NEWEST / < NEXT   BACK >

アリー2(part5 133)車2
聞こえないくらいの音でアリーは舌打ちした。
今、横に座り緊迫した様子を隠さない男は、どう見てもただの白い子兎だ。
いつものように喰らい尽くし白い肌を蹂躙し泣き叫ぶ姿を楽しめばいい。
…と思っていた。
時々脅えたような目で自分を見る目線は明らかに住む世界の違う住人のものだ。
忌々しい…苛立ちのあまり運転が荒くなる。
グラハムがふと、そのきれいな形の口を開く。

「もう少しゆっくり運転してもらえないだろうか」
「はあ?」

自分の立場をあまりにもわきまえないその言葉にアリーは変な声を出してしまった。

「…すまない。わたしは人の運転にはあまり慣れていないのだ」

なにを言い出すんだこのお坊ちゃんは。
呆れたアリーは乾いた笑いを漏らす。

「はは、かしこまりました。グラハム・エーカー上級大尉さんよ」
「ありがとう」

きちんとお礼を言うところが育ちの良さかねえ、と嫌味を言いつつスピードを落とした。
どの道そろそろこの白兎をじっくりと料理しないといけない。
沈黙が彼にプレッシャーを与えていることは分かっている。
…だが。
アリーは焦っていた。時々こちらを伺い見る緑の瞳に見透かされていないか。
くそっ!小声で呟くとアリーはまた舌打ちした。
ビクリと肩を震わせ振り返るくせに、その目の奥底で冷静に観察している気がする。
なんだこいつ…まさか誘っていやがるのか?そんなはずはない。
明らかに主導はこっちにあるのだ。
こんな気分は初めてだ!
ぞくぞくする高揚を隠せず思わずアリーは舌なめずりした。

こいつは面白くなってきたぜ。

| その他名ありキャラ::6:アリー2 | 2008,02,26, Tuesday 06:28 AM

プレジデント2(part5 613)おしおき
プレジデント、彼の性癖は日増しに酷くなっていく
一人のエース・パイロットの存在が、大統領の心を狂わせていく、
どんなに傷つけ、汚し、堕としめても、その輝きを失わない瞳に苛立ちを感じながら、

グラハム・エーカー上級大尉が、新型機ジンクスへの搭乗を拒否した。
大国ユニオンの指導者として、すべてを従わせてきた男にとって、
自分の命令に下だわない者など、許されざるものであった。
エーカー大尉の容姿もあり、より残忍に彼を責めたてる。


全裸で縛れ、大統領の前に引き出されたグラハム・エーカー大尉、
すでに何人もの男達に、何度も犯され

「無様ですな、エーカー上級大尉、力の権力のなんたるかを身をもってしりましたかな」
上品な言葉で語りかける。
「君は、ユニオンの、私の優秀なる兵士だ。この私の命令に逆らうなど許されないのだよ」
「ぁっ…」
「今や君は私らの玩具である、何一つ自由にならない、それを思い知ればいい」
大統領はグラハムに近づき、ペニスを手に取り、握りしめた、
「あぅっ…」
「今日は何回いった?淫乱な男だ。これからはイク回数を決めよう。今宵はもういいね」
皮の紐で根本を縛りつけた。
「あうっ…い、いや…だ」
「まだ口がきけるのかね? そうだ、上の口で食することも禁じよう。
いや、食していいのは精液だけだ、いいタンパク質だろう」
そして、尻を高くかかげさせ指を差し入れた。
「下の口で栄養をとるがいい、何でも入れてあげよう」
熱いスープは好きかな? と、大統領は笑いながら言った。

「あうぅ…いや…やめ…ああっ…」
二本に増やされた指がグラハムを狂わしていく、
「あれだけ犯されたというのに、よく締め付ける、いい身体だ。
いつもここを広げ、塗らしておくのだよ、それが君の仕事だ。身体が休まることはないと思え、
これから、いろんなモノをいれてあげるから、よい声で泣いておくれ」
指を増やされ責め続けれる、


「はぁ、はっ……、うあ、あ、」
どんなに前立腺を刺激されようとも、ペニスを縛られ射精することはできないのだ、
狂ったように泣き叫ぶエーカー大尉。
酷い性拷問であるが、身をくねらせ悲鳴を上げる青年の姿に、なんともいえない高揚度が高まっていく。
大統領は彼を接待用に使うつもりか、
若く美しく、プライドの高いエリートを組み伏せられる、この倒錯感、みごとな対応だ、
「下の口で食事をとる、もはやヒトではないな、どんな生き物になるか、楽しみだよ」
指を乱暴にひき抜いた蕾に、太い電動バイブを突き刺しスイッチを入れた。
高い悲鳴が部屋に響き渡る、




「ブレジデント、このままでは」
 狂ってしまう
「かまわないさ、彼の身体は使い道がある。色に狂ってしまったほうが使いやすいかな」

| その他名ありキャラ::7:プレジデント2 | 2008,03,02, Sunday 05:32 PM

デイビッド、リボンズ1(part5 693-697/part6 467-469,865,866,868,932-936)
—この上なく愚かな男だ。
デイビッドはぐったりと足元に倒れ伏し、浅い呼吸を繰り返す青年を、憐れむように見下ろした。
ユニオン一のエースパイロットと謳われ、精鋭部隊「オーバーフラッグス」を率いた若き英雄。
全裸に引き毫られ、後ろ手に拘束されたその姿には、かつての栄光どころか人間としての尊厳の欠片さえ残されていない。
「起きたまえ。食事の時間だ。」
その言葉にびくりと身を震わせ、なんとか抵抗しようとするが、昼夜を問わず凌辱され続け、睡眠も満足に与えられない彼には、もはや自分の身を支える力さえ残っていなかった。

