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カタギリ、ジョシュア1-4(part2 485-493)

3P、3P

いやだと暴れるグラハムを押さえつけ、カタギリは自らの腰を更に奥深くへと押し進めた。

「っんぁ、あぁっ…!」

途端、甲高い声をあげてグラハムの背中が弓なりに反り返る。震える内股が、もっともっとと訴えるようにカタギリの腰に絡み付く。
目の前に可愛らしく尖った胸の突起が迫り、カタギリはそれを口唇で挟んで上下にスライドさせた。時々戯れのように舌で吸って転がすと、堪らないと言わんばかりにグラハムの奥が甘く痺れた。

「あっ、あっ、いやだ、ぁ、カタギリッ…… —ッ!?」

突然グラハムの瞳が何かを捉え、大きく見開かれた。
挑発されるままに部屋に足を踏み入れたジョシュアが、欲にまみれた表情でこちらを凝視していたのだ。

「ジョシュア…!」
「は…、呆れましたよ淫乱中尉殿。それに…あなたもだ。カタギリ技術顧問」

沸き上がる笑いをこらえつつ、カタギリは振り向いた。両手はグラハムの肢体を撫で回したまま、忌々しい、けれど好都合な邪魔者に向かってどのような誘い文句をかけようかと思考を巡らせる。

「カタギリ!どういう…っ!」
「ああ、彼、ずっと見てたんだよ。気付かなかった?」
「そん、な、何を考えてっ…!」

「"何を"って…お二人とも同じ考えじゃなかったんですか?見られて興奮して、気持ちよくなりたかったんですよね?ねえ中尉殿、こんな風に」

いつの間にかベッドサイドまで近付いたジョシュアは、限界が近いグラハムのペニスの先端をつつ、と指先でなぞった。


「…っ!?」
その刺激に小さく息を呑んだグラハムは、快感から逃れようと必死で腰を捻った。少しでも派手に動けば、中のカタギリのペニスが前立腺を擦り上げる。
少し前までは吐き出して楽になりたくてたまらなかったのに、相手が部下で、あのジョシュアであると認識した瞬間にその欲望は羞恥心へと変わった。

「やめろ…!」
「何故です?私をここに誘って下さったのは技術顧問ですよ。あなたを好きに扱っていいという許可が下りたのだと判断したのですが」

ジョシュアはグラハムの濡れた先端に指を這わすと、ぬめりを帯びたペニス全体に更にそれを塗り広げた。ひくひくと開閉を続ける先端を時折焦らすように刺激してやると、グラハムの腰がぶるりと戦慄くのが分かった。

「ン、…っ!」
声など出してやるものかと、グラハムは咄嗟に自らの左腕に噛みついた。
しかし、

「ほら、駄目だよ。傷が付くだろう」
それは無惨にもカタギリによって取り払われる。ついでに、と両脚を肩の上に抱え上げると、さんざん焦らしていたグラハムが最も感じて善がる所を目掛けて腰を突き上げた。

「あぁぁっ…!あっ、あ、あ!」

突然堰を切ったように喘ぎだすグラハムに面食らっているジョシュアの姿を横目で楽しみつつ、カタギリは更に脚を大きく開かせ、挿入を激しくする。

「いやだ、ぁっ、カタギリッ…嫌、や、うぁ、ッあ…!」
「ほら、いつも、みたいに…っもっと、可愛く、…っ啼かないの?」
「や、…っ!あ——っ!」

びくびくびくっ、と一際大きくグラハムの腰が跳ね、汗で湿った艶やかな金髪がシーツの波と混ざる。
それでもグラハムは最後まで達することが出来なかった。限界を感じたその瞬間、ジョシュアがペニスの根元を指先で戒めたのだ。

「…残念、でした。淫乱中尉殿」
ニヤニヤと下卑た笑いを浮かべるジョシュアを、グラハムは睨み付けた。

「おっと、そんな顔しても無駄ですよ。煽っているようにしか見えないな。ああこんなに濡らしちゃって、ねえ」
「ひっ…」

ぬるりとしたその感触は、先程よりもかなり濡れそぼった状態の自分自身のものだった。
いつの間にこんな、と思うと急に頭が冷静になり、部下の目の前で恥態を演じてしまったという事実がグラハムに重くのし掛かってきた。
しかしそれはいつしか羞恥心に変わり、倒錯した快感へとすり変わった。

「ほら、イきたいんでしょう?もう我慢できないんですよね、中尉?」

くちゅくちゅと親指で詰られて、水分を含みきれなくなった瞳から涙がひとすじ零れた。
イきたい。イって楽になってしまいたい。だがカタギリのいる前で、どうして部下に懇願なぞ出来ようか。
カタギリが楽にしてくれるのをずっと待っているのに、当の本人はいつものように笑いながらこちらを見つめているだけだ。

「カタギリッ…」
「ん?なに?」
「も、我慢した、我慢したから…!」
いかせてくれ、とグラハムは恥も何もかもを捨てて泣き叫んだ。呼吸をする振動の刺激だけで意識をやってしまいそうだ。

カタギリは満足そうに笑うと、育った自身を一度引き抜いて、グラハムの身体を反転させた。膝に抱える状態で正面を向かせると、ぐずぐずに濡れたアナルに自らのものをゆっくりと押し込んでいった。

「あ…、あ、ぁ!」

待ちわびた快感にグラハムは歓喜する。今度は焦らさずに、すぐさま律動が開始されて、あまりの刺激に背中が仰け反る。

すると、耳許で何かを囁かれた。不思議に思う間もなく、次の瞬間、戒めが解かれたペニスに、熱い舌の感触があった。

ジョシュアが床に膝をつき、大きく開かれたグラハムの脚を両手で押さえつけ、その間に顔を埋めていた。

「!やぁ…っあっ、あ、やめっ、ジョシュア!」

カタギリの律動に合わせて零れる先走りを、ジョシュアが丁寧に舌で掬っていく。音を立てて吸うと、女のような矯声をあげてグラハムはのたうち回った。
腰を引いて逃げようにも、カタギリの腕にがっしりと掴まえられて、今度は逆に中の感じる所を突かれてしまう。そして滲んだ先走りをまた舐めとられて吸われて感じてしまう。
おかしくなる、とグラハムは思った。
どろどろに溶けた意識の中で、一体自分は今どんな顔をしているのだろう、どんなにだらしのない顔をしているんだろうと、それだけをただ恐ろしく思った。

| ジョシュア::3:カタギリ、ジョシュア1 | 2008,01,31, Thursday 12:11 AM

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