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ハワード4(part6 61,77)NYODO
いったいカタギリ顧問はこの人にどんな指導をしてたんだ…。
戸惑いを隠せないハワードだったが、真剣に悩んでいる様子のグラハムにはとても言えない。
なぜこの人はこんなに純粋なんだろうと歯噛みしたくなる気持ちを抑え
ハワードは勤めて冷静を装いグラハムを椅子に座らせた。
グラハムのまだ柔らかいペニスを掴んだときにつばを飲み込む音がしなかったか
ハワードは気になって仕方なかった。
消毒したカテーテルの先をそっと尿道に差し込む。

「隊長…痛かったら言ってください」
「ん…平気だ…ああっ」
「だ、大丈夫ですか?すみません!」
「いいんだ…その…」

真っ赤になって俯くとグラハムは小声で言った。

「君が上手なんで…んっ」
「そ、そうですか」

声を殺そうというのかグラハムは耳まで赤く染まった顔を隠すように背け、自分の指を噛んだ。
ハワードはふと意地の悪い気持ちになり、その手をゆっくりと引き剥がす。

「ハワード…?」
「だめですよ。声を隠しちゃ…痛かった時に分からないじゃないですか」
「しかし…」
「隊長のいい声を俺にも聞かせてください…」

ゆっくりとカテーテルを進めながら、小さく震えるグラハムの頬をなだめるように撫でた。

続き▽

| オーバーフラッグス::7:ハワード4 | 2008,03,05, Wednesday 07:52 PM

ハワード5(part7 80)
覚えたての舌遣いで懸命に奉仕するグラハムの金髪を優しく撫でながら
ハワードは昼間技術顧問に聞いたジャパニーズHENTAIプレイのことを考えていた。
JAPANにはぶっかけという伝統的HENTAIがあるそうだ。
まったく奥深い国だ。MANDARAKEには常々世話になっている。
彼の愛しい恋人は素直で慎み深い。
男と寝るという行為も快楽も丁寧にハワードが教え込んだ。
最初は戸惑っていた彼も最近は控えめながら彼を気持ちよくさせようと努力していたりする。
今も口でしてごらん、と言われるままにいつも彼が与えられる行為を模倣しているのだ。
時々上目遣いで様子を伺うさまが愛らしい。
ハワードの息が荒くなるのを見てグラハムの熱も高まる。
彼の手がおずおずと自分の陰茎に添えて扱き出すのを見てハワードは荒々しい衝動にかられ
グラハムの頭を押さえ激しく前後させる。
「んっ…む!んんっ」
いきなり喉の奥を突かれ反射的にむせ返り生理的な涙が浮かぶ彼をそのままに口中の感触を味わう。
「グラハム…出すぞ!」
「うっ…ん、ぐ…」
目を閉じ必死に耐える彼の金髪を乱暴に掴むと唇からズルリと陰茎を抜き出し顔を上げさせた。
「…ッ!う、あ…!」
呆然と口を開けたままの彼の頬から顎にかけてビクビクと震える陰茎から大量の精液がかけられた。
グラハムの目は見開き、何をされているのかさえ分からないという風にハワードを見上げた。
碧眼は涙で霞み顔中を白濁液に汚され微かに開いた口元には先に零れた精液が涎液と混ざり垂れている。
まるで芸術だなとハワードは密かに歓喜していた。
だが脱力しペタリと座り込み邪気のない表情でハワードの様子を伺う姿が幼い子供のようで
まるで犯罪を犯している気分になり反省する。
「すみません隊長」
「ハワード…」
ふるふると頭を振るとグラハムは微笑みハワードを見つめた。
「君が気持ちよかったならべつにいい」

| オーバーフラッグス::8:ハワード5 | 2008,03,15, Saturday 06:43 AM

ハワード6(part7 404,405)
この日ハワードが差し出したのは、ブルマという日本の体操服の一種だった。
グラハムはそれを受取りながらベッドの上で顔を真っ赤にする男を見つめた。
『恥ずかしがるのなら持ち出さねばいいのに』とはグラハムが常々思う所だ。
けれどハワードはいくら恥ずかしがっても止めようとしないのだった。
グラハムが普通にしたいとせがめば許してくれるのだが、最近は押しきられることも増えている。
(拒否……しないほうが喜ぶのか?)
グラハムは薄い体操服を掴みながら眉をしかめた。

ハワードの性癖について知ったのは最近のことだ。
けれどグラハムはもうメイドにもナースにも、名札付きのスクール水着とやらにも慣れ親しんでいた。
そしてこういうセックスをコスプレと言い、日本では当たり前のことだとカタギリから伝え聞いたのも最近のことだった。
あの食えない男は一通り講釈をぶつと、しかしあともう一つ足りないものがあると言った。
足りないもの、それはBUKKAKEだと。
ビリーはそう言ったきりにやにやと笑うばかりで肝心要の部分を教えてはくれなかった。
ただハワードはBUKKAKEについて知っていて、自分のために我慢しているだろうと言った。
彼は君に遠慮してるんじゃないかと笑ったカタギリの爽やかな笑顔が忘れられない。
もしコスプレとBUKKAKEがセットでかつハワードがそうと知っていたら
彼はやはり遠慮しているということなのだろうか?
そう言えばいつも終わった後は気まずそうに笑うし、あれは不満だからなのかもしれない。

続き▽

| オーバーフラッグス::9:ハワード6 | 2008,03,17, Monday 10:07 AM

ハワード7(part7 615,619,621,622)
「こんなところで…ハワード…!」
対ガンダム調査隊に着任した日のことだった。ハワードはグラハムに話があるからと
誰もいない備品倉庫に呼びだしていた。
暗がりのなかでハワードはグラハムを後ろから抱きしめた。
「中尉とずっと離れた任務だったんです。もう頭がどうかなりそうなんだ」
普段の理知的な仮面をかなぐり捨てて、制服に指をさし入れグラハムの身体をまさぐった。

「んっハワード…私もだ…こうしてまた君とともに任務に当たれる…んッ」
早急な指使いにグラハムの呼吸もすぐに乱れてくる。長い指が何度も小さな乳首を押しつぶした。
「今は任務のことはいい、あなたを…君を早く感じたいんだ」
そう言ってなにかに追われるように二人は行為を進めた。
ハワードがグラハムのベルトを外し下半身をさらけ出させる。ズボンは足元に絡まりグラハムの動きを制限させた。

「そう…もっと腰を突き出して」
「んっ…」
壁に両手をついてグラハムはハワードの指示に従う。おずおずと形のいい尻をハワードのほうへ向けた。
「あっ…」
すぐに腰を掴まれインサートの体勢を取られる。もうすでに熱く硬くなっていたハワードの男根が
尻に押しつけられてグラハムは震えた。
眼鏡を外しいつもはきっちり撫でつけてある髪を少し乱しながらハワードは白い首筋に
口づけを落とした。
それは挿入の前の儀式というようにずいぶん前から二人の間での暗黙の決まりごとだった。
上着も脱ぎ白いシャツだけをまとった幾分華奢な背中には衝撃に耐えるように力が入った。


続き▽

| オーバーフラッグス::10:ハワード7 | 2008,03,25, Tuesday 02:28 AM

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