続き▽

| その他名ありキャラ::8:デイビッド1 | 2008,03,03, Monday 02:53 AM

ソーマ1(part6 166)
暗い部屋に低い振動が響く。
明るい金髪をベッドにこすりつけ、グラハムは漏れそうになる嬌声を必死でこらえた。
「うあっ…やめ…」
「先日のお詫びですから遠慮なさらず」
グラハムの上には銀髪の少女が乗っていた。
後ろ手に縛られベッドに結ばれた彼には抵抗する余地はない。
「すみません、本当は私のここを使えたら良かったのですが、中佐に止められました」
少女は無表情にそうつぶやき残念そうに恥骨をグラハムの太股に擦り付けた。
甘い匂いがする。子供の、いや女の匂いだった。グラハムはその甘さに酔ってゆく。
腹の中にあるじれったい刺激も、その匂いのせいで気をやりそうなくらいだった。
露にしたグラハムの乳首に唇を寄せると、少女は嬉しそうに笑った。
「ふふ…感じてるんですか? 良かった。超人機関特製のバイブなんです。お気に召したようですね」
「やっ、ピーリス小尉、私は…!」
しかしその抗議も少女が乳首に歯を立てると悲鳴に変わる。
「中佐のおっしゃる通りでした。あなたは後ろで感じるタイプなんですね」
少女は乳首に息を吹きかけ、グラハムがくわえこんだバイブレーターを更に押し込む。
そして無慈悲にも振動を強にすると、空いた手の平で勃起したグラハムのペニスをさする。
グラハムには信じられなかった。少女に犯される自分を誰が想像出来るだろう。
「あっ、嫌だ、ハワード、」
「ハワード?あなたの恋人は男なのですか?凄い…また中佐の予測が当たった」
「や、止めてくれ小尉、私は謝罪など望んでは…」
「お気になさらず、気持ちよくなってください、凄いです中佐…凄いです…」
少女はグラハムに股間を擦り付け、うっとりと笑った。下着越しにも愛液が伝うのが分かる。
「中佐、中佐…」
少女は目をつむり腰を振った。グラハムはこの倒錯に何の言葉も持たない。
浮かんでくるあの優しい目に助けを求めようにも、彼の上に乗るのは年下の少女だった。

| その他名ありキャラ::9:ソーマ1 | 2008,03,06, Thursday 06:39 PM

Mプレジデント1(part6 766-770)
電話が鳴る。
ユニオンの盟主たる米国大統領執務机に置かれたその直通電話を鳴らせるのは、
一部の側近と、ホットラインを持つ主要国の国家元首。
——そうして、あと、もうひとりだけ。

「プレジデント。今、よろしいですか。お力をお貸し願いたいのです」
「何だね。——エーカー上級大尉」

有無を言わせぬ、ストレートなグラハムの声に、どくんと、鼓動が高鳴るのを、大統領は自覚する。
まるで恋をする十代の若者のように。
国民の前でどれだけ威厳を持ってふるまおうとも、彼の前でだけは、子供のように弄ばれる自分がいる。

「ジンクスの件です。——私は、あのように怪しげな来歴の機体になど命を預けられません」
「どういうことだ。君はUNIONでも最も優秀なパイロットのひとりなのだぞ。
 確かに曰くはあるが、ずば抜けた性能を持つ機体だ。君が乗ってくれなければ誰が任務を……、」
「私の部下達は皆優秀です。——それよりも、私が欲しいのは、プレジデント、貴方の英断です」

台詞の後半が、軍人らしい生真面目さから、不意に、深く甘い響きを帯びる。
彼はこの声の効果をわかってやっているのだ。どうすれば自分が、
相手に言うことを聞かせられるかを熟知している。

「私のために、あれを一体、解析用に回してください。我が軍の技術向上にも繋がりますから、
 不可能ではないはずです。その解析結果を用いて、私のフラッグを改造します。
 費用と人員を必要充分に回して頂きたい。決戦までにはおそらく時間がない。急ぐのです」
「君の言うことにも一利ある、しかし……、あれの運用にはAEUと人革との連携も、」
「だからこそ、プレジデントに直接お願いをしているのです。——今夜、お時間は」
彼のその低い声を聴き、体の芯に、期待の灯が点る。

「官邸にお伺い致します。私の希望を呑んでくだされば、何なりと仰せのままにご奉仕いたしましょう」

きつく閉ざしたまぶたの裏に、彼の妖艶な笑みが見えるようだと思った。
あの淫らで誇り高い獣に。逆らえるわけなど、ないのだ。



続き▽

| その他名ありキャラ::10:プレジデント(M) | 2008,03,11, Tuesday 12:26 AM

NEWEST / PAGE TOP / < NEXT   BACK >


ARCHIVES

<前 2024年09月 次>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30      

CATEGORIES

LINK

POWERED BY

BLOGNPLUS(ぶろぐん+)