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カタギリ12(part6 600)技術者達
「ほら、徹夜で頑張ってるみなさんにちゃんとご奉仕しないとだめだよ」
「カタギリ…」
不安気に見上げる目はすでに潤み、落ち着かない風に周囲を見回す。
何人いるかは暗くて分からないが白いパイロットスーツで跪くグラハムを欲情に塗れた
視線を隠すことなく見つめる目が光っている。
「君のフラッグのために家にも帰らずに働いてるんだ…わかってるね?」
「あ…」
耳元でフラッグと言われてグラハムの体から力が抜ける。
下卑た笑いを浮かべた若い男がグラハムの顔に陰茎を押し付ける。
「んっ、ぐ…」
強引に口内に侵入され喉がなる。風呂にも入ってないであろうペニスは臭気で吐き気がした。
しかしグラハムは自分の為に尽くしている男のそれを丁寧に舐め上げ、時々上目遣いで反応を伺う。
男もそれ以上は無茶をすることもなくグラハムの奉仕する姿をうっとりとした目で見つめながら
優しく金色の髪を撫でている。
やがて男が温かい咽の奥に精液を叩きつけると、青臭いドロリとした液体を涎液と共に飲み下す。
頬を紅潮させ荒く息を尽くグラハムの頬を名残惜しそうに触れるとその男は仕事に戻っていった。
「いい子だねグラハム、これでますますフラッグの整備が進むよ」
カタギリにそう言われグラハムはそっと微笑んだ。
まだ夜は長い。グラハムは次の男の陰茎を唇に含んだ。

| カタギリ::12:カタギリ、技術者達 | 2008,03,09, Sunday 02:17 PM

カタギリ13(part7 68)
「カタギリ、んっ、いい加減に…うあっ!」

びくん、と体が跳ねる。長い指に絡めとられたグラハムのソレは、見ていて痛々しい程に張り詰めていた。
しかし、根本にはめられた鉄のリングが、外に流れ出るはずの熱い奔流を容赦なくさえぎる。
その痛みや訪れない絶頂に、グラハムは頭がおかしくなりそうだった。
両手は手錠で拘束され、頼ることができるのは目の前でいやらしい笑みを浮かべているこの男だけだ。

「出したい、あぁっ…カタギリ、お願いだ…」

「お願いしても駄目だよ。他の人間に飼い慣らされる飼い犬にはおしおきが必要だからね」

「意味が、わからない!早くこれを外せっ…」

ガシャガシャと手錠を揺らす。
揺らしながら、グラハムは考えた。カタギリは、どこかおかしい。言い換えれば、容赦ない。
ハワードだってダリルだって、あのジョシュアですら、お願いすれば大抵のことはしてくれたのに、
達することくらいは許してくれたのに、カタギリは許してくれない。
カタギリの人差し指が弱い力でグラハムのソレをなぞる。
あまりにも中途半端な快感にグラハムの瞳からは涙がこぼれる。

「ふぁ、あ、ああっ…やめ、さわるなぁあ」

「触って欲しいくせに。君は淫乱だから」

「何を言って…」

「この間プレジデントと寝てきただろう?」

「あれは!…ジンクスのエンジンが、欲しかったから…」

「もう少し貞操を持って欲しいな。せっかくここまで調教してきたのに、プレジデントが先回りして君にいろいろ教えてしまった」
「だから忘れるくらい夢中にさせてあげるよ」

気がつくと、カタギリの左手に注射器が握られていた。


ごめん、ホワイトデーの影も形もないし中途半端だ。
でもそろそろ仕事に戻らなければ/(^o^)\
続き書いてくれるエロッグファイターいたら頼む

| カタギリ::13 | 2008,03,14, Friday 10:06 PM

カタギリ14(part7 339-343)
「グラハム、今日が何の日か知っているかい?」
突然のカタギリの問いに、グラハムは小首を傾げた。
日中予定されていた訓練もミーティングも、滞りなく済んだはずだ。
だからこうしてフラッグの今後について語りながら、友人であり優秀な技術者でもある彼の部屋で寛いでいるわけだが。
「君、バレンタインに色々貰ってたろ?
日本ではホワイトデーという日があってね、お返しをすることになってるんだ。
ちゃんと義務は果たしたかい?」
それは初耳だ。
だが……、そんな日を待つまでもなく、皆に色々ねだり取られたような気もする。

