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マリナ1(part3 84)
卑猥な音を立てる機械が後を襲うそれは、小刻み振動しながら不規則に大きく生き物のように蠢いた。

「…ッ…うッ…ぐッ!」

声を出さないために噛み締めたグラハムの唇からは血が流れ、それを白く華奢な指が拭い取る。

「だめよ、グラハム君…血が出てきているじゃない。」

異国の姫の手も声も優しい、しかし彼女はグラハムに跨り性器を胎に飲み込み
達せないように強くしめつけ、拭った血をグラハムの唇にぬりつける。
痛いほどのしめつけと中へと誘う動き、唇に香る血の匂いさえ甘美な響きをともなう。
後のバイブの大きい動きが前立腺をえぐる度に気が狂いそうだった。

「ごめんなさい…私のせいね。でもあなたには愛の素晴らしさをしって欲しかったの」

申し訳なさそうにあやまる姫にだったらどいてくれと言いたいが
一国の姫に逆らう事は出来ず、どかそうにも腕はベッドの支柱に繋がれて動かない

「…んッ!!あぁッ…うぁッ…ぐっ!」

「綺麗な声…ごめんなさい、もっとあなたの声が聞きたくて」

急に動き出した小刻みな振動と大胆な動きに合わせてバイブの挿入が始まると
もう声を我慢する事も出来ずに強すぎる刺激に腰はふるれて胸の突起がツンと立ち上がった。
それを見たマリナは面白そうにその突起をつまみあげる。

「男の人でもここはたちあがるのね」

「あぁぁッ!…やッ、やめッ…くだ…ッ」

達しようとすれば達する、それでも意識を保たなくてはならないのは理性が消えそうになる時に
冷たい声が忠告を促すからだった


「姫様は今日が排卵日、間違いがおこってはいけない方です。」
「一国の姫に一介の兵士が…この国は女性の不道徳を咎める国、ゆめゆめ間違いを起こされないよう」


グラハムは彼の身を拒んだ腹いせに自分を売ったアレハンドロを呪った。

| その他名ありキャラ::3:マリナ | 2008,02,09, Saturday 02:56 PM

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