普段は端末のキーボードの上を滑らかに撫ぜ、フラッグの整備のためにレンチを握っているその指は、
今は実験器具のようなビーカーの中からどろりとした液体をぬるりとひからせ、
ほどよく筋肉のついたグラハムの白い身体の上を這っている。
その液体のひんやりとした感触に震えを覚え身をすくめた。熱を持て余し我慢弱い身体には、
その温度差は刺激が強すぎる…
それに、先ほどから塗られた場所が徐々に熱く火照っていく。
まるで妖しい媚薬のようだ。皮膚の表面がひどく敏感になっていくくせに、
熱は内側のあちこちに飛び火して、快楽に弱い彼を苛んでいる。
「あ、あ、つめたっ…あ…あつい、熱い…」
無言でグラハムの身体に液体をぬりたくっていたカタギリは、
その声に答える事もせず、熱さにか冷たさにか
小刻みにふるふると震えるグラハムの臀部に両手をそえ、ゆっくりと交互に揉みはじめた。
「あ、やぁあ……」
右、左、時に左右同時に。あの液体でべとべとした手で何度も何度も揉みし抱かれると、
普段のトレーニングと緊張でかたく引き締まった尻からどんどん力が抜けていく。
ぬるりと肌の上を滑る感覚ですら、異質さとあいまってグラハムの興奮をたかめていった。
「あつい、あつい、なん…なんだ、あっ これは…ぁ…あっ」
液体にまみれた指が尻の小さな窪みの表面を撫でると、とたんにカッと内壁が燃える様に疼き、
まだろくに触れられてもいないのにひくひくと収縮した。
「んあっ!へ、変だっ カタギリ、おかしいぞ カタギリっ…!」
つまさきは何かから逃れようと必死にシーツを蹴り、
グラハムはエビのように剃ってばたばたと何度ものたうった。
「うぅ、あ う、ふぅぅ! あつ あつい……!」
しかし漏れ出る声は甘く吐息は熱っぽい。カタギリは身をおこし
ベッドの上で身悶える獲物を、いつもと変わらない優しい微笑みで見下ろした。
「まだ表面を撫でただけなのにこんなになるなんてね。こつこつと研究を重ねただけあったよ」
白人特有の白い肌は、興奮するとどこもかしこもまっピンクになる。
桃色に色づき荒い息に上下する胸を両手でつつめば、
掌の表面に可愛らしく立ち上がった突起がピンっと存在を主張してくる。
「はぁん!ふぅ……う…んんっ!」
「逃げようとする様が男を煽るんだって事に、いい加減気付いたらどうかな君は」
「や、だって、君が 何かっ…変な………うああっ!」
続き▽
今は実験器具のようなビーカーの中からどろりとした液体をぬるりとひからせ、
ほどよく筋肉のついたグラハムの白い身体の上を這っている。
その液体のひんやりとした感触に震えを覚え身をすくめた。熱を持て余し我慢弱い身体には、
その温度差は刺激が強すぎる…
それに、先ほどから塗られた場所が徐々に熱く火照っていく。
まるで妖しい媚薬のようだ。皮膚の表面がひどく敏感になっていくくせに、
熱は内側のあちこちに飛び火して、快楽に弱い彼を苛んでいる。
「あ、あ、つめたっ…あ…あつい、熱い…」
無言でグラハムの身体に液体をぬりたくっていたカタギリは、
その声に答える事もせず、熱さにか冷たさにか
小刻みにふるふると震えるグラハムの臀部に両手をそえ、ゆっくりと交互に揉みはじめた。
「あ、やぁあ……」
右、左、時に左右同時に。あの液体でべとべとした手で何度も何度も揉みし抱かれると、
普段のトレーニングと緊張でかたく引き締まった尻からどんどん力が抜けていく。
ぬるりと肌の上を滑る感覚ですら、異質さとあいまってグラハムの興奮をたかめていった。
「あつい、あつい、なん…なんだ、あっ これは…ぁ…あっ」
液体にまみれた指が尻の小さな窪みの表面を撫でると、とたんにカッと内壁が燃える様に疼き、
まだろくに触れられてもいないのにひくひくと収縮した。
「んあっ!へ、変だっ カタギリ、おかしいぞ カタギリっ…!」
つまさきは何かから逃れようと必死にシーツを蹴り、
グラハムはエビのように剃ってばたばたと何度ものたうった。
「うぅ、あ う、ふぅぅ! あつ あつい……!」
しかし漏れ出る声は甘く吐息は熱っぽい。カタギリは身をおこし
ベッドの上で身悶える獲物を、いつもと変わらない優しい微笑みで見下ろした。
「まだ表面を撫でただけなのにこんなになるなんてね。こつこつと研究を重ねただけあったよ」
白人特有の白い肌は、興奮するとどこもかしこもまっピンクになる。
桃色に色づき荒い息に上下する胸を両手でつつめば、
掌の表面に可愛らしく立ち上がった突起がピンっと存在を主張してくる。
「はぁん!ふぅ……う…んんっ!」
「逃げようとする様が男を煽るんだって事に、いい加減気付いたらどうかな君は」
「や、だって、君が 何かっ…変な………うああっ!」
続き▽
| カタギリ::16 | 2008,03,24, Monday 05:56 PM