脅迫、縛り
「へえけっこう美人じゃん」青い髪の青年は冷酷そうな目で見下ろした。
「なああんた、命乞いとかしねーの?」
冷たい鎖に後ろ手に繋がれ床に投げ出されてはいるが
グラハムの瞳の強い輝きは失われていない。
「貴様などに乞うような命などない!」
「いいね、気が強い奴って好きだぜ」
青年はグラハムの顎を掴み無理矢理顔をあげさせた。
「すぐは殺さないよ。虐めがいがありそうだ」
その酷薄そうな笑みに思わず身震いが走る。
「可愛いな。あんたを泣かせてみたくなった…責任とってくんない?」
そう言うとグラハムの身をかろうじて覆っていたパイロットスーツを一気に引き裂いた。
続き▽
| マイスターズ::1:ミハエル | 2008,01,26, Saturday 11:42 PM