかけた。
続き▽
| オーバーフラッグス::2:ダリル1 | 2008,01,28, Monday 11:46 PM