続き▽

| カタギリ::14 | 2008,03,16, Sunday 12:41 AM

カタギリ15:視姦(part7 514,518)
グラハムはこんな状況下では特に、自分を抑えつけてしまうタイプだ。
だから誰かが無理矢理にでも抜いてやらなければ——

そう思ったビリーは、最も信頼できる部下の一人にその行為を依頼するのであった。
通信機で細かな指示を出しながら、見えない相手に対していつものように事を進めていく。
この機械の向こうには、顔を真っ赤にして乱れるグラハムがいるのだろう。
伝わってくるかすれた声と吐息にその様子を感じ取り、ビリーは次第に自らの興奮を高めていった。
やがて異なった場所で、二人はほぼ同時に絶頂を迎えた…


続き▽

| カタギリ::15:視姦 | 2008,03,21, Friday 04:09 AM

カタギリ16(part7 599,600)
普段は端末のキーボードの上を滑らかに撫ぜ、フラッグの整備のためにレンチを握っているその指は、
今は実験器具のようなビーカーの中からどろりとした液体をぬるりとひからせ、
ほどよく筋肉のついたグラハムの白い身体の上を這っている。
その液体のひんやりとした感触に震えを覚え身をすくめた。熱を持て余し我慢弱い身体には、
その温度差は刺激が強すぎる…

それに、先ほどから塗られた場所が徐々に熱く火照っていく。
まるで妖しい媚薬のようだ。皮膚の表面がひどく敏感になっていくくせに、
熱は内側のあちこちに飛び火して、快楽に弱い彼を苛んでいる。
「あ、あ、つめたっ…あ…あつい、熱い…」

無言でグラハムの身体に液体をぬりたくっていたカタギリは、
その声に答える事もせず、熱さにか冷たさにか
小刻みにふるふると震えるグラハムの臀部に両手をそえ、ゆっくりと交互に揉みはじめた。
「あ、やぁあ……」
右、左、時に左右同時に。あの液体でべとべとした手で何度も何度も揉みし抱かれると、
普段のトレーニングと緊張でかたく引き締まった尻からどんどん力が抜けていく。
ぬるりと肌の上を滑る感覚ですら、異質さとあいまってグラハムの興奮をたかめていった。

「あつい、あつい、なん…なんだ、あっ これは…ぁ…あっ」
液体にまみれた指が尻の小さな窪みの表面を撫でると、とたんにカッと内壁が燃える様に疼き、
まだろくに触れられてもいないのにひくひくと収縮した。
「んあっ!へ、変だっ カタギリ、おかしいぞ カタギリっ…!」
つまさきは何かから逃れようと必死にシーツを蹴り、
グラハムはエビのように剃ってばたばたと何度ものたうった。
「うぅ、あ う、ふぅぅ! あつ あつい……!」
しかし漏れ出る声は甘く吐息は熱っぽい。カタギリは身をおこし
ベッドの上で身悶える獲物を、いつもと変わらない優しい微笑みで見下ろした。
「まだ表面を撫でただけなのにこんなになるなんてね。こつこつと研究を重ねただけあったよ」

白人特有の白い肌は、興奮するとどこもかしこもまっピンクになる。
桃色に色づき荒い息に上下する胸を両手でつつめば、
掌の表面に可愛らしく立ち上がった突起がピンっと存在を主張してくる。

「はぁん!ふぅ……う…んんっ!」
「逃げようとする様が男を煽るんだって事に、いい加減気付いたらどうかな君は」
「や、だって、君が 何かっ…変な………うああっ!」

続き▽

| カタギリ::16 | 2008,03,24, Monday 05:56 PM

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