ジョピュア
「貴方は一度俺に抱かれているんですよ」嘘で安心させるように耳元で囁いた。
「そんな……のは、知らない……」
腕が抗おうと宙をかく。
しかし、泥酔した力ではとても男一人を払いのけることはできないようだ。
ジュースみたいなものです。親睦を深めるためですよと丸め込み、酔わせた。
「ほら、ここのところ。痕があるでしょう?」
鬱血した首筋をなどると幼い顔をしかめる。
ジョシュアの残した痕は、くっきりと白い肌に映えていた。
「あまり……鏡は見ない……」
覚えていないのだ。あの夜のことを。
そう分かると急に湧き上がってきた怒りに、衣服を脱がす手が震えた。
乱暴な愛撫で体に痕をつける。
胸の突起をいやらしく弄くると甘い声が漏れた。快楽に弱い体だ。
用意しておいた潤滑剤を手に絡ませ差し入れる。上官は苦しそうに呻いた。
ぼうっとしていた顔が恐怖で引きつっている。
「痛いですか?この間は随分と良さそうだった。俺が動くたびに、甘い声を上げて仰け反って」
「今日だって欲しそうな顔をしていたからこうしているんです」
グチュグチュと指を増やし、中を広げる。
「2回目だからもうそんなに丁寧に慣らさなくてもいいでしょう?」
十分にほぐしきれていないそこに性器をあてると大きく肩が震えた。
続き▽
| ジョシュア::11:ジョピュア2 | 2008,02,15, Friday 04:26 PM