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ソーマ1(part6 166)
暗い部屋に低い振動が響く。
明るい金髪をベッドにこすりつけ、グラハムは漏れそうになる嬌声を必死でこらえた。
「うあっ…やめ…」
「先日のお詫びですから遠慮なさらず」
グラハムの上には銀髪の少女が乗っていた。
後ろ手に縛られベッドに結ばれた彼には抵抗する余地はない。
「すみません、本当は私のここを使えたら良かったのですが、中佐に止められました」
少女は無表情にそうつぶやき残念そうに恥骨をグラハムの太股に擦り付けた。
甘い匂いがする。子供の、いや女の匂いだった。グラハムはその甘さに酔ってゆく。
腹の中にあるじれったい刺激も、その匂いのせいで気をやりそうなくらいだった。
露にしたグラハムの乳首に唇を寄せると、少女は嬉しそうに笑った。
「ふふ…感じてるんですか? 良かった。超人機関特製のバイブなんです。お気に召したようですね」
「やっ、ピーリス小尉、私は…!」
しかしその抗議も少女が乳首に歯を立てると悲鳴に変わる。
「中佐のおっしゃる通りでした。あなたは後ろで感じるタイプなんですね」
少女は乳首に息を吹きかけ、グラハムがくわえこんだバイブレーターを更に押し込む。
そして無慈悲にも振動を強にすると、空いた手の平で勃起したグラハムのペニスをさする。
グラハムには信じられなかった。少女に犯される自分を誰が想像出来るだろう。
「あっ、嫌だ、ハワード、」
「ハワード?あなたの恋人は男なのですか?凄い…また中佐の予測が当たった」
「や、止めてくれ小尉、私は謝罪など望んでは…」
「お気になさらず、気持ちよくなってください、凄いです中佐…凄いです…」
少女はグラハムに股間を擦り付け、うっとりと笑った。下着越しにも愛液が伝うのが分かる。
「中佐、中佐…」
少女は目をつむり腰を振った。グラハムはこの倒錯に何の言葉も持たない。
浮かんでくるあの優しい目に助けを求めようにも、彼の上に乗るのは年下の少女だった。

| その他名ありキャラ::9:ソーマ1 | 2008,03,06, Thursday 06:39 PM

カタギリ10(part6 145)
「そうだ、上手だよグラハム…」
おだやかに頭を撫でられ名前を呼ばれた金髪の青年は、緑の目をうっとりと細めた。
カタギリは研究室の椅子に腰掛け、その癖ある金髪に指を差し込み、ゆるく喉を反らせる。
目を閉じれば部屋の中に満ちる唾液や粘膜が擦れあう音が、より疲れた体を興奮させた。
久しぶりに味わう彼の口は、ひどく気持ちがよかった。
「そう、優しくね」
三日は風呂に入っていないから、彼がくわえるペニスは悪臭を放っているだろう。
しかしグラハムはそんなことをもろともせず、亀頭にかかった皮を唇で剥いていった。
その腰はわずかに揺れ、床についた片腕は震えていた。
赤い舌が皮の内側に差し込まれ、三日間の恥垢をこそげとってゆく。
達しそうになるのを必死でこらえながら、カタギリはサンダルを脱ぐ。
そしてその裸足の指を、グラハムの股間に押し付けた。
「んっ…んっ…!かふぁぎり…!」
ぐりぐり押さえつけてやると、グラハムは涙を浮かべて奉仕を取り止めようとした。
カタギリはそれを微笑ましく思いながら、だが金髪を押さえつけた。
「んーっ!んっ」
そのまま股間にやった足ね指をばらばらに動かし、続きをねだる。
「そう、上手だよグラハム、君のおかげでフラッグの整備頑張れそうだよ」
フラッグ、と名前を出してやると、グラハムはおざなりになりかけた奉仕を、より積極的に再開させた。

| カタギリ::10 | 2008,03,06, Thursday 01:06 PM

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