脅迫
「ガンダムなんていつでも見られるよ。それより君…早くこっちに来たまえ」
グラハムは身体を強張らせた。
窓に映る男は、いやらしい笑みを湛えてグラハムを見ていた。
上からの命令とはいえ、こんな事までしてやる義理はないはずだ。
しかし、彼の肩には今…オーバーフラッグス全員の運命がかかっている。
このような手段で援助を得たって、部下達が喜ぶはずはない。
あの男にばれたら、今度は何を言われるだろうか——。
「どうした、何をためらっている」
男は待ちきれずに自ら近づいてきた。
背を向けたままのグラハムを窓に押し付け、息も荒く身体をまさぐろうとする。
反射的に向き直ってその手を振りほどくと、男はグラハムの顎をつかんで、
端正な顔を嬉しげに覗き込んだ。
「27と聞いているが…それにしては幼く見えるな。男との経験はあるか」
開きかけて止まった唇を凝視していた男は、やがて衝動にまかせてそれを塞いだ。
ぴちゃぴちゃと音を立てながら、男はグラハムの柔らかい舌を楽しむ。
グラハムは悪寒に身を震わせながらも、自分が逃げられない所まで来たのを感じた。
男が衣服をはだけようと急ぐ手を、グラハムは焦って押さえる。
「シャワーを浴びるかね?」
早く済ませてしまいたい、という思いと、これから起こる不快な行為を
一秒でも先延ばししたい、という思いとがグラハムを一瞬惑わせた。
しかしグラハムに答える時間を与えないまま、男はニヤリと笑って言った。
「いや…そんな事をさせては、君の味がわからなくなってしまうな」
変態め…!グラハムは心の中で相手を罵ったが、
その思いを見抜いたように男は顔色を変えた。
「まだ自分の立場が分からないかね」
男は乱暴にグラハムの上衣を破り、ベルトに手をかけ、一気に引きおろした。
あの男にばれたら、今度は何を言われるだろうか——。
「どうした、何をためらっている」
男は待ちきれずに自ら近づいてきた。
背を向けたままのグラハムを窓に押し付け、息も荒く身体をまさぐろうとする。
反射的に向き直ってその手を振りほどくと、男はグラハムの顎をつかんで、
端正な顔を嬉しげに覗き込んだ。
「27と聞いているが…それにしては幼く見えるな。男との経験はあるか」
開きかけて止まった唇を凝視していた男は、やがて衝動にまかせてそれを塞いだ。
ぴちゃぴちゃと音を立てながら、男はグラハムの柔らかい舌を楽しむ。
グラハムは悪寒に身を震わせながらも、自分が逃げられない所まで来たのを感じた。
男が衣服をはだけようと急ぐ手を、グラハムは焦って押さえる。
「シャワーを浴びるかね?」
早く済ませてしまいたい、という思いと、これから起こる不快な行為を
一秒でも先延ばししたい、という思いとがグラハムを一瞬惑わせた。
しかしグラハムに答える時間を与えないまま、男はニヤリと笑って言った。
「いや…そんな事をさせては、君の味がわからなくなってしまうな」
変態め…!グラハムは心の中で相手を罵ったが、
その思いを見抜いたように男は顔色を変えた。
「まだ自分の立場が分からないかね」
男は乱暴にグラハムの上衣を破り、ベルトに手をかけ、一気に引きおろした。
| 名無しの男(達)::1:上層部の男 | 2008,01,25, Friday 06:44 PM