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カタギリ、ジョシュア1-1(part2 420-422)

覗き

いま自分が見ているものは何なのか
理解するまでに分単位で時間がかかったにちがいない。
オーバーフラッグスの入隊が決まりさっそくあの小生意気で
エース気取りのグラハム・エーカー中尉にイヤミの一つも進言しようと
部屋まできたのだ。
なぜかキーがロックされておらず簡単にドアは開いた。
「なんだ?無用心だな。ハッこれだからあいつは…」
「…」
奥の部屋から話し声がした。
来客があったらしい。それでドアが開いていたのかと理解する間もなく
悲鳴のような声が聞こえる。
「片桐…もう、焦らすな…!」
普段の声とはまるで違う甘い媚びるような切なげな
だが確かにエーカー中尉のものだ。
何かに誘われるようにジョシュアはドアの隙間を覗き見た。

続き▽

| ジョシュア::3:カタギリ、ジョシュア1 | 2008,01,30, Wednesday 05:15 AM

カタギリ、ジョシュア1-2(part2 438-443)

覗き、見せつけて

薄く笑い、ジョシュアを見つめるカタギリのその瞳は、何とも言えぬ優越感で満たされていた。
誰もが欲しがるグラハム・エーカーを、MSWADの中尉殿を所有しているのは、他でもない自分なのだと、あの小憎たらしい部下に知らしめてやりたかった。
まさかこういった形で自分達の関係が露になってしまうのはカタギリとしても想定外のことだったが、好都合なことには変わりはない。

「グラハム…」

ジョシュアに目線をやったまま、カタギリは組み敷いた敏感な耳元に舌を差し込み、囁いた。

あ、とグラハムは小さく喘ぎ、閉じられた睫毛が僅かに震えた。白い肌にさっと赤みが走り、誰もが魅了されるエメラルドグリーンの瞳は、快感に潤んでとろとろになっている。

想像を絶する艶かしさに、全身に熱が回り、ジョシュアは硬直したまま動くことができない。

続き▽

| ジョシュア::3:カタギリ、ジョシュア1 | 2008,01,30, Wednesday 05:25 PM

カタギリ、ジョシュア1-3(part2 449)

覗き、見せつけて

この男は一体何を言っているのだ、気でも狂っているのか…。
だがジョシュアは立ち去ることは出来なかった。あのいけすかないエースパイロットの痴態に
彼は目を奪われてしまっていた。ユニオン一のパイロットであるグラハムがよもやゲイであったなど
信じられないことだ。それに対する嫌悪感は拭えない。だが男のペニスによがるグラハムは妖しく、
そして美しかった。
「カタギリ、何を…。まさか本当に?」
グラハムの声は相変わらず艶めいていたが、僅かに理性の色が見えた。彼は恐れているのだ。
「どうして僕が嘘なんて言わなきゃならないんだい?出ておいで、フラッグファイター」
その声はあくまで冷酷だ。グラハムは同僚の言葉に半狂乱になった。ペニスを飲み込んだままだというのに
グラハムはのしかかる男の胸を叩き、「退けろ」と繰り返し叫んだ。だがその言葉は聞き入れられることはなく、
ビリーが腰をグラインドさせると抗議も途切れてしまう。
「部下は労わなきゃいけないよグラハム。忠義の心の代償にね」

| ジョシュア::3:カタギリ、ジョシュア1 | 2008,01,30, Wednesday 06:30 PM

カタギリ、ジョシュア1-4(part2 485-493)

3P、3P

いやだと暴れるグラハムを押さえつけ、カタギリは自らの腰を更に奥深くへと押し進めた。

「っんぁ、あぁっ…!」

途端、甲高い声をあげてグラハムの背中が弓なりに反り返る。震える内股が、もっともっとと訴えるようにカタギリの腰に絡み付く。
目の前に可愛らしく尖った胸の突起が迫り、カタギリはそれを口唇で挟んで上下にスライドさせた。時々戯れのように舌で吸って転がすと、堪らないと言わんばかりにグラハムの奥が甘く痺れた。

続き▽

| ジョシュア::3:カタギリ、ジョシュア1 | 2008,01,31, Thursday 12:11 AM

カタギリ、ジョシュア2(part2 842-844,846-849,851-854)

3P、3P、媚薬、催淫剤

「ンッ…んあっ…あ…」

雪のように白い肌を紅潮させて必死に舌を動かす上司。その舌使いはそんなに
上手いものではなかった。きっと慣れていないのだ。ジョシュアは急に胸が温かくなった。
その衝動に従って金糸の髪をなでてやろうと手を伸ばす。
瞬間グラハムがうしろからの突きあげの振動で軽くえづいた。

「ガ…ハッ…はあ…」
「チッ」

舌打ちしてグラハムの腰をつかみピストン運動をくり返す男をにらみつける。
いつもはきっちり結ってある髪がみだれて肩にかかっていた。
眉を苦しそうに寄せていてジョシュアのキツイ視線に気づいてない。

「あぁ…君はなんて堅いんだろうね…でも、気持ちいいよ…」

カタギリにそう言われて上官は心なしか表情をほころばせた。
ジョシュアはそれが気に入らない。さっきとはちがう攻撃的な衝動に駆られて
伸ばした手で巻き毛を掴みあげた。男根を包んでいたぬくもりをムリヤリ引き離し
上官の顔に思いきり白濁液をぶちまけてやった。

「あっ…」

突然ふりかかった生温かいどろっとした感触に上官は驚いたように身を震わせた。
目にも飛んだせいで深緑の瞳を満足に開けられないでいた。

「きれいになったじゃないですか、上級大尉殿」

いやらしく煽るように言ってジョシュアは上官の唇を指でなぞった。そのまま重ねる。
年より幼い顔を汚す精液をさらに擦りつけるように愛撫しながら
舌をからませて吸いあげ何度も唾液を送りこんだ。

「んっ…ンッ」

くぐもったグラハムの喘ぎ声にまた中心が疼くのを感じながらジョシュアは考えた。
なぜこんなことになったのか。なぜグラハムをカタギリと共有するはめになったのか———

続き▽

| ジョシュア::5:カタギリ、ジョシュア2 | 2008,02,07, Thursday 03:17 AM

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